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映画・・バベルについて・・・

先日、すごく話題になっていた映画「バベル」を見にいきました。 とても楽しみにしていたので、期待していましたが、 鑑賞後は「・・・。」といった感じで、イマイチ伝えたかった事が何だったのかが分りません。 そのせいか、スッキリしません。 よろしければ皆さんがバベルで感じたことや、伝わった事などを教えてください。よろしくお願いいたします。

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  • ベストアンサー
  • ribisi
  • ベストアンサー率28% (247/864)
回答No.4

知的な納得の仕方をする映画ではないですね。 わからないことに出会うと、どうにかして理由をつけたがるのが人間です。 わからないということそのものを描いているから、すっきりしないというのは正当な感想だと思います。

A2lice
質問者

お礼

申し訳ないです。上がお礼です。 回答ありがとうございました!

A2lice
質問者

補足

なるほど!!!! そういう映画の見方もあるんですね!! 視野の狭さを痛感しました。。 納得できない。そういう物も楽しめるようになりたいです!! ズバッと真中に来たと思います。すごい、分かりました!! 本当にありがとうございます!!★

その他の回答 (7)

noname#31684
noname#31684
回答No.8

本日見てきました。 私はバベルよかったと思います。 NO4さんの意見に同意します。理由や理解なんてどうでもいいと思います。 見終わった後は私もストーリー面ではなんだかもやもやしてスッキリはしませんでした。でも、言葉では説明できるものではありませんが強く心が揺さぶられました。それでいいのだと思います。 映画を見た、というより感じました。(よくわからないたとえですが・・)

A2lice
質問者

お礼

私もNO4さんの意見はすごく参考になりました! 映画を見た、というより感じました。 素敵な表現ですね☆ 私も映画を感じれるようになりたいな!と思いました! 回答ありがとうございました!

  • larme001
  • ベストアンサー率44% (271/608)
回答No.7

まだ閉めきってないので私も述べさせてもらいます。 この映画は、何らかのメッセージ性の強い映画であり、一方で何が言いたいのかわからない映画でもあります。たとえば、日本だけ何ともこじつけのようなストーリーですし、はっきりいって日本でなくてもいいのでは?と思ったりもします。「結局なにが言いたいのかわからない」と言うのは率直な感想です。ですが、一方で「何か裏があるはずだ」や「製作者はどういったメッセージを込めているんだろう」と考えることで、いろいろと深い意味がわかってきたりするんですよね。「製作者がこうしたからにはなにか意図があるのでは?」と。すると徐々に理解していく、そういった意味でこの映画の伝えている、さまざまな意思、感情が伝わらない映画中の背景そのものを、映画の中以上に観客に映し出しているような気もします。 この映画で最も伝えたかったことは、「言葉」をはじめそもそも一人一人様々な背景をもって生きているということでしょう。どんなに頑張って他人を理解しようとしても、それは異なる人間であり、異なる人生を歩んで、異なる時間の感じ方をしている以上、伝わらないものがあるのです。「バベル」とは聖書に出てくる「バベルの塔」の話から来ているらしいですが、語源は「バラル」という「混乱」らしいです。人間が天まで届く塔を作ろうとし、それをやめさせたい神が言葉が共通であることを原因とし、言葉をバラバラにしたら混乱し、世界各地へ散っていったという話です。この映画は、「人それぞれお互いが(ただ言語の壁のみならず)さまざまな立場、環境、思いなどすべてを理解しきれない(しようとしない)から混乱し、問題がおきるのだ。」といったメッセージを伝えたいのではないかと思います。そのうで、はじめは揉めていた人々が、お互いが少しずつ理解できたときには新たな成長があるといったシーンが最後に描かれています。 長々と書いてもしょうがないのでこのくらいにしておきます。これは、私がこの映画からそう感じたのであって、必ずしもあなたがそう感じる必要はないです。何が正解や不正解というのはありません。「つまらなかった」というのも率直な感想です。ただ、あえてそうする意味があったのでは?と考え、様々な考えを聞くことによって、あなたなりの理解が得られる映画です。そういう意味では、根拠もなしに「つまらない」と言って切り捨てる人は、理解しようとしていないという現状をそのまま表している張本人なんでしょうね。おそらく、製作者はそういう意見が出ることを予想した上で、あえてあのような一見つじつまの合わないような話にしたのではとも思ってしまいます。いろいろ、分析してみるとそこまでつまらない映画とは思いませんね。

A2lice
質問者

お礼

回答ありがとうざいます! 根拠もなしに「つまらない」と言って切り捨てる人は、理解しようとしていないという現状をそのまま表している張本人なんでしょうね。 私自身がそうでしたので、すごく考えさせられました。 あまり、映画を知らないので深く考えなかった未熟な私がする質問ではなかったと少し考えています。 勉強不足ですね。もし気に障る質問をしていましたら、すいません。

