スーパーウーファーをどのようにドライブするかで問題の有り無しが決まります。スーパーウーファー専用のパワーアンプを用いて(他の系列とは別のパワーアンプ)ドライブするのであれば、使用するアンプが3Ωのスピーカーをドライブできるものであれば問題ないでしょう。しかし現在のスピーカと並列に接続する(ネットワークを介して)ような場合は、スピーカーのインピーダンスが異常に低くなる(スピーカーのインピーダンスは周波数によって変わり(一定の値を示すものではありません。)最低音共振周波数直前で最低になる場合が多い)場合があり、アンプに過大な電流が流れ破損する可能性もあります。また、一般にスーパーウーファーが再生する周波数は、左右で同位相の場合が多くスーパーウファーが1本の場合どちらか片方のチャンネルのみに接続する事にり、片方のチャンネルのアンプにのみ負担を強いるようになり、これも好ましいとはいえません。
基本的には既存のオーディオシステムにスーパーウーファーを追加する場合、チャンネルデバイダーを通し左右の信号からスーパーウーファーに必要な低音部の信号のみを取り出し、スーパーウーファー用のパワーアンプに入力し他のスピーカーとのレベルあわせ(アンプのゲインまたはデバイダーのゲインで)をして、鳴らすのが一般的です。
アドオンタイプのスーパーウーファー(アンプを内蔵しているもの)ではこれらの回路が一体になっており、左右のスピーカーからの入力のみですむようになっているものがほとんどです。
ちなみに間違っても既存の左右のスピーカー出力を並列接続するようなことはしないでください。ステレオ音源では左右の位相が異なる場合が多く、位相の状況によっては左右のアンプの出力が逆位相になり出力をショートさせた以上に大きな負担をアンプにかけることがあります。この場合は一瞬でアンプが破損することも珍しくありません。
補足
回答,ありがとうございます。 アドオンタイプのスーパーウーファー(アクティブサブウーファー)を購入したいのですが,『パワーアンプにスーパーウーファーを接続し,スーパーウーファーに現在持っている左右スピーカーを接続する』という接続方法で合っているでしょうか?