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AFVでのウォッシングについて

タミヤエナメルを主に使用していました、くすんだ感じになる表現と、 扱いやすさから、気に入って使っていたのですが、 溶剤を多く含ませますと、プラを犯すのが気になります。 細かいパーツや、先端部分、可動部名護が結構もろくなってしまうのです。 ハンブロールエナメルは、ウォッシングでは、表現が気に食わないので使っていません。 同じタミヤエナメルを使用している方、どの様に解決をしていますか?

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回答No.3

はじめまして。 私もAradoさん同様結構永いこと模型造りをしていますが、 世の中、100人100通り作り方があるわけでして、参考と言うより、 お聞き流し下さって結構です。 まず、私は基本的に、下地造りに溶きパテを使用します。 タミヤパテを模型用シンナーで希釈したものに、喰い付きを良くする為 ラッカーシンナーを少々加えます。 これを造形物に平刷毛で 叩き込むように塗りつけます。 濃度は、求める表面仕上げ状態で異なりますが、薄めればいわゆる サーフェーサーですし、戦車等の車両には、かなり濃い目にします。 これは同時に細かいパーツの接合点もカバーされ、質問者の危惧する ウォッシング時の、溶剤侵入も防止されますし、後の仕上げ塗装の つや消し具合の向上、荒れた表面の、メリハリの効いた表現も出ます。 次に、私は、塗装材に水溶性アクリルペイント・(タミヤ)を 使っています。 喰い付きは多少劣るんですが、基本的に エアブラシ派ですので、ブラシ洗浄が容易な為です。(水はタダ) しかもエナメル溶剤には、いたって丈夫なんです。 アクリルペイントに、これまた多量のつや消し材を加え、吹きます。 表面が、適度な梨地なるように。 エナメルによるウォッシングは、最終的にツヤが発生しますので、 その分をあかじめ補う感じです。 私もAradoさん同様ウォッシングには、ジャーマングレーを使います。 黒では、不自然ですから。 最後に、 いわゆるウェザリングには、この後、ドライブラシ等の表現方法が ありますが、土のような粉黛汚れの表現方法として、実際 微粉末を塗布する技法もあります。 私の場合、HOゲージ鉄道模型を手がけたさい、車両上部の 架線汚れ、下部のブレーキ汚れの表現に、ピグメントとよばれる 顔料材を使用しました。 これは、油彩もしくは、日本画に使用する粉末絵の具で、メディューム という溶剤に溶かして使用するものですが、 これを、生乾きの塗装面に塗布、もしくは、別に用意したクリア塗料 などに混ぜ込んで塗布します。 戦闘車両の足回りなどの泥汚れ等の表現に効果があります。 錆の表現にも有効です。 以上、色々試して、新しい表現方法を開拓し、豊かで実りある モデルライフを楽しまれることを期待します。 そうそう、PVC樹脂はエナメル溶剤で溶けちゃいますので注意 して下さい。

mu_pom
質問者

お礼

御回答有難う御座いました。 色々と詳しく教えていただきまして恐縮です。 一つ一つ試して自分にあった方法を見つけたいと思います。

その他の回答 (2)

  • Arado
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回答No.2

ANo.1です。先の書き込みにお礼を頂き有難うございます。そのお礼を拝見して、再登場です。 >ふき取りをしていないのが原因でしょうか?⇒間違いなく、これが原因だと思います。ウォッシングと言うのは、塗装面(色合い)を落ち着かすと言う意味合いがあります。シャブシャブの状態で、エナメル塗料を乾燥まで放置している間に、エナメルシンナーで侵されるものと思います。 私はAFV以外に、第1次大戦や第2次大戦の飛行機キット(主にドイツ機や日本機)を良く作ります(こちらが本業)が、飛行機キットなどでもウォッシングを行ないます。エナメル溶剤はラッカー塗料を若干溶かしますので、例えば迷彩をエアブラシで行なった後、迷彩の境目に塗料が吹き込んでいる場合、エナメルシンナーを綿棒に含ませ、それで擦ると、少し程度のラッカー塗料なら消えてくれます。このように、エナメルシンナーと言えども、やはり素地を傷める傾向にありますので、ウォッシング塗料を塗りっぱなしと言うのは避けるべきだと思います。 ウォッシングに用いる塗料はかなり希釈された状態ですので、そのまま乾燥させても、拭き取って乾燥させても、結果的には同じ効果しか得られません。リスクを避ける意味でも、拭き取る方法をお薦めします。 ウォッシングのあと、墨入れ、ドライブラシ、チッピング(塗料の剥がれ表現)などの技法を使えば、もっと効果的なウェザリングが行なえると思います。パステルなどを使用するのも効果大ですね。 >タミヤエナメルにホルベインなどのペトロールは溶けるのでしょうか?⇒タミヤエナメルをペトロールで希釈した経験はありませんが、ものの本には事例が載っていたように記憶しています。(定かではありませんが…。)油彩絵の具をペトロールで溶いて、フィギュアの塗装などには使っています。 2度もお邪魔しましたが、同じ模型仲間がこのサイトに登録されているのは私としても嬉しく思います。是非、素晴らしい完成品をお作り下さい。

