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バックアップのメディアについて
先日私の職場で、サーバを圧迫しているデータを別の記録媒体に移すという提案が挙がりました。 そのサーバとは、ある一定のディスクスペースが各部署に割り当てられており、情報機器管理部署が毎日バックアップを取って管理しているシステムです。 そして問題のデータの中身は、 ・2度と使わないようなデータ ・たまに使うけどほとんどアクセスしないデータ ・でも消えるとすごく困るかもしれないようなデータ が対象で、容量は120GB程度です。(WMV/MPEG動画や画像ファイルが多いようです) 職場の大半の人は、LANディスク(アイ・オー・データのHDL-GXRシリーズのような)を採用し、その中にデータを移動して自分の部署で管理し、 常時みんなで見れるような構成を推薦していました。 ですが、自分は上記3つの条件から考えて、全てDVD-R、DVD-RAM、MO のいずれかに保存して本棚にしまっておけばいいのにと思いました。 理由は、 ・ハードディスクは故障率が高い。 ・使用頻度が低いのだからHDDにして常時稼動にこだわる必要無し。 ・DVD/MOも破損の恐れがあるが、保管状況によってはHDDより安全。 ・DVD/MOはHDDに比べコストが安く、バックアップに向いている。(複数枚コピーしておく) などです。 この件について、お勧めの記録メディアは何が最適だと思われますか? データ整理で容量を減らす事は条件に入れません。 選択肢は上記以外の記録媒体でも構いません。 ご回答宜しくお願いします。
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もっとも推奨するのはMOです。 但し記憶容量は最大1.3GBと少ないです。 次ぎはDVD-RAMですね。 カートリッジに入っているタイプなら埃の進入を防いでくれます。 DVD-Rもいいですが紫外線による表面劣化は避けられません。 暗い場所や紫外線を出さない照明ならいいです。 HDDはバックアップにはなりません。 理由: HDDは接続するコンピュータ(サーバ)に依存します。 DVD-RやMOの場合はコンピュータ(サーバ)に依存しません。 全く新しいコンピュータ(サーバ)にデータを復元できますがHDDだと接続環境を構築するなど作業が付いて回ります。 HDDは構造上制御回路やモーターやアクセッサなどの動作部分を持っています。これが故障した場合、HDDの記録磁性部分を取り出すのは専門業者でないと不可能です。 フォーマット形式とファイル形式の問題はHDDもDVD-Rもあります。 ファーマット形式はHDDの根幹部分ですので非互換の場合は全く中身を見る事ができません。 ファイル形式の差異であれば対応ソフトの問題だけでOS上では全く関係ありません。 それからコストです。 ランニングコストでは圧倒的にDVD-RやMOの方が安いです。 これらのいくつかの問題があるのでHDDをバックアップの長期保存に使うような愚行はコンピュータ屋さんは行いません。 但し数10TB~1PB超のストレージに3重4重で保管するならそれもありかもしれません。いわゆるジェネレーション管理です。 MOドライブが未だに製造されてサーバに内蔵されたり外付けで自動マウント装置まで付いたのが販売されているのこう言う理由だからです。
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- taikon3
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またまたですが(^_^; HDDの全消えは経験した事がありません(正確に言うと経験はありますが、いつもバックアップがあるので、事無きを得た、ということですが。 物理的なバックアップは半年ごとに、友人宅に預けています、うちが大阪なんで九州の大分と東京に、まあ東京は地震が多いですが日本沈没でも無い限り、この3者が一度に潰れる事はありませんので、その辺は安心しています(いづれも仕事用のデータです) 個人用のデータは、ネット上にあるディスクスペース(オンラインストレージ)です、こいつはサービス会社がきちんと管理してくれますので、こちらの投資とか管理とかが不要なんで楽ですね(^_^; パソコン歴は、んー25年ぐらいですね
