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ブレーキ
ベンチレーテッドディスク(ist) と 油圧式ベンチレーテッドディスク(フィット) って何が違うんですか?どちらが優れているのでしょう?二つのそれぞれの利点を教えて下さい。 http://www.toyota.co.jp/Showroom/spec/result.jsp この、ページのブレーキの所を見て疑問に思ったので。 あとリーディングトレーリング式ドラム(ist)と ドラム(リーディングトレーディング)(ポロ)の違いとは なんですか???
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ディスクブレーキについてはまったく同じ物でしょう。油圧とわざわざ書かなくとも、現代の乗用車のブレーキシステムは油圧を利用したものが殆どですので、あえて油圧書かなかっただけの話でしょう。ベンチレーテッドディスクとは、ディスクブレーキのディスクロータ(ホイールといっしょに回っていて、ブレーキを掛ける時はこの部分をブレーキパッドで強く挟んで止めます)の内部に空気が通るように通路を作ったもので、ブレーキを掛けたときの摩擦で発生する熱を出来るだけすばやく逃がすためのものです。熱が摩擦面に溜まってしまうと、摩擦面が高温になり、摩擦係数(これが大きいほど同じ力で押し付けた時に大きな摩擦が起きる、一般に高温になるほど小さくなる)が低くなってしまい、ブレーキの性能が落ちてしまうので、出来るだけ早く冷やしてやった方が良いのです。極端な例ですがレースカーなどの非常に過酷な条件で使用されるブレーキではディスクローターやブレーキパッドが真赤になるほど高温になる場合もあります。現在では珍しくなくなったベンチレーテッドディスクも、元はこのような過酷な条件で使われるレースカー等の技術を一般にフィードバックしたものです。 リーディングトレーリングとリーディングトレーディングも同じもでしょう。正しくはリーディングトレーリングですが、ミスプリかもしれませんね。リーディングトレーリングとはドラムブレーキの形式の一つで、ドラムブレーキのブレーキシューの動かし方の名前です。ドラムブレーキには大きく分けて2リーディング型とリーディングトレーリング型があり、大きな違いはそのシューの支点の位置です。参考URLにあるブレーキがリーディングトレーリング型のブレーキですが、写真にあるように2個のシューの同じ側が支点になって反対側が油圧によって開き外側のドラムに押し付けられる構造です。この場合上側のシューをリーディングシュー・下側のシューをトレーリングシューと呼びます。リーディングシューでは、ドラムの回転によってシューを外側に開こうとする力が発生(セルフサーボと呼びます)前進時に強い制動力を発生します。トレーリングシューにはこの力は働きません。バックするときはこの関係がまったく逆になりますので、リーディングトレーリング型のドラムブレーキは前進・後進ともに安定した制動力を得られるブレーキで、自動車やバイクの後輪に主に用いられています。一方2リーディング方では、2個のシューの支点が前進するときセルフサーボ効果を発揮できるように、2箇所に分けられています。また、そのため油圧で動く部分も二つあります。そのため前進時には強い制動力を得られますが後進時には利きが悪くなる欠点があります。主にバイクやトラックの前輪に用いられています。ドラムブレーキにはその他にもどちらの方向にもセルフサーボ効果が得られるように工夫されたデュオサーボ方などがありますが、乗用車には殆ど用いられていません。 ドラムブレーキは摩擦面積が大きく小さな力で大きな制動力得られる利点があります(そのためトラック等で多用されます)が、一度過熱してしまうとその構造上熱が逃げづらいと言う欠点があります。ディスクブレーキはブレーキの摩擦面が直接外気にさらされているため熱の逃げは良いのですが、摩擦面積が小さいため制動力自体は同じ直径のドラムブレーキから比べると落ちてしまいます。現在ではそれを補うための倍力装置(乗用車ではマスターバックなどの真空を利用したものが主)が普及したために制動力に関する問題が解決したため、放熱面の有利さから採用例が非常に多く、乗用車の前輪はほぼすべてがこのタイプです。
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- robocut
