そりゃあ「屁はなぜ臭いですか」ぐらいなら、「そんな事が気になるなんてヘンなヤツ!」で済むでしょうが。
「ンコはどんな味か」とか、「犯罪を犯したらどうなりますか」とか、いわゆる「変=フツーは考えないこと」を聞いたら。いや、「誰でも考えるけれどフツーは人前で口にしないこと」を言ったら。
相手は内心、『そんな願望があるのか?』『こんなヤツの仲間だとは思われたくない』、あるいは『俺にそれをするつもりじゃないだろうな』、などと思うものです。
別に、ちょっとぐらい変わった興味を持ってても、それが他人に何の影響もない事なら、別に接する態度を変える人はいません。
「コーヒーに砂糖はふつう10杯入れない?」と聞いても、「ヘンだよ!」とは言われるものの、ただ心配されるだけです。
しかし犯罪に近かったり嫌悪感を催すことだったりしたら、反感や気味悪さを感じる。
「考え方が理解できない」相手は何をするか判らないから。
そして他の人から「同類」と見られるキケンも想像して、相手は「引く」わけです。
「コーヒーに砂糖10杯」も、もしそれが自分の嫁さんになる人間だったら、将来甘すぎる料理を当然のように食わされる可能性があるから、態度も変わろうというもの。
逆に、ここのようにネット上なら実質相手は被害に遭うことはまずないし、第一、態度を変えるも何も、今会った他人だから関係ない。
というわけで、人間は「理解しにくいものに接する=通常と違う=対応できない=キケン」と感じるので、変な人はまず普通に接してもらえません。
食べ物も交通も電気さえ他人の力を借りて助け合っていかなければ生きていけない人間社会の中では、「変な人」として孤立してしまうのは死活問題です。イヤで当たり前。
なお、「変わってる人」と「変な人」「異常者」の違いは、要するにその「理解のしやすさ」の度合いにすぎません。
理解される努力があれば、多少ヘンな事を身近な人に聞いても大丈夫、という事になりますね。
補足
理解される努力があれば、多少ヘンな事を身近な人に聞いても大丈夫、という事になりますね なるほどそうですよね。 ありがとうございました