回答No.6

 例えば私たちが『ドリームガールズ』を観ている時、ミュージカル映画である以上、突然ビヨンセが歌いだしてもリアリティーが無いと非難することがないように、個々の映画にはそれぞれリアリティーの「レベル」があるのだから、『バベル』のラストシーンで裸でベランダに立っているチエコを父親が何も言わずにただ抱きしめることにリアリティーが無いという批判は、例えば『ブラッド・ダイヤモンド』のような映画には有効でも、4つの「楽章」から構成されている「交響曲」のような『バベル』には無意味だろし、そのような「リアリティー主義」は面白い映画でさえもつまらなくしてしまうだろう。  興味深いのは『バベル』を肯定する人も否定する人も、監督の制作意図を覆い隠すということでは同じ身振りを演じてしまっていることだ。  信じられないかもしれないが『バベル』においてイニャリトゥ監督は、「他者」を認めず「善意」を押し付ける「アメリカ」を批判しており、さらにはそのような「アメリカ主義」をただ批判するだけではなくそれに対して代替案を提示していると思う。では何故このような分かり難い表現形式を使ったのか? 監督は「アメリカ」のように自分の「善意」を押し付けたくなかったからだと思う。勿論イデオロギーを声高に言うことの方が観客には分かりやすいのだが、敢えて自分の想いを酌んでくれる人だけに理解してもらえればいいという監督の表現に対する真摯な姿勢と信頼と謙虚さを、たとえそれが無力であったとしても(現に無力なのだが)私は全面的に支持したい。  (さらなる詳細はgoo映画ユーザレビューNo.29)

A2lice
質問者

お礼

監督の考えなどを読むとまた、変わりますね。。 詳細を見にいこうとおもいす!! 貴重な回答ありがとうございました!!

  • c0150
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.5

私も昨日、みに行き、相談者様と全く同意見でした。 どーしても、理解したくて、終わった後、たまたま居合わせた方に 声を掛けて、どう感じたか教えて欲しいと衝動的に聞いてしまいました。 そしたらとても不快な顔をされ 『そういう事は語り合いたい方とどうぞ』と冷たく言い放たれ とても反省です。 けして悪気なかったのですが…どーしても今すぐ知りたいと思ったので。 ここにくるべきでした。 質問と回答がちぐはぐですね。 映画を他の方にすすめずらい、理解不能なバベル…と感じました。

A2lice
質問者

お礼

私は居合わせた方に聞くほどの勇気はありませんでした。 ちょうどOKWに入っていたので聞いてみようと・・・ 私の質問も少し大ざっぱだとおもいます。 ご指摘ありがとうございます! 回答者様の回答をみて考えていますが私には バベルを見て楽しいと思えるのは遠い道のりだと思います。 回答ありがとうございます!!

