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国立大学の教授が私立大学の教授に移籍するのはどういう利点があるのでしょうか

国立大学の教授は、年配になったとき、私立大学の教授に移籍する人が多いというのは本当でしょうか。 もしそうなら、国立大学教授が私立大学の教授に移籍するのはどうしてでしょうか。どういう利点があるのでしょうか。

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  • tatsumi01
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回答No.4

1. 定年が延びます。国立大学では東大の60歳(延長中ですが)から、地方国立大の63歳あるいは65歳が定年です。 しかし、私立では70歳まで働ける場合があります。多くの場合、国立大を定年で辞めてから私立に異動します。もっとも、早稲田大では東大の定年退官教授は取らないという内規(?)をかなり前に決めたので、59歳で異動した人もいるそうです。 また、最近では私立大でも65歳に定年を繰り下げるケースが増えています。慶應大では以前から65歳定年です。 2. 給料が増えます。私立大に異動したとき、国立での給与をベースにして、かなり増俸します。 ただし、65歳を過ぎるといろいろなケースがあります。まず、公務員として年金が貰える場合はそれを受給させます。そして、国立大に勤務していたときの差額を私立大が支給することがあるそうです。私立大に(その人は定年よりずっと前に異動)行った人が「お話にならない安月給で雇われている教授がいる」と言っていました。 3. 滅多にありませんが、地方国立大から早慶レベルの私立大に誘われたら心が動くのではないでしょうか。 なお、私立は定年が遅く高給だといっても、授業負担コマ数が多く、卒研生の割当が2倍以上なので指導は大変です。また、研究費もお話にならないほど低額です(この点は国立大が独立行政法人になったので差が少なくなってきたようです)。さらに、院生レベルの能力が低いことが多いので論文を生産する上で障害になります。

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  • tatsumi01
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回答No.6

No. 4 のものですが、追加です。 4. 現在の大学では上が詰まっていて昇格できない。たとえば、40歳の助教授がいて、同じ研究分野に3歳年上の教授がいるとします。すると、教授になれるのは(定年63歳として)20年後に現在の教授が退職した後です。そして、3年しか教授でいられません。 こんな場合、教授ポストで誘われたら異動する可能性があります。 似ていますが、現在の大学でボス教授に睨まれていて絶対に昇任できない場合も同じですね。 少し変わっているのが、国立大がキャンパス移転して田舎に行ってしまうが、転勤は嫌だ、というケースです。それだけで異動することはないでしょうが、昇格と絡んでなら可能性はあります。

  • iwow
  • ベストアンサー率27% (61/223)
回答No.5

1) 給料がいい. 2)定年退職が私立は70歳までと長いケースが多い. 3)しがらみがない 4)個別の理由.私立は都会に多いなど. 圧倒的に1),2)の理由が多いです.

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.3

多くあるのは、国立の定年のあと、私立大学に行くケースです。それ以外は、国立で助教授から私立の教授なら聞きますが、ほかは聞かないですね。

回答No.2

年配になったとき移籍する人が多いというのは一理ありますね。 例えば国立大学なんかではよく何歳までは海外に行く費用が大学からでるがその年齢を超えると払ってくれなかったりします。私立はそういうしがらみがないところもあります。

回答No.1

給料が更にもらえる可能性があります。といっても現在は国立も独立行政法人になりましたので今後格差はなくなっていく可能性はありますが。ただ現状としては私立大学のほうがアンケートの実施など国立よりも成果主義が一歩近づいていたり、施設が充実しているケースが多いですからそこに惹かれて移籍するのでしょう。(しかし大体は現在の待遇よりも高い給料で誘ってくる私立の陰謀で移籍します)

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