以前、看護学校の教員をしていたものです。
現在は看護師に戻っています。
看護学校を受験する方々には、さまざまな動機の人がいました。
「昔から憧れていた」
「人の世話をするのが好き」
「手に職をつけるため」
「親がそうだったから」
「他に行く学校がなかったから」
「親や学校の先生に薦められたから」
「夫が亡くなり子供を一人で育てていくため」
ちなみに私の動機は、
「親に『資格を取って職に困らないようにしろ』と言われ続けたから」です。
看護も福祉も、人のお世話が好きであることに越したことはありません。
しかし、いろんな学生さんをみていて思うのは、
学校へ入って知識を得、実習へ出て、人と触れ合うことで
変わる人、変わらない人、さまざまだということです。
変わる人は変わります。
途中でドロップアウトする人も、年に数名います。
ほとんど毎年です。
やはり自分には合わない・・・と。
どんな動機であろうと、結局は本人の「やる気」次第です。
その「やる気」が出るかどうか、続くかどうかが
不安ということなのでしょうか?
夜勤あり残業あり、体力勝負、危険、これは本当です。
(これは、福祉の分野でも同じでしょう。)
もちろん、夜勤なし残業なしのところもありますが。
(ケアマネージャーや治験コーディネーターといった違う分野への
道もないわけではありませんが、
まず看護師としての経験が必要にもなってきます。)
ここら辺が不安なのであれば、
看護師や福祉関係の方のブログなどをみたりするともっと
具体的なことがわかるかと思います。
仕事として割り切って働くというのは、
ある意味必要な面もあります。
私とて、人生の100%が看護師ではありません。
しかし、割り切るといっても
機械的に流れ作業のようにこなす、
物を扱うように患者さんと接するという意味ではありません。
そういう割り切りならば、周囲から信頼されませんし、
かなり指導も入ります。
あくまでも、人として、社会人としての常識的行動で
あればそれは普通のことです。
例えば、毎日、5時間も10時間もサービス残業する必要などないのです。
いくつか同じ質問を立てられていらっしゃるようですが、
不安のほうが強いのなら、違う道を探したほうがいいでしょう。
要はpoporon529さんのやる気、「自分はやる」という意識次第です。
そうでなければ、資格を取る以前に
学校へ通うのも苦痛でしかありませんから。。。
全てはpoporon529さんのやる気次第です。
お礼
看護学校の教員をされていたということで、貴重なご意見ありがとうございました。私自身こんな年になって自分の生き方を決められずにいることを恥に思います。 やはり最終的には自分の意志次第ですよね。気持ちの整理をもう一度やってみます。ありがとうございました。