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運用からみた国民年金基金
自営業者です。節税の意味もこめて国民年金基金に加入しようと考えています(60歳から受け取れるものを)。老後の年金が心配だからというよりも、投資に疎い自分には運用面から見て年金基金のほうが安全・お得という認識があります。限度額いっぱいかければ控除の面でも大きいですよね。そこで質問なのですが……。 ・今の日本で上記の解釈は妥当でしょうか。 ・国民年金とはシステムが違うと聞いていますが、将来、国民年金基金の受給額が減る、なんていう事態はあるのでしょうか。 ・60歳を過ぎたら海外移住を考えているのですが、それでも将来きちんと受け取ることはできますか。 ・何かあったとき、60歳以前に前倒しで受給してもらうことはできますか。 ・何かあったとき、月々の支払保険料を変更することは可能ですか。 ・投資に明るい方→運用面から見た場合、国民年金基金って、金利にすると何%ぐらいの商品?になるのでしょうか(変な質問でスミマセン)。 どれかひとつでもお答えいただけたらと思います。よろしくお願いします。
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>・今の日本で上記の解釈は妥当でしょうか。 と思います。 >・国民年金とはシステムが違うと聞いていますが、将来、国民年金基金の受給額が減る、なんていう事態はあるのでしょうか。 いえ、こちらは確定給付型といい民間の年金保険と同じく定められた予定利率にて運用されて受け取る仕組みです。(一部確定拠出型もあります。こちらは運用を指示します) >・60歳を過ぎたら海外移住を考えているのですが、それでも将来きちんと受け取ることはできますか。 はい。国民年金も年金基金も受け取れます。為替の動向に左右はされますけど。(円で受け取るので) >・何かあったとき、60歳以前に前倒しで受給してもらうことはできますか。 出来ません。その制約がある代りに、社会保険料控除として全額控除でき、破産からも保護されるわけです。 >・何かあったとき、月々の支払保険料を変更することは可能ですか。 出来ます。 >・投資に明るい方→運用面から見た場合、国民年金基金って、金利にすると何%ぐらいの商品? 確定給付型の予定利率は現在1.75%です。 実は数年前まで4%位あって、改定時(利率が下がった)には駆け込みで加入する人が沢山いました。
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- masuling21
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NO.2です。補足します。 例えばの話ですが、年72万円を貯金するとします。利率は1.75%、残高と利息が増えるだけです。 基金に72万円を納入すると、1.75%の利息と、税率20%として、最大14万4千円税金が安くなります。これだけお金が残ることになります。60歳まで受給できないという制約は受けますが。 これは大きいと思うのですが、これが節税効果というものです。節税分で国民年金の掛け金を大部分支払することができます。 損なようにいわれますが、日本の公的年金は、金融商品としては優秀なのです。終身もらえるというところは、民間ではほぼ不可能です。
お礼
補足説明ありがとうございます。大変わかりやすいです、計算までしていただいて・・数字を見てたらワクワクしてきました(笑)60歳まで受給できない、これだけはネックですが、「節税分で国民年金の掛け金を大部分支払うことができる」、これは大きいですよね。株などの投資に疎い自分には、基金は向いてそうな気がします。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
Q&Aは、公式サイトがあります。 予定利率は高くないとしても、限度の816000円を納めたとして、税率20%だと、毎年163200円の節税効果があり、こちらのほうが大きいでしょう。大雑把な計算です。
お礼
ご回答ありがとうございます。公式サイト確認しました。初歩的な質問ですみません、予定利率と税率って違うものなのでしょうか?自分はまだ30代なので、816000円もかけられません(月6万、年72万くらいかな・・)。いずれにしろ、運用面から見ても基金って悪くなさそうですね。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。「妥当」の判を押していただいて嬉しいです。前倒しはできないんですね・・長生きしなきゃ。確定拠出型については調べたのですが自分にはまだ難しいです。昔は利率が4%もあったのですね~!でも、銀行に普通預金しておくぐらいなら、1.75%の基金に預けたほうが無難なのかも・・考えてみます。