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 やっぱりHDDの臨終や壊れ方は運なんでしょうね。 人によっては入社30年間で自分が遭遇したことは無いという人もいれば、 新品で支給されたパソコンのHDDが1年目で故障した人もいました。 他にも、3年とか5年とか10年とかまばらのケースも聞きました。 >HDDの全消えは経験した事がありません HDD派ということもあってバックアップもしっかりされているようですね。 ただ、本件で私が問題視したのはLANディスク1本で運用しようとしていて、そのバックアップを考えている人がいなかったからです。 また、他の回答者様にも見受けられますが、 ・2度と使わないようなデータ ・たまに使うけどほとんどアクセスしないデータ の条件を見落とされてるような気がして、こちらとしては少々戸惑っております。
- taikon3
- ベストアンサー率22% (803/3613)
DVDやMOがダメというのは経験からです。 MOが読めなくなる、よくあることです。CDやDVDのメディア、これもよく読めなくなります。初期のDVDなんて100年持つって宣伝してましたが(それでDVD-RAM買いましたが)今、読めないのが多いからです。 HDD、20年前のでも読めています、それようのPCを保管していますので。 この先記録するデータが巨大化していく可能性が大きくなります、うちの仕事だと4.7GBのDVDだとそれだけでHDD1台あたり100枚以上のメディアが必要になっていつ読めなくなるかが判りませんので。 新しく出た記録方法は、経年という経験が無い限り使わないほうが、安全です。 1.3GBのMO、こいつも安定しないですね、一番安定してるのは640のMOです、その前は256のMOでしたが。 あと、将来MOは無くなります(今でも機械が少ないですし) 日常のデータのバックアップやサーバーがなぜHDDなのか、という事を考えれば判ると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問欄の条件に沿って言わせて頂きますと、HDDを採用した場合、おそらく常時LANに接続されることになると思われます。 ですからバックアップメディアにHDDを選ぶと、常時使用のHDDのバックアップに別のHDDということになりそうです。 故障率に関しては暗黙の了解にしてしまいましたが、それぞれのメディアの最適な保存環境において保存した場合を考えています。 ですのでHDDの場合、ディスクと機構部品が一体になっているので、その分リスクを孕んでいるのではないかと考えました。 ただHDDも、マスター用としてのバックアップを常に安全な場所に保管しておけば、十分バックアップとして役割を果たせますね。 日常のバックアップやサーバーがHDDなのは、RAID構築やさらにそのバックアップも定期的に自動で行われているからではないでしょうか? 確かにこのような芸当はDVDやMOでは出来ませんね。 ただ本件ではコストがかかり過ぎるためこれはちょっと出来そうにありません。 また、私の経験も言わせていただきますと、 CD-R・DVD-R・DVD-RAMは安いメディアでは読めなくなった経験がありますが、有名どころのメーカのメディアではありません。 (CD-R:8年、DVD-R:5年、DVD-RAM:3年)←ただしこれらの使用頻度は稀です。 HDDはOSがエラーを起こしたときにデータディスク内数十GBのファイルが一瞬に破損した経験と、 Cドライブの動作が不調になりS.M.A.R.T機能でHDDの故障を確認した経験がありました。 社内や友人関係の間でも、HDDが壊れたという声をちらほらと耳にします。 でも個人的にはHDDをバックアップで使っていたりもします。 ちなみにPC暦は8年です。
- ponpoko213
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どちらが絶対ということではないと思います.使い分けではないでしょうか. メディアの信頼性に関しては,さまざまな議論がありますとおり,どれも100%というわけではなく,どれもが必ず失敗する,というほどひどくはありません.確かに一般論では,パーマネントに保存するのであればMOや磁気テープが向いているという議論もありますが,膨大な品質情報などはある期間のバックアップはHDDに行っているという企業も数多く有ります.この観点で断定的な結論は出ないと思います. また,取り扱いについても,今日SATA/ATA←→USB変換ケーブルを使うとポータブル外付けディスクとして扱えます. 違いは,バックアップ作業及び,バックアップしたデータの使い方により発生すると思います. 