模索中の不出来高校受験生男子の母として興味深く拝見しています。試行錯誤の結果、私は極力、以下のような姿勢をとるよう心掛けることにしました。それで、ある程度、成功しています。
○話しかけるのは、本人の機嫌がいい時に限るようにしている。機嫌がいい時とは、食事が終わろうとしている頃(おなかいっぱいだが、自分の世界に入る前)、ドライヴ中などです。
○本人は悪いことをしたと自覚しているが、それを自分でコントロールできないのだという前提に立ち、親の私は、それをコントロールする手助けをしたい、力になりたいのだとアピールする。私の場合、これは何度でも本人に力説します。
○「あなたには、これこれの能力があるのに、それを無駄にするのはもったいないじゃないか。また、そんなあなたを甘やかすほど親として残酷な行為はない」と力説します。
○ただし、素直に甘えてきたときには甘やかし、また、美味しい食べ物を提供する義務は母親として果たします。
それから、口の悪い先生っていますよね。ご本人はフランクに「期待しすぎて、あとで落胆するな」という意味で言っているつもりでも、タイミングによっては生徒に通じていなかったりします。私はなるべく、親として子を代弁し、大人として先生を代弁し、子と学校の橋渡しになれるよう心掛けているのですが。例えば、このようなケースが我が家で起こったとしたら、子供に対して「まったく、あの先生が言いそうなことだね。でも、本人は良かれと思っていたんじゃない? 真意は~~だと思うよ」というふうに言うと思います。
また、タイミングを狙いに狙って、「高校に落ちても、人生、終わりではない。また、通信制やサポート校だって充分に青春できる」と伝えました。いずれにせよ、我が子は大きめな失敗を何度か経て、そのたびに成長するということを繰り返しています。親も「これを過ぎれば光が見えるだろう」と信じるようにして接しています。不思議と、光が見えると暗闇がどんなだったか忘れてしまうんですけどね。
公立の試験まで間がありませんが、勉強の仕方など、今一度、親が見直してあげることはできないでしょうか。私は期末テストや過去問の出来を検証し、本人がどういうところで間違えやすいか、どうすれば改善できるかなどをまとめておいて、本人が聞く体勢にある時に、いつでも説明できる状態にしておきました。幸い、希望する高校に受け入れていただけました。
息子さん、「無反応」ということは、「わかっちゃいるけど、素直になれない」という心境なのだと思います。接し方は、家庭ごとの雰囲気や相性によっても違いますが、ご参考までに。ラストスパート、がんばってください。
お礼
本当にありがとうございました。