- ベストアンサー
なぜ、最近のゲームはギャルゲー的な物が多いのか?
どうして最近のゲームソフトって、ギャルゲーや、ギャルゲー的キャラクター要素の多いゲームが多いのでしょうか? 特に、アドベンチャーゲームやRPG、アクションゲームなどは、その要素が非常に強いと思います。 実は僕は個人的にギャルゲーそんなに好きじゃないんです...。 なぜかというと、そういった物はヒロインばかりが派手になってしまい、本命の主人公の陰がどことなく薄くなるというのが一点、あんまり恋愛要素を考えるのが好きくないのが一点、そんなところですね。 また、最近は女性が主人公のゲームも多い様ですが、男の僕としてはいまいち感情移入がうまくいかないので、臨場感を楽しめません。 僕はこう思うのですが、なぜ最近はこうもギャルゲーが多いのでしょうか? ギャルゲーの面白さが全然分からない僕にも、最近のゲームの流行についてこない僕にも問題があるのかも知れないのですが、いくらなんでも多すぎ!?と思います。 Simpleシリーズとかも、発売されだした当初は「昔風の単純な要素に戻るのか?」と思っていたら、いつのまにかギャルゲーだらけのシリーズになってしまったので、落ち込み気味です。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず根本の問題として、そういう物を好む嗜好自体は存在すること。 たとえZeldaLinkさんが理解できなくても。 他人の嗜好です。 自分も同じ嗜好となる必要は全くありませんが、自分が理解できないからとそういう嗜好の人の存在を認めないというのは無しとしてください。 ギャルゲー系は傾向としてマニアックな客層を持っていると言えます。 そういう客層は、自分から情報を収集して商品を購入する事がありますので、極小さい市場でも一応は売上を見込めます。 対し、一般ゲームは大規模市場が既に存在する事が大前提で売上があり得ます。 ギャルゲー系なら、メチャメチャ可愛いと思える広告イラスト一枚で宣伝になりますし、僅かな宣伝費でもマニア層が積極的に情報を拾ってくれるので、もしそれが琴線にひっかかれば売上になるでしょう。 (とは言っても、実際は素人発想だと驚くくらいの宣伝費がかかってるわけですが) 最近ミリオン級に売れているソフトは、内容云々よりまず「他のみんながやっているから」という理由で売れています。 逆にもしもミリオン級の市場を持っていなければ「他のみんながやっていない」という理由で全く売れなくなります。 ということで、既存のブランド名だけで売れる左うちわメーカー以外は、売上の最低ラインが一定度保証できるギャルゲーの方が作りやすいという訳です。 なんせ大流行と言われるNintendoDSですら、任天堂とスクウェアエニクスなどの一部のソフトメーカー以外は並のギャルゲー以下の売上しかないという状況です。 このサイトで「ゲームを紹介してくれ」って質問は耳タコなくらいよくありますが、特にPC用は大半が「無料で」という条件が付きます。 簡単に言えばシンプルなゲームを求める層というのは「金を払うまでもない程度の暇つぶし」を求めているので、普通では当然商売になりません。 昔でしたら携帯電話のゲームは極小さな物でしたので暇つぶしにさえなりませんでした だから一番安価なゲームをやる媒体はPSなどの家庭用ゲーム機でしたので、それでできる最小限の投資での暇つぶしということでSimpleシリーズがありました。 が、今ではSFCやPSoneレベルのゲームならば携帯電話でできてしまいます。 パソコン・インターネットの普及率もかなり上がりましたからハンゲームなどのお手軽な手段はたくさんあります。 今となってはわざわざPS2を立ち上げて、ソフトを買って暇つぶしソフトを買う客層はほとんどいません。 ということで、従来のようなSimpleシリーズのような市場はそれだけで生きていけない状態ですので、最低売上保証が付けやすいギャルゲー化が進んでも不思議はありません。 ZeldaLinkさんの様に(いや私もそうですが)ゲーム的な娯楽を求める人は当然のようにクォリティにもこだわるわけですが、そうなると開発費がかかります。 払う金額は同じソフト一本分(せいぜい\8000くらい?)ですので、ゲーム性を求める客は売上単価は変わらないのにコストが高い客です。 そしてギャルゲーのような売上の保証が非常に付けにくいです。 そんなリスクばかりで旨味の保証がないゲームを、年単位の時間とコストをかけて作ろうなんて、冒険と言うよりはむしろ無謀です。 普通ならリスクを減らし、少しでも旨味の保証をつけようとしますのでギャルゲー化する方が普通の発想となるでしょう。 結果ゲーム業界自体が縮小するのもありますが、開発者としてはまずは明日のメシを食わなきゃ将来もないってのもあります。
その他の回答 (6)
- gizayusu
- ベストアンサー率7% (7/91)
名瀬ギャルゲー見たいのが多いか・・・・売れるか売れないかわからないもの出すより、オタ数はある程度計算が立ちますから・・・
- sharl
- ベストアンサー率22% (169/760)
需要が多い理由をひとつ。 ギャルゲーって、ギャルゲーであるだけである程度売れるんです。 ゲームの出来に寄らず。 キャラさえ可愛ければ…どころか、下手をすると可愛いくなくても売れてしまうんです。 確実にある程度の売り上げが見込める商品、というのは企業戦略上非常に重要ですから…
補足
>ゲームの出来に寄らず これがやっぱり自分的に、ギャルゲーが面白くないという印象のもう一つかも知れませんね。 しかし、なんでギャルゲーであるだけで売れてしまうのでしょうかね...。 ギャルゲーだけがゲームとして面白い訳でもないと思うんですけどね...。
- thimys
- ベストアンサー率20% (46/225)
買ってくれる人はヲタが多いからでは? 独断と偏見によって以降は書き綴ります。 日頃まじめに仕事して、休みは引きこもるか自分の興味あるものを買いにいく ゲームがヒットして関連グッズ作れば、儲け大 自由に購入できるのは独身社会人 その中でも一番買ってくれそうなのは… そう!ヲタ(笑)←これについては予想ですが(^^; 今純愛をテーマにしたものが流行ってますしね 映画にしたって、歌にしたってね♪ アクションものについては、あまり血が飛び散り過ぎると、R指定くらい、購入層が限定されてしまう。盛り上げるにはストーリー要素を高めて…人の生き死にや恋愛に発展させるのが、感情移入はしやすいですよね。 まぁ考えられる要素は沢山ありますけど、大まかにはこんなところでしょうか?
