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アメリカでのお弁当は一様に茶色の紙袋なのですか
私が今まで見たアメリカのドラマや映画では、ランチを持参する場合、必ず茶色の紙袋に入っています。 「お弁当、忘れないでね。」と、お母さんが子どもに差し出すのは、ピンクやブルーの紙袋ではなく、必ず茶色の紙袋です。 妻が出勤する夫に手渡すお弁当も、茶色い紙袋だったシーンも見たことがあります。 アメリカでは、ランチには一様に茶色の紙袋と決まっているのでしょうか。
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アメリカに38年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 ランチを学校や職場にもっていくときに一番使われたのがlunch box/lunchboxと言われた手提げ箱(30年前はブリキで作られていましたプラスチックで今は出来たものが多いですね。 いろいろなキャラクターのおかげで商売になっている面もあります)で魔法瓶を入れられるようにもなっています。 私がここへ来てからかなりたってからですが、スーパーやお店で「小物」を買ったときに入れてくれた小さな袋(10cmx15cmx25cmくらい)を家で捨てないで包んだサンドイッチなどを入れたり果物を入れてランチボックスの代わりに使われ始めたのです。 自販機の普及で家からわざわざ飲み物を魔法瓶に入れて持っていく必要が少なくなってきたわけでですね。 そうすると「たまにもらう小さな袋」の数では間に合わなくなってきたわけです。 (今ではビニール袋になってきたいますがその頃はチェッカーのところには5種類くらいの袋のサイズがあったのです) そこに目をつけたのが「紙袋メーカー」だったわけです。 これを求めてスーパーで売り始めたわけです。 よって、今ではこのサイズの袋を「使い捨てできる」ランチボックスとして非常に普及したわけです。 このことをbrown bagと言う動詞として使われるようになったのです。 そしていつもこの紙袋でランチを持ってくる人をbrown baggerと言うようにもなったわけです。 使い捨て、と言う事から一番安いこの色が使われているわけですが他の色がないということではありませんがランチ用は普通この色ですね。 だからアメリカのドラマや映画にも頻繁に出てくるわけです。 この茶色のバッグにはもうひとつのサイズが実はあるのです。 わざわざ買うまではないですが、お酒類(ワインやハードリカー)を一本ごと買うと必ずと言って同じ茶色の長細い袋に入れてくれます。 一本分がちょうどフィットするサイズなのです。 このバッグを使う場所がアメリカにはあるのです。 一般庶民の行く「酒を売る許可を持たないレストラン(食堂と言う感じかな)」には自分でお酒を持っていき飲んでもいい法律のある州があるわけですが、そのレストランに自分のお酒を持っていくときに使うのかこのバッグなのですね。 ビールなどでは普通の大きなブラウンバッグですが。 これもbrown bagと言う動詞を使います。 一応お酒を持ち入れしていないんだよ、と言う口実にはなっているのですが誰でもわかっています。 と言う事で、茶色のバッグを使うことは、別に「決まっている」と言う事ではなく自然にそうなったと言う経過がこの40年くらいあるわけです。 また、このbrownbagあるいはbrownbag meetingと言う単語は名詞としてお昼をかねてちょっとした会合やミーティングのことを言う時にも使われます。 使い捨てのプラスチックのサンドイッチバッグがありますが、今では「使い捨てで切る」くらい安いタッパウエアーもできサンドイッチだけでなく前日の残り物もこのブランバッグに入れてランチとして持っていけるようにもなりました。 日本の若いお母さんのようにかわいいお弁当を作ってくれないのがこちらの普通なので駐在員の奥さんたちのお子さんたちは日本式お弁当を持っていくのが「ご自慢」です。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- gbrokk