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Q:ベンチレーテッドディスクと油圧式ベンチレーテッドディスクの違いとどちらが優れているか? A:これは同じ物なので違いは有りません。現在市販されている車のブレーキは全て油圧式ですのであえて油圧と書き表さないのだと思います。しかし今回の東京モーターショーでbremboというメーカーがブレーキバイワイヤーという物を発表していました。これは電動式でモーター等(リニアモーターかな?)を使いピストンを動かす物です市販車に採用された物は無いようですが近い将来市販車に電動式ブレーキが採用されるでしょう。 Q:リーディングトレーリング式ドラムとリーディングトレーディングの違いは? A:これも同じ物です。 そしてブレーキとは車の運動エネルギーを熱に変換することで車を停止(運動エネルギーを吸収)する物です。ブレーキには熱の発生・熱の吸収・熱の放散の3つの役目があり、この点で優れているのが、ディスクブレーキです、ディスクブレーキよりも更に性能UPした物がベンチレーテッドディスクです。ではなぜ4輪にディスクを採用しないのか?しないのではなく4輪ディスクの車も有ります。現在では4輪ディスクは新車の約4割に満たないです。一時期は4輪ディスクの物ばかりでしたが、バブル崩壊後姿を消しつつ有ります。なぜ消えつつ有るか?まず価格がディスクよりも高い(メーカーがそう言ってます)・後輪は前輪に比べブレーキの荷重比率が低いのでドラムで十分・パーキングブレーキを兼ねているので制動力(ただ単に止めるだけならドラムが優れている)の強力なドラムが使われている・ディスクより軽量等です。 ※昔はジムカーナなどではサイドを引いて簡単にタイヤがロックするのでリヤがドラムの物がよく使われていました。(AE86のGTですAPEXではダメ) とここまで書きましたが、フロント=ベンチレーテッドディスク、リア=リーディング・トレーリング式ドラムブレーキというのは現在主流のブレーキタイプですので比較されている車のブレーキ(ABS・EBS等は別)に関しては何ら変わりは有りません。(購入を考えておられるのでしたらペダルを踏んだ時のフィーリングは違う場合有りますので実際に試乗すると良いでしょう)
- kenkenkent
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メーカーによる表記の違いだけで、ほぼ同じ物でしょう。 と言うのも、現在の自動車のブレーキは、ほぼ全部が 油圧式ですので、トヨタではわざわざ『油圧式』と 書かなかっただけだと思います。 ちなみに、油圧式以外のブレーキには、『機械式』や 『気圧式(排気ガスやコンプレッサーによる圧縮空気)』 などがあります。 ベンチレーテッドディスクについてですが、ディスク ブレーキとは、ブレーキディスク(円盤)をブレーキ パッドで挟む事で制動力を発生するのですが、その際に かなりの熱が発生します。あまり高熱になると、パッドが フェード(熱ダレ?)したり、ブレーキフルードが沸騰 して、ベーパーロックの原因になったりしてしまいます。 その為に、ディスクの熱を放熱する為の穴が開けられて いるのがベンチレーテッドディスクです。一般的には、 薄い2枚のディスクの間を、構造物で繋いだような形に なっており、ディスクの外周部に穴が開いています。 リーディングトレーリング式ドラムの件については、 すみません、知識を持ち合わせておりません。
- kurio
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No2で説明不足だったので補足します。 >ベンチレーテッドディスク(ist) と 油圧式ベンチレーテッドディスク(フィット) ディスクブレーキは油圧が当たり前だから、「油圧」という表記を略しただけだと思います。=つまりどちらも同じということです。
- kurio
- ベストアンサー率29% (424/1462)
専門家ではないので参考程度にしてください・・・ >ベンチレーテッドディスク(ist) と 油圧式ベンチレーテッドディスク(フィット) ベンチレーテッドディスクブレーキとは排気効果を高めたディスクブレーキです。 下り坂などでブレーキを多用するとブレーキが発熱して制動力が低下する減少が発生して危険な状態になります。(フェード現象やべーパーロック現象などがそうです) そこで少しでもブレーキの温度を下げるために改良したものがベンチレーテッドディスクブレーキです。通常は走行風だけで冷却するのですが、ローターを改良して放熱効果を高めています。 さてディスクブレーキは通常油圧で動作します。油圧でないディスクブレーキなんて基本的に存在しません。(油圧を使わないと制動力が極端に弱くなるため) >あとリーディングトレーリング式ドラム(ist)とドラム(リーディングトレーディング)(ポロ)の違いとは 「リーディングトレーリング」と「リーディングトレーディング」の違いですよね? 発音の違いだけで同じ物を指してると思ったのですが、両方の言葉を使っているホームページなどもありました。これはちょっと謎です(^^;
- kan3
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同じだと思うんですけど。 書き方の違いだけ?。