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GP-IBについて
GP-IBの利点について教えて下さい(できれば具体的に)
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- etosetora
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ヒューレットパッカードっていう会社知ってますか? コンピュータ専門メーカーという認識を持っている人もいますが、そもそも計測器のメーカーです。このhpという会社の計測器用インターフェースおよびプロトコルがHP-IBです。これがGP-IBの親です。 「数年前にアジレントテクノロジーという会社に社名変更しました」 GP-IBはビギ―バック(豚の背中)と呼ばれる24ピンのコネクタがオスとメスが背中合わせになった専用ケーブルを使用します。このコネクタは3段とか4段とか重ねて接続できる構造になっています。 GP-IBではトーカーとリスナーが1対1でトークオンリーモードで使用する場合もありますが、普通はコントローラ1台とその他15台とか32台とかの機器を接続して通信します。 コントローラを含めて0から32のアドレスを持ち、トーカーアドレス○○からリスナーアドレス○○への通信という形でアドレス指定で通信します。 GP-IBの一番の特徴は、計測機のメーカーが違っていても、通信できるということです。一見当たり前のようですが、今でも特定のシリーズ間同士とか同一メーカー同士しか通信できないようなものが多い中で、まれな存在です。 通信の形態はパラレル通信ですが、コントロール線が充実しており、シリアルポールとかパラレルポールとかの割り込み処理にも対応しています。パラレルポールでは、特定の機器に信号線を割り付け、その信号線で高速にインターラプトがかけられます。 通信の方法としては3線ハンドシェークという形を取り、ビジー、アクノリッジ、などの信号線がワイヤードオア接続であることから、信号を監視して、全ての機器に確実に通信できる方式が取られています。 逆に反応の早い測定器と遅い測定器を同一のグループにしてしまうと一番遅い測定器のスピードに合わせられてしまい、高速通信出来なくなってしまうという欠点もあります。 ケーブルを配線する場合はコモンループによるノイズに注意が必要でグランド線で大きな閉ループを作らないような工夫が必要です。 そもそも測定器用のインターフェースなので、パソコンと周辺機器間のように、日進月歩のインターフェース(データの取りこぼしが重要でない環境)とは 比較できない部分もあります。 普通の人が普通に生活している分には、全く縁の無いものです。
- First_Noel
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RS-232Cに比べてとても速いです.
- imogasi
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下記のWEBページはいかがですか。素人感想.インターフェースとして(1)RS-232cに比べ、8ビットパラレルでデータ送信されるので速い(速かった)こと(2)伝統があり、機器・ソフトとも揃っていること。しかし退潮の感あり?時代の流れは、高速シリアル化の流れらしいですね。 http://cppc01.kek.jp/~sakai/old/GPIB.html http://www.ksky.ne.jp/~guardian/simple/sonota/gpib.htm http://www14.big.or.jp/~kawamura/gpibmemo.html http://www.ms.takushoku-u.ac.jp/~horikawa/gpib2/ http://www.mci-eng.co.jp/web/product/gpibc/gpibc.htm http://www.apc.ehdo.go.jp/seminar/h13/3kei/31101.htm