>値下げは当分ないと思うんです
今まで発売されたソニーのゲーム機の値下げ時期を見てみますと
PSは発売から約1年半後に10,000円、PS2は発売から約1年3ヶ月後に5,000円の値下げをしているようです。
ですから各メディアも
「そろそろ値下げが発表されてもおかしくないんじゃないか」と考えてるのではないかと思いますが
確かに発売直前の値下げ(というのかな?)発表をおこなったことによって
当初の予定よりも赤字幅が増大したとの報道も一部でありましたので
PS・PS2の時と同じような時期の値下げにはなかなか踏み切れないのが現状だと思います。
ただ、アメリカで20Gタイプの販売を終了したとの発表があったり
(ヨーロッパでは、発売当初から20Gタイプは販売されていない)
ヨーロッパで販売されているPS3は、部品の構成を変更して低コスト化をはかったり
少しずつではありますが、"収益確保"そして"値下げ"に向けた準備は整っていきていると思います。
個人的には、少なくとも日本市場で十分なシェアを確保するためには
来年早々に発売されるのでは?と思われる"FF13"が発売される頃までに
どれだけ普及させられるかがカギだと思っていますので
その頃までに、今のXBOX360と同程度の価格(35,000~38.000円)まで
一気に値下げするのではないか…と予想しています。
PSPについては、アメリカ・ヨーロッパ共に約4,000円の値下げを発表したばかりですが
(日本での値下げは当分考えていないとのこと)
PS3についても時期をうかがっているところなんだと想像しますね。
アメリカに続き、ヨーロッパでもPSPの値下げが発表
http://www.famitsu.com/game/news/2007/04/25/103,1177482251,70871,0,0.html
ただ、"PSの生みの親"として有名だった久多良木さんが取締役を退任して
SCEA(アメリカ)の平井さんが名実共に経営のトップに立つという人事を発表したことから
これからは、日本側よりもアメリカ側から見た経営戦略がとられるのでは?との見解もあり
値下げなどについても、日本よりも海外で先に発表されるのではないか?とも想像できます。
PS「生みの親」久多良木SCE会長、退任で名誉会長
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20070427nt04.htm
>バージョンは変化していくのでしょうか?
これについては確かな情報は無いのでよく分からないのですが
PS3の発売前に開発責任者の方がインタビューの中で
"将来的にはもっと細かなバリエーションがあってもいいとは思っています"
とコメントしていることからも、PS・PS2の時のような"ハード面"のバージョンアップはあり得ると思います。
ただ、ソフト面でのバージョンアップは発売当初から頻繁におこなわれていますので
(現在の最新バージョンは1.70)
ハード面でのバージョンアップは、だいぶ先のことになるかもしれません。
現に、PSPもソフト面でのバージョンアップは頻繁におこなわれていますが
ハード面では、発売当初からほとんど変化していません。
>初期不良の問題は今は解消されているのでしょうか?
ANo.1さんが回答されているように
"初回出荷分のPSPの□ボタンが戻らない"などのハード面での目立った不良は無かったものの
PS・PS2ソフトの下位互換については、完全なものではなかったと言えます。
PS3に初期不良はあったのか?
http://allabout.co.jp/game/playstation/closeup/CU20061125A/
また、システムアップデートである程度は改善できるようになるようですが
上の"PS3に初期不良はあったのか?"の記事でも触れられているように
PS2の心臓部をワンチップにまとめたもの(EE/GSチップ)が取り除かれたPS3が既に海外では販売されているので
これらが日本でも出回るようになってくると、今よりも互換性が下がることが予想されます。
SCEE、欧州版PS3でハードウェア構成を変更
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070226/scee.htm
ですから私としては、PS2のソフトはそのままPS2で遊び
PS3は、本当に遊びたいと思うソフトが発売された時に(財布と相談して)買うのが良いと思っています。
お礼
細かく、丁寧にありがとうございます。 とても分かりやすかったです。 ソニーは現在キツイ状況ですが、このままではさらに悪くなりそうですね。蒼穹の値下げを私たちは望んでるし、ソニーもそうせざある得ない感じですね。 ハード的な問題が無ければ近いうちに買う機会ができるかもしれません。 ≪発売するソフトをみながら・・