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Windows Ready Boostの謎

VistaにはWindows Ready Boostという、USBメモリーを使ってメインメモリーを補完するという機能がありますが、根本的な疑問があります。 USB2.0は最高480Mbps(60MB/s)の速度が出ることになっていますが、実際にUSB2.0接続HDDの転送速度を測定すると30MB/s程度しか出ません(同じHDDをPATAインターフェイス直結で65MB/s)し、普通のUSBメモリーでは20MB/s程度です。 PATA-USB2.0変換部分やフラッシュメモリー-USB2.0変換部分を改善すればもっと速くなるかもしれませんが、どうがんばってもUSB2.0の最高速度60MB/sが限界です。 こんな遅いインターフェイスにつながったUSBメモリーが、メインメモリーの補完として使えるのでしょうか。HDDにスワップさせた方がまだ速いのです。 Windows Ready Boost対応と謳ったUSBメモリーも発売されていますが、「どんぐりの背比べ」のような気がします。 ひょっとしたら、Vistaを普及させるための「まやかし」のような気がしますが、いかがでしょうか。 いずれ登場する、HDDに内蔵されたフラッシュメモリーですらHDDインターフェイスを通るので、メインメモリーと比べれば段違いに遅いのです。

みんなの回答

noname#114962
noname#114962
回答No.3

古いHDDのランダムアクセスは極めて遅いですからUSBメモリの方が早くなりますよ。最近の物でも同時に10個くらいのソフトを立ち上げたらかなり遅いですから、うまくすれば早くなるのでしょう。 実際遅いHDD(=多少古いパソコン)を使っている方は多いので、ブログやベンチマークテストでも効果が出ているのでしょう。 言われるようにまやかしなら、効果が出ないはずですが…。 メインメモリの変わりでもスワップの変わりでもなく、スワップのキャッシュとして設計されているWindows Ready Boostをそれらと比較するのは意味のないことだと思います。 HDDから読み込んでいるときに低速でもUSBメモリからも読み込めたら早くなりますよね。キャッシュとはそういう機能もあるわけですから。 ただ、よくサイトの解説で「HDDより早いUSBメモリを利用することで~」といった事が書かれているのは、 HDDのランダムアクセスより早い場合のある、とかもうちょっと適切な書き方もあると思います。 それからWindows Ready Boostを利用することでキャッシュ作成時に、一時的に速度低下するケースもあるようなので、そのあたりも触れている記事は少ないですね。 参考 http://blogs.msdn.com/shintak/archive/2007/02/01/ready-boost-q-a.aspx http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070106_windows_ready_boost/ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0226/mobile366.htm

Barracuda
質問者

お礼

参考URLで、自分なりにWindows Ready Boostについて調べてみた結果、Windows Ready Boostとはスワップファイルの一部でランダムアクセスする部分をUSBメモリーにキャッシュすることがわかりました。 しかし、実際に自分のPCにUSBメモリーを刺してWindows Ready Boostを有効にして見たところ、これらの説明は間違っていることもわかりました。 まず、Windows Ready Boostを有効にするとUSBメモリーにはReadyBoost.sfcacheというファイルが作成されます。 ファイルの拡張子はsfcacheで、SuperFetchのキャッシュを意味しています。 試しにVistaのスワップファイルをゼロにして試しましたが、Windows Ready Boostを有効にするとUSBメモリーに頻繁にアクセスしており、Windows Ready Boostとスワップファイルの有無は関係ないようです。 結局Windows Ready Boostとは、USBメモリーのランダムアクセスの速さを利用し、スワップファイルではなくPreFetchの一部をキャッシュする物だと言うことがわかりました。 SuperFetchされた物のうち、ランダムアクセスしやすい物だけをUSBメモリーにキャッシュ(実際は退避じゃないかと思います)しておけば、その分SuperFetchが使えるメインメモリーが多くなるためにパフォーマンスがあがることも理解できますし、もともとHDDのキャッシュであるため途中でUSBメモリーを抜いてもデータを失うこともありません。

  • geimusoki
  • ベストアンサー率12% (7/55)
回答No.2

HDDは大容量のデータを連続して転送するのは高速でもランダムアクセスは遅いからです。80MB/Secでるのはシーケンシャルリードのほう。 高速型のUSBメモリの方がランダムアクセスが速いから、それが理由です。ですからUSBメモリーは推奨してもデジタルカメラ用メモリカード(ランダムアクセスは遅い)はMSは推奨していません。

  • okg00
  • ベストアンサー率39% (1322/3338)
回答No.1

http://okwave.jp/qa2877992.html 既出の質問ですが、大容量ファイルのシーケンシャル読み出しだと確かに仰るとおりで、ランダムアクセスだとシークタイムもバカにならないようです。 また、SATAやPATAとチャネルを分ける意味もあるのかもしれませんね。