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助監督
素朴な疑問です・・・。 (昔の)日本映画界では、 助監督→チーフ助監督→監督 と『出世』して行きましたが、 『監督』として デビューした方が、 『助監督』へ『格下げ』された実例は有るのでしょうか? (ピンク映画界/インディー映画界/山本晋也-系は除く) 1作でも監督になった方は『一生 監督』と成り得る事なのでしょうか? 素人の、素朴な疑問です・・・。
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isoiso0423さんのに補足したいと思います。 ある一つの会社に助監督として多く仕事していると監督として、プロデューサーに声がかかります。それで監督として仕事が続く事もあります。 例えば、特撮ヒーロー物。ピンク系。TVドラマ。 又せっかく監督として一本撮っても、監督として仕事が来なくて助監督に戻る人も多いです。 皆はやはり、家族がいるからです。 職業助監督もいることも確かです。 その人達は、それぞれの事情で選択しているので何も言いません。 そして監督になりたいと思っている若い人は、撮影現場のしんどさにすぐ根を上げ辞めていく人も多いです。 又脚本書く。プロット書く等も何もしません。 映画、舞台もほとんど見ない。 社会の動向に無関心と無知。 そういう人が監督としてデビューしているという現実もあります。 助監督として優秀だったので、プロデューサーが声をかけたが、助監督の優秀さは、絶対に監督として優秀さにはつながりません。 三池崇、行定、田中監督達は助監督出身だが、それ以外の助監督がどうして成功してないのか? 皆似たり寄ったりの演出と作品内容が物語ってると思います。 でも、その弊害となっているのを打開しようとしている助監督達もいます。こんなワンパターンで内向的でニートのような日本映画じゃ駄目だ。 もっとエネルギー溢れる面白い日本映画をつくろうとしている者もいます。
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- たなか ともゆき(@pote-nyan)
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こんにちは。 これはキネマ旬報社の『日本映画人名事典 監督篇』(旧版は『日本監督全集』。こちらは2000円程度で古書店に在ります)辺りを探せば、そんなに珍しい例ではないかもしれません。 山田洋次監督が、昨年だったか読売か日本経済新聞の自伝的連載記事でも書いていました。それじゃ監督をやってみろと言われて中篇『二階の他人』(1961)を撮ったものの、不評で助監督に逆戻り。これではいけないと脚本を書く修行を続けて、63年に『下町の太陽』を撮るが、これもぱっとせず、またしばらく師匠の下で修行。 翌年の『馬鹿が戦車(タンク)でやって来る』で、これが監督としては最後かもしれないと、自分が好きな落語の要素も取り入れてやってみたら、思い掛けないヒット。以後自分の作品の方向が決まったということです。 ほかに、ウェブで見つかった堀川弘通監督の例を紹介しておきます。 http://www.eibunsin.com/kanmei/report.html#kan-71 一つ監督作品があれば、その後助監督に戻っても、脚本に専念しても、名義としては監督で通じるでしょう。
お礼
『キネマの天地』面白かったですな・・・。 助監時代の経験が、生かされているのかな。 『馬鹿が戦車でやって来る』ラストシーン 泣けました・・・。 ハナ肇が死去した後に、直ぐ映画放送されたの見ましたが、 自分が人生で『初めて泣いた映画』です。 それ以前は、映画で泣いた事が無かったので、想い出に残ってます・・・。
- isoiso0423
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監督になって一本撮ったことには撮ったけど、その後監督としての仕事が無いことで、ふたたび助監督をやる方もわりといます。 ただ助監督の大半はフリーランスなので、食うために自分の意志で再び監督をするわけで、『格下げ』ってニュアンスとはちょっと違うと思います。 むかしは助監督といえば各映画会社に所属していたので監督から助監督への降格ってことはあったんでしょうけど。 ちょっと変わったところでは、監督にならず助監督を本業としている方もいます。監督へのステップアップとして助監督をしているわけではなく、職業助監督として自分にはその方が向いているってことなんだと思われます。 中には監督よりもずっと年上の助監督という方もいました。
お礼
大御所の助監督なら分かりますが、 監督が助監に『戻る』のは、ツライでしょうな・・・。 ハリウッドでは『助監督を専門職』にしてると、聞いた事が有ります。
お礼
映画制作を舞台にして、撮られた作品は多数有りますが、 その中でも、 山下敦弘/監督の『不詳の人』に収録の、短編映画『道』は、 最高に笑える作品ですので、ぜひご覧下さい。 中田秀夫/監督の『ラストシーン』も、なかなかです。 世代の違いですかネ? 自分の場合は『自主制作 映画界』から這い上がって来た監督の作品の方が面白く感じます。 三池崇史/監督の場合『殺し屋1』以降に撮った作品で、最高に面白いと感じた作品は有りません。