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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ブラックスーツと真っ黒な普通のスーツ)

ブラックスーツと普通のスーツの形状の違いとは?

このQ&Aのポイント
  • ブラックスーツと普通のビジネス用スーツの形状の違いについて教えてください。
  • ブラックスーツと同じ色・艶・質感の普通のビジネス用スーツは存在するのか、教えてください。
  • ブラックスーツを特別なものとしているのは形状だけなのか、それとも他に条件があるのか知りたいです。

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noname#29140
noname#29140
回答No.1

ニューヨークから失礼をいたします。まず、あなたが”ブラックスーツ”と言われる黒いスーツは、結婚式やお葬式にネクタイを白から黒に換えるだけで兼用する、いわゆる略礼服のことを意味されているのでしょうか? 同僚の方の結婚式に着られるということですので、おそらく そうなのだろうと思います。 この略礼服というものは、日本独特のもので、欧米にはありません。 略礼服の発祥は第二次大戦後の日本が貧乏極まりない時代に、現在のカインドウエアという会社の、当時の社長さんが考えたものです。 慶弔を一着で済ませれば、節約になるだろうということであったのです。欧米では、結婚式できたものをお葬式に着るという発想も、お葬式に着たものを結婚式に着るという発想のどちらもありません。シチュエーションが”真逆”ですので、どちらにしても 相手に失礼になるという考えです。お目出度い結婚式に、葬式で着たばかりの服を着て、お祝いをするということは どう考えても失礼以外のなにものでもないでしょう。 但し、日本という国の文化は、みんなが良ければ、みんながイエスと言えば それが正しいことになる文化なのです。言葉を変えて言うと、日本の略礼服、ブラックスーツは、結婚式にしろ、お葬式にしろ、みんなが心をひとつにする、みんなの中に溶け込むという、集団化をひとつの大きな目的として着るものであって、自分をカッコ良く見せるような、個性を際立たせるための服ではないのです。従って、デザインについても、まったく無個性というか、デザインがされていない、誰きても 似合いもしないが、似合っていなくもない という、私に言わせれば、”究極の凡作”なのです。  もともと、西洋に、黒いビジネススーツはありませんでした。へりくつのように聞こえるかもしれませんが、天然の羊毛を真っ黒に染め上げることは、現代の技術を持ってしても不可能なのです。 化学染料のPH の具合等によって、赤系の黒と、青系の黒に分かれますし、なにしろ 羊毛の原毛の芯までは染料が染みこまないのです。最近 表面のうろこ上の部分、スケールと言いますが、これを潰してしまうことで、より 芯まで黒に染めれるようになった、ダイドーリミテッドが開発した トゥルーブラックという名の生地を使った礼服が売られていますが、 艶感のない真っ黒で、逆に私にとってはあまり魅力的ではありません。 素材については、昔はドスキンという、タキシードにもよく使われる光沢のある素材のものがありましたが、現在は、なるべく一年間着られるように、ということで、薄手の平織り、トロピカルや、マットウーステッドなどといった織りのものが多いように思われます。   さて、昨今 お店でよく見るようになったという黒のビジネススーツについてですが、あくまでも一般論ですが、日本の最近の流行を反映して、略礼服などと比べると、より身体にピッタリしたタイトなフィットの服が多いようです。 無難なフィットの略礼服とは異なり、体型にピッタリさせ、その人なりのシルエットを形づくらせることにより、略礼服に比べると、より”個”を強調しているということが言えると思いますが、如何でしょうか。 そのため、生地もシャドーでストライプが入ったり、生地の織り柄がより強調され、立体感があったり、無個性な感じの略礼服の黒の感じとは随分違うと思われるのではないでしょうか。 以上、拙い説明ですので、追加のご質問等ありましたらお知らせください。

Mandheling
質問者

お礼

返事がおくれてすみませんでした。回答ありがとうございます。 「究極の凡作」いい表現ですね。すごく気に入りました。 ただでさえ無個性な日本人がもっとも無個性を出せる服、 お祝いの場でもお悔やみの場でも自分はあくまでも雑草に徹することのできる服、 まさに私たちが求める究極ですね。 ブラックスーツじゃないビジネススーツに関してですが、なるほどと思いました。私はまだ見分けることがあまりできないですが、 個性を殺すブラックスーツと生かすビジネススーツ、求める物が正反対なのだから、 必ず分かりやすい違いがあるはず。 もっともっと興味を持っていかなければ。 歴史背景など大変面白いお話をありがとうございました。 なんだかよくわからないもやもやとした物がすっきり晴れたような気分です。 今は特に他に疑問点は無いですが、またいつか何か不思議に感じたことがあった際には付き合っていただければ幸いです。

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