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歯科治療の疑問~レントゲン、麻酔
今週、火曜に上左の親知らずを、金曜に上右の親知らずを抜きました。左はレンドゲンを撮りましたが、右はレントゲンを撮りませんでした。無事に抜けたのですが、(1)レントゲンで確認せず、抜くということはありえるのでしょうか。また、一度目は抜く歯のまわりのみ、麻酔が効きましたが、二度目は舌半分とくちびるまでかかりました。質問すると、液がこぼれただけなので大丈夫というような回答でしたが、(2)一度目は上手くいって、二度目は下手だったという事なのでしょうか。それから、麻酔が二度とも二時間半ほど効いてました。以前他の病院で抜歯、神経を抜いた時は30分程度で麻酔がきれました。(3)今回の抜歯でこんなに長い時間効いている麻酔は必要だったのでしょうか。 まだ治療した方が良いと言われてる歯があり、疑問があるまま通うのは不安なので、わかる方いらっしゃいましたら、教えて下さい。
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歯科医師です。 1)親知らずでも萌出している状態や、反対の歯の状態を参考に必ずしもレントゲンを撮らないこともあります。被爆や撮影料のことを考えると良心的とも言えなくはないかと思います。 2)上の親知らずでも麻酔の部位によっては、組織の隙間から麻酔薬が広がって、広範囲に効くことがあります。通常注射で使う麻酔薬の液はこぼれたのが付着しても、そこまでは痺れません。 3)麻酔の効きは必ずしも同じように効かせても、同様ではなく、作用時間には差が出てきます。ちなみに抜歯後にある程度痛みを抑えようとしたら麻酔薬が多い方が術後の疼痛は少ない傾向にあります。 患者さんが疑問に思うことは医師の説明不足のこともありますが、逆に質問を受けないと何を疑問に思っているか分からないことがあります。ですので、気になることは質問して、丁寧に答えてくれれば問題ないですし、答えの対応が悪いときは転院を考えても良いかも知れません。
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- someyaDC
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不信や不安に思われることは、治療前に解消しておくことをおすすめします。 コミュニケーション上手がイコール治療上手ですから。あらぬ心配を防ぐと思います。 1. 全体のレントゲン(パノラマ)を撮られている場合は、撮らなくても済む場合が多いです。前回の抜け方で、根の状態がわかり抜く事が目的ですから、すみやかに抜ければレントゲンの被爆も少なくて済みます。 上手な術者であれば、必要ないものですが、撮らなければ術者が確認しにくいものですし、また撮れば撮るで毎回撮られると指摘される方もおります。被爆の観点から、必要以上に撮りたくないと思われるからもいます。 撮らないことは、よりよい治療としてベターと判断されます。 2. 麻酔も似たような所があります。必要以上に打つと麻酔効果が高まり、痛みもないのですが、治療後の麻酔の切れる時間が長くなります。 上手ですと、麻酔後若干の痛みのあるのを確認し追加して打ちます。(しかし、人によっては、麻酔が効かないことが下手な歯科と思うことがあります) また、患者さんのコンデションもつねに一定ではなく、情緒と関連して不安なことがある場合、一定の麻酔効果が減弱されてしまうこともあります。よってより多く打つ場合があります。溢れてしまったことで、追加されたのではと思います。 3. 痛みを感じないことで満足されるか、痛みを伴ってもすぐに麻酔が消えてしまうほうをとるかです。 抜歯時に痛んでもよいのであれば、後者をとってください。 今後は、よく先生と相談され「疑問」を解消され相互理解のもとに治療されてみてください。相手も人間です、可能不可能もあります。
お礼
