>キャッシュカードは別として、1枚のカードで上記の個人情報やそれぞれのポイントなどを管理する事はできないものなのでしょうか
ICチップ上に多くの情報を記録できるものが増えつつあります。病院でいえば、違う診療科にかかっても、薬剤の処方された内容、過去の病歴、支払いの遅延などの複数の情報が一枚で情報共有できるようにテストされている地域もあります。
ここで電子マネーまで管理できるようにすることにより、クレジット機能やプリペイド機能が一体化し、必要に応じて他の記録も読み取り可能で、知られたくないような記録まで本人に知られずに多くの人が共有できるのです。
それを元に、この人はケチで苦情を言う人だからなどの応対をされ、知らず知らずに不利な対応、値引きを求められるタイプだから多めに請求しようなどと、初対面の店で対策が採られます。
また、歯の治療に行っても、この人は難治性の水虫で皮膚科にかかったから、使ったスリッパを廃棄しようとか、触った場所をていねいに消毒しようなどと思われるかも知れません。
同様に、情報共有で、店や会社、病院などに知られたくないような嗜好性、支払い状況、買い物の明細などを分析され、それとなく高額のものを通信販売で購入させようとダイレクトメールを送る資料に情報提供料と引き換えに使われたり、誰が情報を漏らしたか知らないうちにあなたに対する勧誘が増えてくる結果になるかも知れません。
便利と引き換えに情報を流される、手数料を取って、それ以上の利益を使える企業に提供する、最終的には、その負担が利用者にかかるのです。
クレジットカードだって、加盟店が5%とか利用手数料を引かれて振り込まれることになりますので、自分の店舗の発行のものだと手数料が半額とか、ほぼ無料になるので、その分、サービスとして利用者に還元しているだけなのです。短期的に見れば、現金が利益を確保できるのですが、リピーターとなって将来の利益を確保したいから、店ごとでカード発行していますので、それをまとめるなら、すべてを百貨店内の店舗で利用するとか、電子マネー機能つきの携帯電話などの情報量の確保できる方法となるのです。
あまり細かく書くと、いいがかりだと追求されますので、可能性のあるなし、実際に、情報共有するということがどういうことかを指摘しただけと弁解しておきます。リピーターが確保できなければ、その店の発行カードの意味がないし、そこの店だけで利用できるものほど安全性が高い、情報が漏れれば、その店の信頼が無くなり、存続に関わるので管理も厳しいということなのです。
もっとも、個人でそこまで気を使う店舗はありませんが、スタンプカードなどの電子化しないでも使えるものが一番、個人情報が集められていない安全なサービスとも言えます。
お礼
ありがとうございました。 参考にさせて頂きました。