お礼
感情移入というのも、人それぞれな物なのですね... ありがとうございました。
- MRT1452
- ベストアンサー率42% (1391/3293)
需要と供給という面では、単純に今の風潮がそうであるから、としか言いようが無い気がします。 結局、ソフトを出す方も売り上げを出さないことには会社を保てません。 需要が何故多いかという件に関しては、昨今の情報系番組等を見れば良くわかるかと。 今や(こう言う言い回しが良いのか分りませんが)「萌え」に対する事業の需要性は非常に高く、インターネットでも関連の情報サイトなどが乱立しています。 また、最近の作品はPCゲームでのいわゆる成年向けの作品を全年齢層向けにリメイクした移植モノも多くなっており、これらもギャルゲーが増えたと思わせる要因の一つになっているかと思います。 つまり世間様が、そういった今のオタク層、マニア層を頻繁に取り上げるようになった結果とも言えるかと。 PCの成年向けの作品に関しても結局、「萌え」の延長線上と言えるかと思いますし。 逆を言えば、世間が硬派なものばかりを取り上げるようになれば、その影響を受けて、ゲーム業界でも硬派な物が増えてくると思います。 でも、無理でしょうね。 そもそも、某即売会等に、企業が出品したりしていますから。 ですが、全体的に見ても、昔より若干注目視されて、作品も増えてきた、という程度で、ゲーム業界の傾向が大きく変わったとは思ってません。 結局そういった「萌え」っていうのは漫画やアニメが発端、延長元となっているでしょうから、それを考えると、今までも散々アニメゲーは登場していますから。 他の方も書いてますが。もうこうなることは「ときメモ」が大当たりだった時点で見えていたのではないかと。 実際、この作品を皮切りに、恋愛AVGという分野の作品が次々に出され、 1ジャンルとして定着しましたし。 なので急に増えたのではなく、元々昔からそういった需要があったということです。 それが最近になり前記しているようにPCからの移植が増えたことなどにより、急に増えたという感じではないかと。 最近までは家庭機と、PCというのはほとんど別ラインだったのが、オンラインゲーム等の登場や、家庭機がよりWindowsベースに近い形になってきたことなどにより、家庭機とPC間での移植が活発化したのだろうと思います。 その結果、家庭機では少なく、PCでは充実していたギャルゲーの類が家庭機でも充実してきたという感じかと。 また、この関連はスポーツやレースゲームでも同様のことが言えるかと。 特にレースゲームは、GTなどが幅を利かせていましたが、 最近では、ニードフォースピードなどのPCからの移植などが急激に増えました。 そういった世間の風潮と、PCと家庭機との壁が無くなって来たことが要因ではないかと思います。
お礼
ありがとうございました。 こんなしっかりと書いて頂けてありがたいです。
- athanasius
- ベストアンサー率37% (361/964)
ゲームをする人が、典型的なアダルトチルドレンが多いから。 次にゲームの制作費が高くなりすぎたから。(アドベンチャーゲームは安いでしょうから) アニメで育った世代向けが多いですから、ガンダムのようなカビの生えそうなくらい古いアニメが未だ人気コンテンツであり、それを見た世代の人がゲームを購入する大きな顧客である以上、彼らを対象とするゲームが作られるのは必然でして。 その中でギャルゲーが雨後のキノコように出てくるのは、かつて試みられた実験(おそらく「ときメモ」あたり)が非常に大きな成功を収めたためと思われます。 それでも、実際は、ギャルゲー専門のKIDのように倒産する会社もあるわけで、それほどギャルゲーの状況が良い訳でもないので今後減る可能性も大きいでしょう。
- aya-u
- ベストアンサー率24% (99/397)
要は需要と供給。 そんな貴方には龍が如くをオススメします。
補足
はい、需要と供給というのは分かります(笑) 問題はなぜ需要が多いのか、供給が多いのか、という事です...。
お礼
ありがとうございます 小さな企業が一先ずは低いコストで安全路線を選ぼうと考えると、ギャルゲーの方に行ってしまう様ですね...。 結果、PCゲームと家庭用ゲームのギャルゲー比が逆転化している感じがしますね。