1. 問題ありません。
<浜松~新下関>は券面の経由にかかわらず、新幹線と在来線のどちらも自由に選択できます。必要な区間だけ新幹線を利用してください。通常は発券の際の経由記述量や乗車券確認の容易さから新幹線経由で発売されることが多いようです。往復で新幹線の利用区間が一致している必要もありません。往復とも自由に新幹線か在来線を選択してください。
また、券面の経由にかかわらず、新幹線・在来線のどの駅でも途中下車できます。
<新下関~博多>は在来線経由と新幹線経由で運賃が異なりますので、購入時に経由を指定してください。この区間は、券面に表示された経路でのみ利用できますので、新幹線経由の場合は在来線を利用できませんから在来線の途中駅での途中下車もできません。利用当日に新幹線・在来線の経由を変えたい時は乗車前に窓口で乗車券の経由を変更するようにしてください。
この区間は、新幹線と在来線の経由が往復で異なっていても、特例として往復乗車券となります。従って、往復の経由に関わらず往復割引乗車券として成立します。
新幹線と在来線については、このように新下関駅を境に利用方法が変わりますのでご注意ください。
途中区間を放棄してもかまいません。往復で一致している必要はありませんので、乗らなくてもよい区間は自由に放棄してください。
2. 新幹線の特急料金は新下関~浜松間の通しの料金となります。
ひかり・こだまの指定席特急料金 \6,710-(通常期)
これをベースとします。
全区間自由席の場合はこの値段から510円引いて \6,200- で確定です。
お好きな区間でのぞみ号を利用できます。何度利用してもかまいません(のぞみ→こだま→のぞみ→ひかりなどの利用もOKということです)。
1区間でも指定席を利用する場合はこの値段(通常期)となります。
指定席の利用がのぞみ・ひかり・こだまかは関係ありません。
のぞみ号を利用する区間は区間に応じた加算額を加算します。
新山口~名古屋をのぞみ号とする場合は加算額が \500- です。
これに、繁忙期+200円、閑散期-200円した額が指定席の特急料金です。
従って、ご質問のケースでは \7,210-(通常期)となります。
すなわち、全区間自由席利用のときだけ安くなりますので、一部区間指定席でも全部指定席でも値段が変わりませんので、中途半端に自由席を利用してもお得になりませんから、指定席なら全区間を指定席とするとよいでしょう。
今回は該当しませんが、通算するより利用区間に応じて分割した方が安くなる場合は、分割して計算します。
ご利用を予定している新幹線に指定席があるなしに関わらず上記方法で計算します。利用予定のうちの一部列車に指定席がないことを理由に安くなることはありません。
お礼
とても詳しい回答ありがとうございます! 時刻表を読み今回のルートを考えましたが、細かい部分の解釈がよくわからず心配でした。 特に新幹線と在来線の扱いについては勉強になりました。 明日にでも購入してきます。 後ほどお礼ポイントを付けさせて頂きます。