こんにちは。
科学的流産ではなく「化学的」流産です。
何が「化学的」なのかというと、妊娠反応が出ること「=尿中に妊娠すると分泌されるホルモンであるhCGが一定量以上あると、検査紙に染み込ませてある抗体にhCGがくっつく現象」を「化学的」と言います。
それに対して、エコーで診て胎嚢が確認されることを「臨床的」と言います。つまり、化学的流産とは、妊娠反応のみ陽性に出てエコーで胎嚢が確認できないまま流産することを言います。
稽留流産とは、出血や腹痛と言った自覚症状が何もないままに胎児が亡くなっていることを言います。稽留流産も時間が経過すればいずれ「進行流産」になります。
流産の種類として色んな名称がありますが、「化学的流産」と「稽留流産」は同じカテゴリーの言葉ではありませんね。
化学的流産に対しては、そんな用語はありませんが強いて言えば「臨床的流産」、つまり胎嚢や胎芽・胎児がしっかり確認できた後の流産ですね。
>私は今妊娠初期(今4週の後半)ですが、ホルモン(?)の反応が鈍く流産の可能性があると言われました。
このまま出血が始まれば科学的流産で、出血が始まらなければ稽留流産になるのですか?
このまま出血が始まらないことはありませんが、現状を何と言えばいいのでしょうね。少なくとも「稽留」という言葉は使わないと思います。
通常、手術は必要ありませんが、出血がダラダラ続いたりすれば「不完全流産」ということで手術が必要になることもあります。
お礼
すごくすごく、詳しく解説してくださいありがとうございます! とても気持ちがすっきりしたような気がします 私の場合は、HCGが少ない為、化学的流産が考えられると言う事ですよね? それは通常どのくらいから出血が始まるのでしょうか。 化学的流産は着床前の流産というのをよく目にしていました。 だから、私は高温期が20日程続いているので、着床はしてるだろうから化学的流産ではないだろうと思い込んでいました。 高温期とはあまり関連付けて考えないほうが良いですよね?