>今後の金利上昇につい て、見解を聞かせて下さい。
実際にどうなるのかというのは誰にもわかりません。
今現在はまだ少々いびつな状況にあります。
というのも、経済活動は活発であり、非常に好景気といえる状況ですから、本来はもっと日銀の金利は高くしていてもおかしくありません。
しかしながら金利が低い最大の原因はデフレが解消していないことです。
何故解消していないかといえば、それは労働者の平均賃金がいまだに下降を続けているのも背景としてあると考えられています。
ただこの状況がずっと続くとは思われません。一つにはいずれ労働力は不足していくことが明らかであり(少子化が大きな原因)、格差社会ということで、政治的にも問題視されているため、解消に向けて何らかの政策変更がなされる可能性があることなど、色々将来的にはこの問題は解消に向かおうとするでしょう。
ひとたびデフレが収束しインフレ経済となれば、過剰なインフレを避けるために金利政策はもっと積極的に行われるようになるでしょう。平たく言えば金利を上げるということです。そしてそれは長期金利など住宅ローン金利に跳ね返ります。
最近長期金利が上昇を始めているのは、その兆候が始まっていると見ている人たちが増えている証拠でもあります。
さて、今後の金利の予測ですが、これは非常に難しいです。
もし、うまくいく理想パターンとしては、緩やかな経済成長、緩やかなインフレが続くことであり、それをペースに考えるならば住宅金利はせいぜい3~4%程度にとどまるとも考えられます。
しかしながら、経済というのはなかなかうまく緩やかな成長はしてくれません。なので短期的には金融引き締めなどにより経済が過熱すれば金融政策にて緩和させることが行われることなりますので、一時的には5~6%になることも考えられます。
また、経済成長、あるいはインフレが思いのほか進んでしまう可能性もなくはありません。なぜならばこれまでの長い間の低金利政策により相当な金余りの状況になっていましたから、それがそのうち影響が現れて、6%を超えるという可能性がないとはいえないわけです。
ちなみに日本の過去の住宅ローンの変動金利の平均値は5%ほどです。
とはいえ平均的にこの数字となったのは高度経済成長時代を含みますので、今またそういう時代が来るとはあまり考えにくいということから、一時的には高くなっても平均的には5%は下回る、つまり先に述べた3~4%程度が限度ではないかという見方が有力ではあります。
補足
早速の回答、ありがとうございます。とてもわかりやすく説明していただけて感謝、感謝です。確かに今後どうなるかということは、誰にもわかりません。が、回答者様のように説明していただけると、わずかでも不安な気持ちがやわらいで、元気が出てきました。大変恐縮ですが、もう一つ伺ってもよろしいですか? 銀行は35年で返済できると見込んで貸し付けてるわけですが、金利が上昇し返済額における元金の割合が低くなり全然元金が減っていかない場合、35年で返すには月々の返済額が今の倍とかになる可能性もありますか? そうなると、とてもじゃないですが返済できないですよね、給料は増えないですし。銀行としては、返せないなら売却して一括返済してくれれば、それでいい。という事ですかね・・・(T T) 教えてください、お願いします。m(- -)m