公式本(公式百科事典)によれば・・・
ドムの拡散メガ粒子砲は、メガ粒子砲の項目に「出力不足から所定の威力を発揮していなかった」と明記とされており、「実際には目くらまし用(接近する敵のカメラを焼きつかせる)として使用された」と明言されています。
さらに「発展途上で実用化された」とも書かれ、また「ビームによってビームを防ぐ」という方法(つまりガンダムのビームサーベルのIフィールドを干渉し一時的に使用不可にしたような状態を意図的に起こす)などの可能性があったが、これらはIフィールドジェネレーター(ビグザムで実用化)の実用化により不要になった、となっていますね。
ドムの項目でも「威力は飾り程度」とされています。また、リックドムにおいては、効果自体が疑問視されていた拡散メガ粒子砲は、欺瞞装置として地上以上によく機能したとなっていますね。
廃止されなかった理由は、怪我の功名的に、欺瞞装置として一定の効果を上げていたこと、他のタイプにとれる開発期間が圧倒的に短かったため、代替装備に変えることはおろか廃止する時間(フレームの変更をする時間)すらとれなかったことがあるのかと(ほかのタイプは1月くらいで試作作って動かしているわけですから、そのあたりの突貫工事的な感じは十分わかるかと)。
フラッシュ(ストロボ)などは基本的には電気放電ですから構造的には簡単な反面、ジェネレーターから直接打ち出すメガ粒子に比べ、システム的には面倒であると推測できます。
また、MSの場合、歩兵相手なら別に相手する必要は無いのです(マシンガンでは傷が付かないですし、歩兵用の対MS用榴弾も至近距離でなければ意味が無いですし、それ以前に歩兵の相手は歩兵にさせればいいのです)。
ドムの場合、ホバーは熱核ホバーという方式ですから、相当の熱を持っていると推測でき、究極的な話、歩兵相手なら相手の上を通過するだけで十分なのです(それだけで相手は丸焼け)。
また、120mmマシンガンはドムも装備できました(アニメ中ではバズしか装備していませんが、その後の作品ではマシンガン装備のドムはかなり出てきています)。基本的にはマニピュレーターさえ合えばあとは引き金を引くだけですので、ビーム兵器のようにジェネレーター出力が要らない実弾兵器は(連邦製ジオン製問わず)どのMSでも共通で使用できるのです。
お礼
ガンダムは1年戦争といっても残り3ヶ月からの話ですから、それを考えるとジオンのビーム兵器、モビルスーツの開発力も大したものですね。 それにしても公式本にはそういう事も載っているんですね!何だか欲しくなりました。回答ありがとうございました。