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小学生から大学生、サラリーマンまで茶色の紙袋が普通です 大工さんや道路工事のおじさんは蓋が丸く盛り上がった(そこにコーヒーを入れた魔法瓶を収める)工具箱のような頑丈なランチボックスを提げて来ます
お礼
紙袋が定番なのですね。 外で仕事をする方は、ランチボックスですか。 日本でも昔ランチジャーというCMやってましたね。 魔法瓶のところにお味噌汁を入れられるような構造でした。 外だと温かいほうがいいからでしょうね。 ありがとうございました。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
Gです。 brownbaggerと言う単語はbagをする人(スーパーでお客さんが買ったものを大き目のbrownbagsに詰めてあげるーーーー私もこちらで学生の頃はバイトでやりました)と言う意味の(grocery) baggerではなく、brownbagを使う人と言う意味だったわけですが(それだけでも後になって使われる安月給取りの意味になるのは分かりますね)ランチボックスが普通だった頃では「捨てるのはもったいない」と感じるから使っていたわけですから「けちんぼ」みたいなイメージがその頃あったわけです。 また違う方向に転じて「お弁当を持ってくる人」と言うフィーリングでも使われるようになったわけですね。 私の知っている限り日本でも一時お弁当を持ってくるということが「節約」に結びつきいいイメージがなかったときもあったらしいですね。 今では「優しい奥さんを持っている」羨ましがれるところもあるようですね。 このイメージの違いがある職場ではブランバッグを使いたくない雰囲気を作り上げてしまったと事もあるし、ほかの人もやっているから自分もやって節約する人が多いところもあるわけです。 人間のすることですから結構「見栄」が「物を言う」時もあるわけですね。 プラスチックの方を説明するのは勘弁してください。 このサイトで説明できるものではありませんので「ただ間違ってもこの二つを混乱しないでください」だけを理解しておいてください。
お礼
何度もありがとうございます。 brownbagger、アメリカではそのような造語を作るのが上手いですね。 ドラマで時々字幕で見てると、こんな言い方するんだと驚く時があります。 疲れるので、たいていは吹き替えで見ていますが。 アメリカという国は、「人は人、自分は自分」という雰囲気なのかと思っていましたが、「見栄」を気にする人も多くいるんですね。 プラスチックの件は、わかりました。 何度も回答していただいて、ありがとうございました。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
Gです。 brownbaggerとまで書いておきながらフィーリングまで書くのを忘れていました。 この茶色のバッグでランチを持っていくということに対してのちょっと見下げたような表現なのです。 ですから、人によっては「ブランバッグでお昼を持っていくのはみっともない」と感じ人がいるわけです。 つまり、あいつはブラウンバガーと呼ばれたくないわけです。 よって、職場や学校でもまたキャフテリアで食べがちな大きな会社や病院そして基地での軍隊などではこのブラウンバッグを使うか使わないかがはっきり分かれがちになるのですね。 また、この小さな茶色のバッグが使い始められた状況と同じように、今では紙の袋ではなくビニール・プラスチックの袋をスーパーで使うのでこれを捨てないでもう一度ランチ用に使う人も出てきているわけですね。 時代が違っても「使われるようになる状況は同じ」みたいですね。 もっともplastic baggerとは言いませんし全く違うとんでもない意味になってしまいますのでどうか使わないでください。
お礼
brownbaggerのフィーリング、ありがとうございました。 gooの英和辞典に、brown-bagger n. 安月給取り.とありました。 転じて、このような意味になってしまうんでしょうか。 brownbagは袋の再利用から始まったもので、業者がそれ用に生産し普及していったのですね。 とてもよくわかりました。 plastic baggerは辞書には載っていませんでした。 どのような意味なんでしょうか? plastic bag はビニール袋だから、それをする人? 過呼吸の対処法?(すみません、これしか思い浮かびません) もしよろしければ、教えていただけますか。
