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多のう胞性卵巣が原因の病気に対する治療について
はじめまして。29歳OLです。 以前からずっと生理不順に悩んでおりました。 毎日電子婦人体温計で基礎体温を測っているのですが 今月特に目立って体温に変化が無いことから不安になり産婦人科に行き超音波検診の結果『多のう胞性卵巣』であると診断されました。 ネットで色々と調べてみたのですが、多のう胞性卵巣は肥満や多毛症の原因になっていることが多いとのこと。 実際毛深くて悩んでいましたし、何をしても体重や体脂肪が減らないので疑問に思っていたことが全て解決したように思えました。 現在未婚であるため妊娠は望んでいませんので不妊治療はまだ考えていないのですが、多毛症についてはすごくコンプレックスがありますので治したいと思っています。 多のう胞性卵巣の治療をすれば、多毛症が改善されたり、肥満も解消されるようでしたらこのまま産婦人科で治療しようと思っています。 もし、多毛症や肥満を優先して治療したい場合、多のう胞性卵巣の治療は一旦保留にしておいても大丈夫でしょうか? (今後、子供が出来ないのも困るので…) また、多毛症と肥満の治療にはどのような方法があるのか、どの外来に行けば診療してもらえるのか教えてください。 よろしくお願いします。
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こんにちは。 >多のう胞性卵巣の治療をすれば、多毛症が改善されたり、肥満も解消されるようでしたらこのまま産婦人科で治療しようと思っています。 もし、多毛症や肥満を優先して治療したい場合、多のう胞性卵巣の治療は一旦保留にしておいても大丈夫でしょうか? (今後、子供が出来ないのも困るので…) まず、残念ながら多嚢胞性卵巣症候群自体を治療(完治)する方法がありませんので、妊娠したいのに排卵障害がある場合には排卵誘発を、多毛やニキビ等が主立った問題ならその対症療法をするしかありません。 >また、多毛症と肥満の治療にはどのような方法があるのか、どの外来に行けば診療してもらえるのか教えてください。 多嚢胞性卵巣症候群の色々な症状は、卵巣内のアンドロゲン(男性ホルモン)が過剰になっていることが原因ですから、抗アンドロゲン剤を用いたり、グリコラン(メトフォルミン)というインスリン非依存型糖尿病の治療薬を用いて改善されます。が、冒頭にも書きましたように多嚢胞性卵巣の根本的な治療法がないので、いずれも対症療法にすぎなく、その薬を中止すれば元に戻ります。 また、副作用もあると思いますので、多毛については薬を使うよりも永久脱毛するとか、肥満については痩せにくいとしても適切な生活習慣の改善やダイエット指導を受けるなど、違った方面からのアプローチも考えてみてください。 対症療法のご相談も婦人科でいいと思います。
お礼
ご丁寧に回答ありがとうございます。 多のう胞性卵巣は完治する病気ではないのですね…。 色々と改善方法があるようですので、次回婦人科に行った時に 先生と相談して、自分が一番望んでいる方向へ進むように決めて行きたいと思います。