mu_pom
質問者

お礼

何度もご親切に有難う御座います。 正直申しましてAFV系はまだはじめたばかりで日が浅く、経験も十分では無いのですが、今まさに完全にはまった状態です。(´・ω・`) 諸先輩方の作例や資料参考本などを見るたびにどうやっているのか、細かいところまでは分からないままでしたので、大変に参考になりました。 だんだん自分の作風も固まってきましたので、更にステップアップをしたいと思っています、また何かありました際はよろしくご教授を御願いいたします。

  • Arado
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回答No.1

AFVキットは40年近く作っているモデラーです。昔に比べ、キットの出来もさることながら、塗装(ウェザリング)の技法も新しい方法が開発され続けていますね。ウォッシングもその一つでしょう。 ウォッシングとはその名の通り、薄めたエナメル塗料を使って、洗うような感じで、ウェザリングを施す技法ですが、私もタミヤエナメルを愛用しています。ウェザリングに用いるのは、主にダークアース、レッドブラウンなどの茶系の物と、ジャーマングレーなどのグレー系が主です。 さて、溶剤を多く含ませると、プラ材を侵す(「犯す」ではないですね。)との事ですが、確かにエナメル溶剤でプラが柔らかくなる傾向にありますが、溶け出すと言うような事はありません。(まさか、溶剤にラッカーシンナーなんかは使っていないと思いますが、もし、そうだとしたら使用は厳禁です。本当に溶けてしまいます。) 質問者さんはウェザリングをどのような方法で行なっているのか不明ですが、シャブシャブに薄めたエナメル塗料を平筆でサッと一掃きする感じ(箒で掃くような感じとでも言えば良いでしょうか?)で全体を塗装し、乾燥しない内に、ティッシュなどでふき取ります。塗ったあと乾燥させる必要はありません。(この乾燥を待つ間に、プラが侵されるのではないでしょうか?)もし、乾燥してしまったら、溶剤を含ませたティッシュなどで拭き取ればOKです。 もし、タミヤエナメル溶剤が気になるようでしたら、油絵の具用のターペンタインやペトロールなどで代用出来ます。(注意点として、これらを用いると、プラモ用接着剤が効きません。あとでパーツを接着するような場合は瞬間接着剤などが必要となります。それでも接着力は若干低下します。) ハンブロールの場合、同じエナメル系塗料ですが、全くタミヤエナメルとは異質の物です。ウォッシングには向かないのは私も同感ですが、ドライブラシや墨入れには、むしろこちらの方が向いているように思います。 適材適所で色んな方法を見つけるのも楽しいですよ。私の知り合いなんかは、Mr.カラーでウォッシングしたり、墨入れしたりしている強者(ツワモノ)もいますから…!

mu_pom
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 タミヤエナメルをシャブシャブに溶いて、平筆を使っています。 細かい所に入り込んだ溶剤が、(特に可動部分など)侵食をしてしまうようで、ポロッと欠けてしまったりするのです。 自分は全体的にくすませた感じが好きですので(その為に一段明るく塗装はしています)ふき取りをしていないのが原因でしょうか? 接着部分なども良く取れてしまうのです。 でも自分は、タミヤエナメルの表現が一番好きですので、何とか今後もこれ一つで使い続けたいのですが、薄いパーツなども結構やられてしまいます。 タミヤエナメルにホルベインなどのペトロールは溶けるのでしょうか?