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ホルスト「惑星」とリムスキー・コルサコフの「シェラザード」推薦盤は?

クラシック音楽の中でも抜群に描写的なホルスト「惑星」とリムスキー・コルサコフ「シェラザード」。ホルストは女学校の教師で、リムスキー・コルサコフは海軍士官という身でありながら、その管弦楽手法の妙には聞くたびに感心してしまいます。この2曲のみなさんの一押し推薦盤を教えてください。ちなみに現在の私の愛聴盤は前者がカラヤン・ベルリンフィル盤(第2曲金星が抜群!)。後者はコンドラシン・コンセルヘボウ管弦楽団です。

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  • Ta595
  • ベストアンサー率57% (525/911)
回答No.2

こんにちは。 推薦盤というよりは,個人的に好きなものをいくつか紹介させていただきます。 ひとつに絞れないのでいろいろと挙げます。 選ぶときのご参考になれば幸いです。 【惑星】 ☆ガーディナー/フィルハーモニア管 名演の多い本場英国系の中では新しい録音で,非常にバランスよく大変に聴きやすいと思います。ちょっとした旋律の歌わせ方などに,ああ,やっぱりお国ものはいいなあ,としみじみ感じたり(笑) ☆メータ/ロサンゼルスフィル 録音年代は古いですが,LPレコードとして発売された当時は名録音としてマニア必携の一枚だったはずです。(私は実際には当時の事は存じませんけれども・・・) 華麗で颯爽とした演奏は映画音楽のよう(もちろん,いい意味で)。 私が持っているCDは「スターウォーズ」がカップリング(笑)で,これがまた素晴らしい! ☆レヴァイン/シカゴ響 シカゴ響全盛期のパワーとテクニックが炸裂します。 ストレス発散にばっちりです。 ラトル/ベルリンフィルの幻の冥王星つきは,興味はあるのですが私は聴いたことがありません。 余談ですが,カラヤン/ベルリンフィルは私も好きです。 【シェエラザード】 ☆フェドセーエフ/モスクワ放送響 いきなり異色で申し訳ありません。コンドラシンを挙げていただいてましたのでこういうのもアリかと(笑) こういう味わいをなんと表現してよいのか,ちょっと言葉がみつからないのですが,シェエラザードで「音」よりも「音楽」に耳が向かう稀な演奏だと思います。もしもご興味があればぜひ。 (決してうまくはないです,念のため) ☆ゲルギエフ/サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管 ロシア風でもありエキゾチックでもあるこってりこてこての演奏です。 聴いていてゲルギエフの世界にぐいぐいと惹きこまれます。 ☆マゼール/ベルリンフィル こちらは一転してキラキラと光輝く感じで。こういうのも大好きです。 ☆チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送響 これまた異端ですが・・・。 音響の派手さや華麗さとはあまり縁がないですが,不思議なスケールの大きさと重量感のある,懐が深く内容の濃い演奏だと思います。 --- あっさり系が入っていませんが(例えばデュトワ/モントリオール響とか),私の好みという事でご了承ください(笑)

okum
質問者

お礼

早速ご案内ありがとうございます!こってりからあっさりまで、それぞれ味があり、これほど表現の幅が許されているのも珍しい両曲だけに、ひとつに絞れないのは実感としてよくわかります(それ故、質問させていただいた訳ですが)。ご案内いただいたすべて、私自身聞いていない演奏ばかりですので、貴重なアドバイスとして参考にさせていただきます!ありがとうございました!!

その他の回答 (5)

  • komimasaH
  • ベストアンサー率16% (179/1067)
回答No.6

両方ともロサンゼルス・フィル、ズービン・メータ指揮、LONDON/DECCA盤をお勧めします。 ブラスの迫力ときらめきがDECCA特有のシャープな録音ですばらしいです。 ズービン・メータはオペラの指揮も定評があり、カラヤンと同じように 歌詞を口ずさみながら指揮できるとか。ウィーンの歌劇場に呼ばれた のもさもありなんです。

okum
質問者

お礼

今となっては、どちらも入手困難な盤ですが、機会があれば是非聞いてみたいです。ありがとうございました!

回答No.5

シェエラザードは、迷わずスヴェトラーノフを推薦します!

okum
質問者

お礼

No.4の方もおっしゃっていますね!是非聞いてみます!

noname#62440
noname#62440
回答No.4

「惑星」はそんなに聴いていませんが、やはりボールトの最後の録音。「シエラザード」はエンリケ・バティス(爆演だそうな、ナクソスで廉価盤)、チェクナボリアン(リムスキー・コルサコフの管弦楽曲集4枚組でブリリアントから出ていて超廉価盤)、その他聴いたなかでは、スヴェトラーノフ盤が面白かったです。

okum
質問者

お礼

ご案内ありがとうございます。おとなしい評論家先生がたから決して出てこないようなお名前ばかりで、嬉しくなってきますね。貴重な情報ありがとうございます!是非聞いてみます!

回答No.3

シェエラザードのほうはそれほど持っているわけではないので、惑星のみですが。 ボールト指揮(EMI) ホルスト自演(Naxos) なんかはいかがでしょうか? ボールトはこの曲の初演者であり、この曲を得意としていた人だけに安心して聴けます。 ホルストの自演は、指揮の上手下手は別として、作曲者本人がこの曲をどう考えていたかが解って面白いですよ。それに、聴き込んでくると、なんとも味のある演奏です。

okum
質問者

お礼

ご案内ありがとうございます。私もボールト盤はこの曲の初演ということで聞いたことがあるのですが、カラヤン盤を聞いたあとだったせいか、あっさりした感じを受けたのを記憶していますが、ボールト自身、この曲を確か5度ほど録音しており、確かにこの曲の解釈では一番といえますね。あらためて聞いてみたいと思います。ありがとうございました!

  • sugartea
  • ベストアンサー率44% (43/96)
回答No.1

「惑星」は私も二枚のカラヤン盤がまず愛聴盤なのですが(ウィーン・フィル盤も凄いですよ)、それに劣らない盤はとなると、最新録音ではないですが…。マゼール指揮フランス国立管、第一曲から遅いテンポでじわじわと迫力を上げ最後に大爆発の聴かせ上手で愉しませてくれます。 「シェエラザード」も私はカラヤン盤が愛聴盤なのですが、これ以外では私が好きなのは、プレヴィン指揮ウィーン・フィル盤。しなやかで騒ぎすぎず、しかし迫力充分な演奏です。 他には入手は難しいかもしれませんし、録音もあまりよくないですが、トンデモ演奏を一つご紹介しましょう。 ゴロワーノフ指揮ボリショイ劇場管。何とコンサートマスターがクビになり、替わりにオイストラフがソロを弾いてます。唖然とするうまさです。

okum
質問者

お礼

早速ご案内ありがとうございます!惑星」マゼール盤、ぜひ聞いてみます!また「シェラザード」プレヴィン盤も一般に評価の高い盤ですが、評論家の意見に懐疑的な素人リスナーとしては迷っていました。同好の士の貴重な意見をいただき、是非候補にいれてみます。名ヴァイオリニストのオイストラフのコンマスぶりにも非常に興味をそそられますね。機会があれば是非聞いてみたいです!ありがとうございました。