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100wのウーファーに必要な体積
今回、知人とともにウーファーBOXを自作してみよう!という事になったのですが、そのBOXに必要な体積の求め方がわかりません・・。 知人いわく「てきとーでいいよ~」とは言ってるものの、自分で調べていくうちに必要な体積みたいのがあると耳にしました。 車におくようなウーファーBOXで、出力は100W。たしか(ここがあいまいなのですが)、ウーファーの直径が12cmくらいだったと思います。 抽象的な質問で申し訳ないのですが、もしどなたかお分かりになる方がいらっしゃいましたら、ご指導ください。
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> 知人いわく「てきとーでいいよ~」とは言ってるものの、 >自分で調べていくうちに必要な体積みたいのがあると耳にしました。 はい、その通りです。 スピーカーに用いられるドライバーはその設計により、最適の箱(エンクロージャー)の容量が異なります。どの位差が生じるかというと、例えば、 同じ口径20cmのドライバーなのに、その最適容量を規定すると、片や7~10リッターという小容量で収まるのに対し、あるものは最適で200リッターも必要であったりします。同じ口径なのに、8リッターと200リッターの差。これではとても、「てきとーでいいよ~」では済まされませんね。 そのドライバに対し、何リッターの箱が必要であるかは、密閉型、バスレフ型、バンドパス型など形式によっても異なってきます。そのとき設計で最適値を求めるのに用いられるのが、世界標準とも呼べるThiel Small Parameterと呼ばれるものです。 http://www.diysubwoofers.org/definitions.htm 数多くのパラメタが存在しますがこのうち箱の大きさを規定するために必要なのが、 ・Fs (裸の低域共振周波数) ・Qts (ドライバ全体での低域共振先鋭度) ・Vas (ドライバサスペンションをエアコンプライアンスに等価した時の容量) の3つです。 一般に、Qtsが高いほど、あるいはVasが大きいほど、大きめの箱が必要になると読めば良いでしょう。最終的にはCADアプリケーション等を用いて最適容量を探る必要があります。以下、箱を設計する際の指針にしてください。国内では比較的まとまっています。 http://lsp.x0.com/act/audio/index.html > たしか(ここがあいまいなのですが)、ウーファーの直径が12cmくらいだったと 一般に、口径が大きくなるほど上記Vasが大きくなり、つまり大きな箱が必要となります。だからクルマのシート下やラゲッジへ積み込める箱の容積を考える上で、口径は重要です。ただし計算には使いませんが。 密閉型でしたら内容積にそう神経質になる必要はなく、ある程度の幅は許されます。しかしバスレフやバンドパス型となると次第に神経質となり、内容積やポート設計が至適でないと容易に低域の音圧周波数特性にデコボコが生じ、音も不自然なものになります。 その、使用されようとしているドライバーのメーカー名や型番は分からないのでしょうか?
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- Too-mmy
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知人いわく「てきとーでいいよ~」で大丈夫です。SPメーカーの箱の大きさの推奨値というのが有りますが、 これは理想の物で、「てきとー」に作っても音は「それなり」にでます。 注意点は ・できあがり後、車(設置場所)に出し入れ可能な大きさで出来る限り大きい箱にする。 ・合板で制作されると思いますが最低15mm/t以上を使用する。 ・空気漏れがないよう接着剤はたっぷり塗る。ネジ併用で締め付けると完璧。 ・スピーカー穴の両脇に少し離して2本、前板と後板に太さの違う、つっかい棒をする。 こちらも接着剤とネジで固定し、スピーカー仕上げの時に工作粘土を巻き付ける。 ・カーショップ、中古ショップに行くと箱だけの売り物がありますが、 そういう物を参考に中を見て、形や吸音材をきめます。
- nokata
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ウーファー用BOXの体積はワット数では決まりません。 稼動部分すなわちコーンの直径(または半径)とQ0、M0など、稼動部の質量が必要です。 バスレフ型が効率よいでしょう。 吸音材を入れるなら吸音材の容積もプラスします。 体積の出し方は↓ですがおおよそですので後はダクトの長さや断面積をガーゼやストッキングなどで自分でチューニングするです。 http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/bassreff.htm 等価質量が大きければ小さな容積になります。
- fujiyama32
- ベストアンサー率43% (2298/5278)
次のURLを参照して下さい。スピーカメーカのサイトです。このサイトのカタログをダウンロードして、参考にして下さい。 http://www.fostex.jp/TOP/top.html 1)上の段にある[製品情報]に[カーソル]を移動し合わせます。 2)右端に[製品カタログ]が表示されますので、これをクリックします。 3)[スピーカー・ユニット関連商品]の下の欄に[スピーカー総合カタログ 2006.9月版]がありますので、この[図柄]をクリックします。 4)カタログが表示されますので、[保存]して、これを読んで下さい。 5)カタログより希望するサイズのウーファー用スピーカの形式を決めます。 6)カタログに、このスピーカの推奨する箱のサイズが掲載されていますので、これを参考にして方式やサイズを決めます。 7)カタログの中頃に資料も書かれていますので、これも良く読んで下さい。 ・既に、ご存じかも知れませんが、[Google]などの検索入力欄に[スピーカ 長岡]と入力、クリックしますと、諸先輩が作られた自作スピーカについて、いろいろな事項について述べられています。