恐らく前の番組を観ていた人にチャンネルを変えずにそのまま次の番組を観てもらいたいからでしょう。
後、54分や57分と言う半端な時間に放送開始時間を設定するとGコードにある影響が起こるからだと思います。それは、
「ある番組をGコード予約すると、次の番組の頭も一緒に録画される」
と言う現象です。つまり、例えば、
午後7:00~午後7:54の番組をGコード予約する→録画時間が午後7:00~午後8:00に設定され、次の午後7:54~午後9:00の番組の冒頭も録画される
と言う事が起こるのです。実際に家のビデオデッキでもその様な事がよくありました。多分Gコードの技術上の制約からだと思うのですが、次の番組の冒頭も録画されれば、前の番組の視聴者に
「この番組も面白そうだな、次から観てみよう」
と思わせる事ができる訳です。テレビ局はこの事も計画に入れてこの様にしているのではないでしょうか?
(ただし、この現象はVHSビデオデッキのみで、G-GUIDEやADAMS-EPG,DEPGやiNET等の電子番組表を採用しているHDD&DVDレコーダー等のデジタルレコーダーは番組自動追跡が付いているのでこの現象は発生しません。)
お礼
ご回答有難うございます。大変勉強になりました。 フライイングスタートという専門用語は、あまり普及していないようですね。そういう主旨であれば、54分開始番組は、きちんと54分にスタートしてほしいものです。番組タイトルだけ流して、すぐにまたCMでは、詐欺にあったような感じがします。