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救命ボート・・
連投失礼いたします。 これも昔TVで見た映画で今でも時折思い出す映画です。白黒だったように思います。 1、客船が沈没し救命ボートに乗客や船長?そして副長?が乗り込みます。 2、救命ボートの縁にもたくさんの人が海の中からしがみついています。 3、船長?が指揮します。 4、最初はボートに乗る人と海の中でしがみつく人と交代していたように思います。 5、また嵐が訪れて?怪我した人や体力的に弱い老人は、救命ボートから離れるよう船長がやむをえず決断します。 6、献身的だった副長?と船長の葛藤。副長は船長の決断に抗議し、おばあさんと一緒にライフジャケットをつけて、高波の中、ボートを離れます。 7、うろ覚えですが、数日後に船長がなにかで怪我をし、「怪我をした私はボートから降りるべきだ」と言ってボートから飛び降りますが、助けられます。 8、そんなところへ救助船が現われて・・・ タイトルなどわかりましたらよろしくお願いします。 なにぶん子供の頃に見たきりですので、ストーリーも曖昧ですが・・・。
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間違っていたらすみません!! 題名は「Seven Waves away」、日本名「 二十七人の漂流者」 製作はアメリカで、製作年は1956年、配給はコロムビア、主演は「タイパワー」 ではありませんか?
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- jfk26
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豪華客船が火災事故を起し、乗客・乗員は救命ボートに乗って脱出します。 船長は事故のとき重傷を負い、脱出はしましたがボートの中で亡くなって しまいます。 死の間際船長は部下のアレキサンダー・ホームズ一等航海士(タイロン・パワー) を呼んで、自分が死んだらこの救命ボートの指揮を執るよう命じます。 ホームズはすぐにある決断を迫られます。 実は嵐が近づいていたのです、しかも船を放棄した時点では打電したS OSに対する返電はなかったのです。 返電があれば嵐が来る前に救助されるのは確実でこの場を動くべきでは ないのですが、返電がない以上ボートを漕いで近くの島に避難するしか ありません。 しかしこの”ボートを漕ぐ”ということにも問題がありました、じつは 脱出した人数はボートの定員をオーバーしていたのです。 ですから一部の人は救命胴衣を付けて海の中でボートのヘリにつかまって いたのです、しかもこの海域はよくサメが出没します。 もしサメが姿を現せばかれらはパニックをおこしボートに這い上がろうとすれば、 ボートは転覆してしまいます。 全員を助けることはできない、ホームズは苦渋の選択をします。 けが人、年寄り、こども、おんな、高名な学者、著名な芸術家を救命胴衣を 付けてボートから降ろすよう命じます。 するとホームズの部下のひとりが言います「腕力や体力だけが助かる要因なのか」 、ホームズはそれに答えず自分の指示を実行するよう命じます。 その部下は自分もボートを降りるといって、救命胴衣を付けて海の中へ入って いきました。 選ばれた人達は必死にボートを漕ぎました、何時間たったでしょうか汽笛が 聞こえました。 皆は船に向かって手を振りました、しかし船が近づくと皆はハット息を のみました船のデッキに立っていたのはさっき海に降ろした人達でした。 ホームズを除く全員が縄ばしごを登り船に乗り移って、最後に登ろうと するホームズをデッキの人達は無言で、無表情でじっと見詰めていました。 ホームズは何度か躊躇しながら結局縄ばしごを登り始めました。 このあとテロップが出て、この話は実話に基づいている事、 ホームズ一等航海士は裁判で有罪になった事、 しかし当時の異常な状況を考慮して禁固六ヶ月という比較的軽い刑だった ということです。 こんな内容ですね。 「二十七人の漂流者」です。 これは古代ギリシャの哲学者カルネアデスの発した問題です。 船が沈んでAとBのふたりが海上を漂います、そこへ一枚の板が流れてくる。 ふたりは自力で浮いているのは限界で、この板につかまれば助かりますが 板はひとりの重さには耐えるがふたりの重さには耐えられない。 そこでAとBは争い、板を手に入れたAは助かりますがBは死んでしまいます。 さてこのAの行為は罪になるかということです。 これが有名な「カルネアデスの舟板」です。 純粋に法律問題でいえばこれは「緊急避難」にあたり無罪です、また 「緊急避難」を取り上げるとき例として引用されるのがこの「カルネアデスの舟板」 です。 しかしカルネアデスは哲学者です、もしあなたがAの立場だったらどうしますか? やはり板を奪って自分が助かるか、板をBに譲って自らは死ぬか、それとも ふたりとも死ぬか? 加えてBがあなたの最も愛する人だったという条件を付けてみたら、選択は 変わりますか? あなたならこのカルネアデスのこの問題にどう答えますか。 蛇足ながら映画「二十七人の漂流者」はこれがテーマになっています。 1970年8月29日にNETテレビ(現・テレビ朝日)の土曜映画劇場(90分枠)で放送されました。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 おばあさんと海へ降りて行った部下が印象に残ると共に、子供ながらに けっこうショックをうけた映画です。 そうでしたか、TVでの放送は1970年でしたか。。。
お礼
ありがとうございます。 そうですか、タイロン・パワー主演作でしたか。 DVD発売されたら見たいですねぇ、ぜひ。 最初に回答下さいましたので、20ポイントお受け取りください。