いくつか理由はあって
・スイングスピードが圧倒的に早いです。これは遅いボールやサーブを打つ時に必要で、単純な体力も必要ですが「早く振る」のが上手い人です。前出ですが腕力だけでなく体全体を使う必要がもちろんあります。
体の回転や体重移動が必要です。
・スイートスポットに常に当てることができる。これは経験、練習などでスイングが常に安定している必要があります。ボレーが大振りしなくても早いボールが返るのも同じです。そのかわりにインパクトの瞬間にタイミングよく力を加えられる必要もあります。
大きくはこの二つで、あとは体力がなくてもライジングで相手の打球の勢いを利用したり、ガットのテンションを低くしたり、いろいろ方法あると思うのですが、何も練習しないでボールが早くなるはずはありません。
テニスの練習では部活でも無い限り素振りをあまり重視しない傾向にあるような気がしますが、野球のバッティングと同じで素振りの反復練習がスイングスピードを上げる一番の練習になると思います。最短距離で最大のパワーとスピードを引き出す理にかなった練習だと思います。