- ohiosan
- ベストアンサー率19% (12/61)
私の職場は工場で、給食やケータリングサービスありません。 来るまでは「アメリカってみんなランチは紙袋なんだろーなーわくわく」と思ってました。 実際は、ほとんどの人がマイバック(保冷バックとか)かスーパーのビニール袋で、茶色の袋はほとんど見ません。 雰囲気的に、毎日が日本の休日出勤時の昼食みたいな感じです・・・
お礼
保冷バッグかスーパーのビニール袋で持っていくのが大人の一般的なランチなのですね。 >雰囲気的に、毎日が日本の休日出勤時の昼食みたいな感じです・・・ ↑とてもよく雰囲気が伝わりました(笑) ありがとうございました。
- MrCandy
- ベストアンサー率39% (87/222)
同じくアメリカです、 子供の弁当は小さい茶色の紙袋に入れて持って行きますね、 それ用のを売っているようです。学校にみんなが持ってくるからあわせてる、と言う感じでしょうかね。 大人の方は職場にたいてい、保温バッグにタッパウエアのような弁当箱を入れて持ってきていますね。 ほかに、カップヌードルや、調理済みで売られているものを電子レンジでチンしている人もいます。
お礼
やっぱり茶色い紙袋は定番なんですね。 大人は保温バッグですか。 中身は保温したほうがよりおいしく食べられる食品なんでしょうね。 カップヌードルも食べられているんですね。 ちょっと意外でした。 アメリカには10年以上前に2回行っただけなのですが、その時はカップヌードルなんて見かけなかった気がします。 今は普及しているんでしょうか。 ありがとうございました。
- sedativejp
- ベストアンサー率28% (4/14)
昔アメリカに住んでいました。 よく、「ブラウン・バック・ミーティング」と言って、昼ごはんを食べながらミーティングをしていました。 もちろん、白いバックや緑のバックも存在しますが、ブラウン・バック・ミーティングという言葉があるぐらいですので、茶色のバックが定番なのでしょうね。しかし、TVを見てよく気がつきましたね。。。すばらしい着眼力ですね。
お礼
経験者のかたの回答はとても参考になります。 「ブラウン・バック・ミーティング」という言葉、とても興味深いです。 昼食兼ミーティングってよくある光景なんですね。 食べながら仕事の話なんて、休憩にならない気がするんですが。 アメリカのドラマは本当におもしろいです。 ストーリーや映像は、日本のそれとは比べ物にならないと思いますが、文化の違いも見ていておもしろいと感じるところです。 ほかにもいくつか疑問がありますので、近々またこのカテで質問すると思います。 ありがとうございました。
- sunrisedr
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アメリカ在住です。 使い捨てでなく、お弁当箱を入れるランチバッグ(トートバッグのようなもの)は、多少保温性があって、カラフルなものが色々売られていますが、ご質問のケースの、お弁当を食べたらそのまま捨ててしまうよな場合は、茶色の紙袋が定番ですね。 スーパーでランチ用に売られています。
お礼
そのまま捨ててしまうからという理由に納得です。 スーパーでも売られているなんて、定番商品なんですねえ。 日本にあるような、保温性のあるトートバッグも存在するとは意外でした。 キッチンで「今日のお弁当はツナサンドよ。」と母親が子どもに話しかけていたり、茶色の紙袋からサンドイッチを取り出して食べているシーンなどもしょっちゅう見るので、アメリカのお弁当の中身はサンドイッチに決まっていると想像していました。 保温性のあるバッグの中身はどのようなものを入れていくのでしょうかねえ。 マカロニとか?でしょうか。 ありがとうございました。
お礼
brown bagの歴史がとてもよくわかりました。 やはり使い捨てなんですね。 一度使用するだけで捨ててしまうなんて、ちょっともったいない気がしますね。 私なら使用後にまた家に持って帰って、再利用してしまいそうです。 gooの英和辞典で調べてみたら、brownbagがちゃんと載っていました(笑) 英和辞典に掲載されるほど、確立されている単語なんですね。 とてもよくわかりました。 ありがとうございました。