普通そういう文脈では「下限」じゃなくて「下界」ではないかなぁ?
ともあれ, その意味だと「計算量の解析がどれだけタイト (辛い) か」ということの指標に使えます. つまり, 「最悪の場合の計算量が O(n^3)」といわれても, これだけでは「限界を狙ってこの結果が出た」のか「甘めにみてこの結果が出た」のかが区別できません. で, 「下界が Ω(n^3)」ということであれば上下界が一致するので「これ以上解析を厳密にすることは無意味」と評価できるし, 「下界が Ω(n^2)」なら「もっと厳しく評価できるかもしれない」と考えられます.
もっとも, 下界を求めるならともかく下限を求めるのは大変なんですけど.
補足
前者でお願いします。