以前大月に住んでいたことがあります。高校生の女子はほとんどが地元のT高校かO高校で,当時は確かどちらもセーラー服だったと思います(今は変わったかも)。
そんな中で,たまにトンネルを越えて英和まで通っている人がいました。他校の制服と比べると,山梨英和のセーラー服は,オーソドックスなデザインの中に,洗練された美しさがあるといいましょうか,とても整った印象がありました。
3本のラインと,かえで(でしょうか?)の形のバッジもおしゃれでした。
firefireさんは,No.1の回答を読んで,もしかしたらショックを受けておられるかもしれません。(自分が質問者の立場だったら,数日間落ち込んでしばらくパソコンの電源も入れられないかも)
でも,いろいろもっともらしく書かれていますが,要するに個人的に好きじゃないということでしょう。
単に「減少」といえば済むことを,まるでセーラー服が悪者であるかのように「追放」なんて言葉を使ってみたり。
質問している人が「感想を書いてください」ではなく「(感想を書いて)勇気づけてください」と書いているにもかかわらず,何もわざわざこういう返事をしなくたって…と私などは思いますが,まあ世の中には色々な人がいます。
あまり気にしないほうがいいと思いますよ。
質問者がもし事実を間違って書いていたら,回答者がそれを正してもいいとは思いますが,制服のデザインの評価なんて,正しいとか間違いという問題ではなくて,好みの問題,主観の問題が大きいのだから,あえて「訂正」する必要はないと思いますがねえ。
もちろん,私の大月時代の印象だってあくまでも個人的な主観です。大月市民がみんな同じことを考えていたはずはありません。
「都会のことを知っている私は」という優越感丸出しの言い方がイヤミですが,私もしばらく都内の私立女子校で教えていましたから,それなりの制服事情は知っているつもりです。
確かに,1985年だったか,港区にある頌栄という女子中・高校がブレザー+チェックのスカートを導入してから,真似する私立校が続出したのは確かです。
また,当時の「つっぱり姉ちゃん」たちがスカートのすそを長く伸ばしていた姿を連想させるような,ここといった特徴もなくあまりおしゃれとはいえないセーラー服は,かなり淘汰されたと思います(とくに私立から)。
しかし,おしゃれで洗練されたデザインのセーラー服は,その学校の個性としてしっかり残っています。
例えば雙葉。例えば女子学院(着用は自由だけど)。例えば白百合。例えばフェリス。例えば日本女子大附属中。例えば富士見中。例えば東京女学館。
もちろん東洋英和も,山梨英和も。
女学館の生徒がもつ,自校の制服に対する愛着の強さは,英和生に匹敵するかもしれません。これを着たくて受ける生徒がいまでもたくさんいます。
また,もともと高校しかなくてブレザーだったところが,中学部を作ってそちらはセーラー服にしたという事例もあります(日大豊山)。
要するに,セーラー服であればなんでもよし(?)という安直な発想(あるいは神話といってもいいかも)から抜け出して,セーラー服もブレザーも他の制服も,自由に比べられるようになったということではないでしょうか。
制服の現物を見ていますので,一応「経験者」としておきます。(^^)