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サッカーシューズの取替式スタッドはなぜ取り替える?

サッカーシューズには、スタッドが固定式のものと取替式のものがありますが、取替式は必ず、スタッドの数が少なくて、金属製で、すこし長めになっているモデルです。雨や長い芝のときに使うのに適したグリップ力を重視したモデルです。 わたしは、スタッドの数が少ないと、磨耗が早いので取り替えられるようになっていると思い込んでいましたが、 メーカーのページにそのようなことは書いてありません。 取替式の場合は金属製であることも疑問です。なぜ金属製?グリップを追求するためでしょうか。 プラスチック素材のソールに金属のスタッドを取り付ける都合上どうしても、ネジ式になる。どうせネジ式になるならスタッドだけを消耗品として提供しようということでしょうか? また、取替式にすることで、短いスタッドと長いスタッドなどのセッティング可能になることを重要視しているのでしょうか?? どのメーカーの説明も、グリップ力を重視するなら取替式ということが大体書いてありますが、ここだけ読むと、なんで取替式だとグリップがよくなるの?っていう疑問がわきますよね。 わたしは、固定式でもグリップ力重視のモデル(スタッドの数を減らし、長めにする)もあってよいはずなのに、必ずそういうモデルは取替式になるのが不思議なので、別な要素があるのかなと思った次第です。 変な質問と思いますが、なにかご説明があればお教えください。

みんなの回答

  • formula_1
  • ベストアンサー率60% (163/268)
回答No.2

スパイクの説明からしたいと思います。 スパイクには急な方向転換などのグリップ向上、という機能がありますが、それは裏返すとグラウンドやピッチからの力を大きく受けるため、その緩和という側面も持っています。 従って、スパイクを選ぶ際には「グリップ向上と足への負担の小ささ」が最大になるような選び方をします。 以下に例を挙げたいと思います。 ■堅い土のグランド(日本に最も多い) 土は方向転換にかかる力が強いため、スタッドは太く、強いものを使用します。また、足への負担が大きいため、本数の多いものを使用します。 この場合、少し使い込んだ固定式のスパイクが最適と言われます。また、スパイクでなければトレーニングシューズも使われます。 ■堅い芝生(≒短い芝生)のグランド ■軟弱な土のグランド 同じような性質を持っていて、軟弱な芝生と堅い土の中間の性質を持っています。硬い土に比べて若干軟弱なため、土を噛むことができる長めの、太めのスタッドを持つ固定式のスパイクを使うことが多いです。スタッドの本数は硬い土の時よりも少なめですが、このタイプのグランドは比較的少ないため、硬い土の時と変わらないものを使う人が多いです。そのため、よくスパイクをはたいている高校生を見ることができると思います。 ■軟弱な芝生(≒長い芝生)のグランド(ヨーロッパに多い) ■悪天候の芝生・悪天候の土のグランド スタッドの食い込みがよく、グリップを重視しても足への負担が少ないため、スタッドの本数は少なく、細く、長い傾向があります。 ------------ ということで質問に答えたいと思います。 > なぜ金属製? これは、練習用です。金属はプラスチックに比べて耐摩耗性に優れますから、練習に使うのです。 試合では金属部分が出ていると「危険な用具」とみなされ、使用することができません。 また、金属(アルミ、鉄、チタン)以外にもセラミックやプラスチック、テフロンなどの素材があります。 > なんで取替式だとグリップがよくなるの? 上記の比較をご覧いただけると分かるように、固定式ではグリップを犠牲にして足への負担を減らしているためです。 取替式は、足への負担を考えなくてもいい環境での使用を前提としているため、グリップを高めているのです。 > 固定式でもグリップ力重視のモデル(スタッドの数を減らし、長めにする)もあってよい 取替式は比較的スタッドが細く、(常に取り替えるので)長いのが特徴です。また、細いので削れるのが早いのです。 従って、もしそういうスパイクを作成したとすると、靴自体の寿命に対してスタッドの寿命が早く来すぎてしまうのです。

hanafuri
質問者

補足

詳細な解説ありがとうございます。 ここに来てわたし自身のの疑問の整理が出来ました。 わたしが聞きたかったのはスタッドが交換できるのは、 1.セッティングのため? 2.磨耗対策? このどちらが主眼にあるのかということだと思います。 「どちらもその理由」ということだと思いますが、 もう少し、ちがった情報がいただけたらうれしく思います。

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.1

一度、芝のピッチで比べてお使いになれば一発でご理解いただけるはずですが スタッドはピッチコンディションで最適な条件が変わります。 ですから、交換できなければ困るのです。 芝の長さ、目土の硬さ、天候などを考慮して変更します。そこには、長さ以外に材質(金属かセラミックか)も含みます。通常はロングは金属、ショートはセラミックです(セラミックの方が軽いが踏ん張りが弱い)。 固定スタッドの場合、スタッド自体がソールと同じ材質のポリウレタンですから、長くすると、刺さりや踏ん張りで金属スタッドに敵いません。 より踏ん張りを重視するラグビーやアメフトではほとんどのコンディション(人工芝をのぞく)で金属のロングスタッドを使います。

hanafuri
質問者

補足

返事が遅くなり申し訳ありませんtt セッティングのための交換を重視するということであれば もっと交換式のシューズが普及していても良いように思いますが そうでもないですよね?? それで疑問に思ったのです。 回答ありがとうございました^^