頻繁にバックアップをとるのであれば,HDDやメモリカード以外の手段はつらいと思います.128GBをバックアップするのにDVD-Rやブルーレイでどれほどの手間がかかることか. また,頻繁にバックアップデータを取り出したい時もこれに準じます. こういうときは,容量あたりの単価や書込み速度の点でHDD以外には無いと思います. パーマネントに保存したい場合には,データの取り出し単位のルールを決めた上で整理しながら必要最低限の完全永久保存版をDVD-Rやブルーレイ,MO,磁気テープ等に複数焼くのが一般的ではないかと思います. 私のところのご紹介をすると, 会社での一般的な取り組みとしては, 日常のバックアップはHDDです.衝とするHDDはRAID5やサーバ(+ストレージ)の2重化を組みます.実際,リアルタイムに発生する,絶対に失えない大事なデータのバックアップを考えるとこのような方法しか無いですよね. これとは別に,システムパフォーマンスに影響が出ないように別なHDDにバックアップデータを自動コピーしておきます.これも,人手がかかるハンドキャリーメディアではちとつらいところがあります.更にデータの形を変えて1週間/1ヶ月おきにバックアップすることもあります.アクセス頻度がほとんどなくなったデータは,最低限のものだけをDVD-Rに焼いて保管します. 自宅では,WEBサーバ/MailサーバとFileサーバに分けてサーバを2台持ち,たまに,双方のデータを双方に手動コピーしてバックアップしています.写真のようなものはデータが取り出しやすいので,年代別にDVD-Rに焼いたりもしますけれど,今はめんどくさいのでHDDですね. S-ATAも出てきましたので,個人レベルでRAIDも組めるようになりつつありますし,ケースを考えいろいろなメディアの使い分けで行うのが良いと思います.バックアップメディアとして,HDDもNGじゃないですよ.
お礼
ご回答ありがとうございます。 私も今回の件は使い分けがポイントになってくると感じておりました。 DVD/MOに保存するのにも、誰かが保存ルールを決めて保管方法も管理しデータの利用者にも使用方法を周知させておく段取りが必要ですね。 やはり大きな手間を考えると、 誰か管理者を決めてバックアップと保管ルールは任せておき、 それとは別に一般の利用者はローカルのHDDに保存された方を閲覧してもらう というやり方が現実的かもしれませんね。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
プロの写真家の方はバックアップ媒体にHDとDVD-RAM、もしくはDVD-RWの併用が多いようです。 HDもRAIDを使用し、保存用のHDは取り外し保存しているようです。 最終的な保存媒体としてはDVDを、使用する可能性のあるものはHDに、という使い分けが多いようです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 使い分けという手段もありますね。 確かにDVDにコピーした上でHDDで運用というのも1つの手段になるかもしれません。 ちなみに、社内の情報機器管理部署もRAIDを組んだ上でさらにバックアップを取っているとの事でした。 HDDで運用する場合の標準的な考え方なのでしょうね。
- taikon3
- ベストアンサー率22% (803/3613)
・DVD-R、DVD-RAM、MO はもっと故障率が高い ・どれに入っているか探すのが手間、仕舞うのも手間、仕舞い忘れて紛失や破損する事もありますし。 ・HDDのほうが安全です、記録媒体としてDVD-R、DVD-RAM、MO は安定していません ・HDDのほーがコストは安いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 HDDはDVD・MOにバックアップするのに比べて、手間と時間を考えればコストが安いというのは一理あると思います。 ただ今回の場合、 「使用頻度が低い」という条件があるので「しまう手間・探す手間」は優先順位が低いと判断しての考えでした。 「しまい忘れ・紛失」も最悪「複数枚コピー」でカバーできると思いました。 すみませんが、HDDよりDVD・MOの方が故障率が高く安定していないという理由が理解できませんでした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >もっとも推奨するのはMOです。 >次ぎはDVD-RAMですね。 私も第一にMO、次に大容量を考えるとDVD-RAMという考えす。 やはり両方に共通している「殻付き」が保存に向いていると思いました。 >HDDはバックアップにはなりません。 HDDがバックアップに向いていない理由ってこんなにあったんですね。 気が付かなかった理由まで知れて勉強になりました。 >MOドライブが未だに製造されて… MOドライブが消えないのも、こういう背景があったんですね。