詳しく説明してくださり、本当にありがとうございました。3)ですが、他の病院で10年くらい前に左下奥歯(親知らずの隣)を抜いた後、薬を飲んでも痛みがおさまらず、一晩眠れなかった経験があるので、「左上親知らず」の時は麻酔が切れる前に痛み止めを飲みましたが、ボーっとして、眠すぎたのと、朝ほとんど痛みがなかったので、「右上親知らず」の時は飲みませんでした。麻酔が切れても全然痛くありませんでした。それで調べてみると、上の親知らずの抜歯は一番簡単で、痛む事もほとんど無いという事を知り、それなら、こんなに長く効く麻酔が必要だったのだろうか?抜く歯によってどれくらい麻酔を効かせるか使い分けられないものなのか?と思ったのです。でもそれはきっと難しいのですね。アドバイスを参考に今後どんな風に治療を受けるか考えます。ありがとうございました。
- aokisika
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(1)上の親知らずは根が短く、簡単に抜けます。ただし、人によっては根が二股に分かれていて、抜きずらい場合があります。これを確認するためにレントゲンを撮ります。でも人間の身体は、おおむね左右対称なので、左の親知らずがレントゲンで形がわかれば、右はレントゲンを撮らなくても「簡単に抜ける」という判断ができます。 (2)麻酔をする時に、注射針を刺す瞬間が痛くないようにする方法がいくつかありますが、その一つに、麻酔液をわざと少し漏らしながら刺す、という方法があります。こうすると刺す瞬間の痛みが少なくなります。ところで、注射針の先端の鋭さにはかなりのばらつきがあり、スッと刺さるものとなかなか刺さらないものとがあります。スッと刺さる針に当たると麻酔液がほんのちょっと漏れただけで刺さりますが、なかなか刺さらない針だと、刺さるまでに時間がかかるので、麻酔液のもれる量が多くなります。 また、(3)の質問とも関連しますが、歯を抜く場合には歯の周囲の数箇所に麻酔注射をする必要があります。このとき歯茎の細胞と組織の状態によっては、歯ぐきに注入した麻酔液が、注射針を抜いた後の穴からにじみ出てくることがあります。 こういった理由で、麻酔液が漏れ出てきたものと思われます。 (3)歯の神経を取るためには歯の根の先端の、神経が歯の中へ入っていく穴の部分に麻酔をすると、歯の中の神経全体の感覚が麻痺します。 しかし、歯を抜く場合には、歯の全周にわたって歯と歯ぐきをつないでいる繊維を引きちぎりますから、歯の周囲全体に麻酔をする必要があります。したがって、必要な麻酔液の量は多くなります。
お礼
早々に回答いただきましたのにお礼が遅れてしまい申し訳ありません。詳しく説明していただき、大変参考になりました。本当にありがとうございました。
親知らずを抜いた記憶は無いのですが、膿漏で全部(逐次)抜いて全義歯です。 歯の状態によってはレントゲンの無い時もありました。 左の時に一緒に撮っていませんか? 抜歯が解っていて近い日に行う場合には同時に撮る事があります。 麻酔はその日の体調によって効きかたが異なる場合があります。 二時間位は効いていたことがありますよ 麻酔液の「こぼれ」はよくありました。注射針を抜く時に液が残っていると起った様です。 下手では無く注意力の問題だと思います お考えの通りで疑問を残して治療の継続は良くありません。 医師に良く確認され納得が行かなければ転院も選択肢です
お礼
早々に回答いただきましたのに、お礼がおくれてしまい申し訳ありません。レントゲンですが、左の時は左のみしか撮ってませんでした。おっしゃる通り、納得できなければ転院も考えようと思います。ありがとうございました。
お礼
色々わかりやすく教えていただきありがとうございました。参考になりました。
補足
2)についてですが、麻酔は、一本抜くのに、表と裏一度づつ針をさしました。常に、麻酔薬が無駄に広範囲に効かぬように打つ事はできないのでしょうか? ☆左上親知らずの時は、患者さんが私だけだったので、麻酔を打ってから、2~3分で抜きました。右上の時は、ものすごく混んでいたので、麻酔を打ってから、他の患者さんの治療にあたり、15分~20分ぐらい待たされた後に抜きました。実際のところ、麻酔が効いてから時間でいうとどれぐらいのタイミングで治療するのがベストなのでしょうか?教えていただけないでしょうか。お願いいたします。