  • seainside
  • ベストアンサー率43% (32/74)
回答No.3

わたしはバベルを傑作だと思いました。。。大傑作だと。。。 時制をわざわざ前後させているという風に観ると、理論的な人には鬱陶しいと感じられるかもしれませんね。バベルはAmores perrosと同様、一つの事を巡る4つのストーリーが展開しているのです。 「コミュニケーションの断絶」と「バベルの塔の神話」がキーです。 4つのストーリーとも(モロッコ家族、ブラピ夫妻、メキシコ人ベビーシッター、菊池凛子)、大切に築き上げてきた物がバベルの塔の如く粉々に破壊されてしまう、が、人はどん底に落ちた後再び歩みを始める、という所で共通しています(それが役所さんのプレゼントしたライフルでつながっていることはお分かりかと)。 モロッコ家族は収入源の羊をジャッカルから守る為にライフルを購入。素朴な生活をもっと安定した物にする為であったが、このライフルで殺人未遂に繋がってしまう。 ブラピ夫妻は、第3児を無くし、奥さんは悲しみのどん底。それに耐えられなかったブラピは奥さんと距離を置くことになってしまい、夫婦仲が悪化。それを今回は改善する為に二人きりでモロッコに旅行。が、奥さんは銃弾に倒れてしまう。 ベビーシッターは合衆国で違法滞在をしながら金を稼いでいた。息子の結婚式に出席する為ブラピから休暇の許可をもらっていたにもかかわらず、ブラピの義理の兄(弟)からは無理やりベビーシッターさせられてしまう。ぶっきら棒の甥の為、真夜中砂漠で浮浪するはめになり、翌日逮捕され、メキシコに強制追放させられる。アメリカで築き上げた生活全てを失う。 凛子の生活は、母の自殺によりどん底に落ちる。父の銃の趣味が引き金となった家庭崩壊。聾唖者でもあり、自分を理解してくれる人がいないことを嘆く。年頃でもあり、恋もしてみたいし初体験にも興味があるが、どうすれば良いのか全く分からない。出会う男たち全てに拒否され、仕舞いには学校の友達にも狙った男を取られる。この静かな大都会(聾唖なので)に一人ぼっちになる。 この4つのストーリーはそれぞれ、どん底に着いた後這い上がって行きます。 モロッコ家族は警察に追われた後、子供が自首する事になる。犯人は12歳であるし、殺人には到らなかったので最悪の事態は避けられたのでしょう(兄は射殺されてしまうが。。。)マセたこの子も、これから再び自分の人生を歩んでいく事でしょう。 ブラピの奥さんはモロッコ市内の病院に収容される。ブラピはやっと自分の息子の声を聞くことが出来る。この事件で夫婦の絆が強くなる。奥さんは完治でハッピーエンド。 メキシコ人のベビーシッターはアメリカで築いてきた全てを失うが、息子の結婚式である男と良い関係にはなっていたし、嫁さんも妊娠しているので近々孫を抱くことになる。新しい人生をはじめる事になる。 凛子は刑事さん(二階堂さんの役)に愛を求める。「やめろ」と言われるが、刑事さんが理解を示すことにより、凛子は胸の内を全て打ち明ける(メモに書いて手渡す)。心を開いた凛子は父と仲直りする。 日本編が一番大事だったと思います。人生のどん底、これ以上に酷いことは無い。それが聾唖者の眼を通じて心理的に描写されています。自分の思いを現実化できないチエコ、他の3つのストーリーにおける葛藤を、一段と強調しています。 具体的に日本編の何処で辻褄が合っていないと思われていらっしゃるのか分かりませんが、わたしはもちろんちゃんと辻褄が合っていると思いましたよ。もしかして刑事さんに嘘の証言をするからでしょうか?そもそも刑事さんはそのことを聞きに来たのではありませんよね。あれは、父をかばおうとしたからなんです。 チエコはもう済んだと思っていた母の自殺の調査で警察が来たものと思っていて、父をかばう為にこの様な証言をしたのでしょう。二人の刑事に会った時に心配な顔を見せていますし、その後、友達も「まだ警察は納得していないのかなあ」と言うので余計に心配になったのでしょう。自殺の原因に父の銃が関わっている事を知っているので、当たり障りの無い飛び降り自殺の話にすれば父の責任を事件から外せるとでも思ったのでしょう。 もし質問がありましたらどうぞわたしに聞いてください。お答えしますよ!

A2lice
質問者

お礼

長文での回答ありがとございます! 銃の意図など細かいことを再確認しながら読ませていただいて、わかりました! でも、辻褄では無く他の面ですっきりできないのは、私の未熟さからきているのかな??とおもいました。 なんでしょう・・ こう・・予想通りと言いますか、ハッキリとした完結??のような・・ 上手く表現できませんが、今まで私が見てきた映画にあるものが無かったんだと思います。 これからたくさんの映画をみて、目が肥えてからまた見てみたいとおもいます!!ありがとうございました☆

回答No.2

確かにcastを見てとても期待があったのですが 同じく”?”といった感じです。特に日本編は本当に必要だったのかと思う次第です。ヤスジローの存在の意味やチエコが渡す手紙。 また、メキシコ編のガエル・ガルシア・ベルナルは監督の秘蔵っ子ですが今一演技を引き出せなかったのでは・・・心情と音楽はマッチしていた気もしますが内容を盛り込みすぎたのではないでしょうか、なんとなく、もったいない気がしたという感想です。

A2lice
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私も話題になっている菊池凛子さんなど日本勢期待して、すごく楽しみにしていたのに・・・ という思いがすごくあります。 もったいないと思っている方が他にもいらっしゃる事が分かってよかったです!ありがとうございました☆

  • chandos
  • ベストアンサー率36% (267/732)
回答No.1

日本編は描写がおかしいし、話の辻褄が合ってません。メキシコ編は登場人物が“お利口じゃない人”ばかりなので共感できません。 唯一マトモだったのはモロッコ編ですけど、警官の態度に問題がありすぎです。あと、時制をわざわざ前後させるのも鬱陶しい限りです。 個々の描写には惹かれるものもあり、その意味では観て損はないとは言えるのですが、では“傑作か?”と聞かれると“ほど遠い”と答えざるを得ません。失敗作に近いでしょうね。「コミュニケーションは大事だよ」というテーマ自体には異論はないのですけど。 この監督の前作「21g」も要領を得ない映画だったし、監督も作品も過大評価されていると思います。

A2lice
質問者

お礼

辻褄が合ってないのは、私も感じました。 コミュニケーションが大事というのは、たしかにバベルを見れば思います。あと思いやりの無さにも・・・ 監督さん自体も微妙なんですね・・。 なんだかスッキリしなかった理由が見えてきました。自分でも色々と調べてみます。ありがとうございましたm(__)m

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