保険会社や保険商品により告知の内容や範囲に若干の差はあるものの、
会社によっては「最近3ヶ月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬
を受けたことがありますか(妊娠中の定期検診で異常がない場合を除き
ます)。」といった点を告知書で訊いてくる会社もあります。
このような場合、仮に3ヶ月以内に医師の診察・検査を受けておられる
場合には、告知書の詳細欄に所定の情報(診察・検査を受けた時期、
期間、医療機関名、経過など)を記入する必要性は生じます。
さらに、5年以内に初診から終診までが7日以上の診察・検査などを
受けているか否かを問うてくる会社もありますが、厳密に言えば
この場合も受診した期間が5年以内なら告知の必要性はあります。
そのような形で告知をしたから謝絶になるというわけではなく
特別条件(部位不担保、割増保険料など)がついたりして成立
する場合もあれば、無条件で成立する場合もあります。
大切なのは「告知しなくても成立するか否か」ではなく、「正しく
告知して加入する」ということであり、当てはまる項目はきちんと
告知することで告知義務違反に問われることを未然に防げます。