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社会保障と社会

社会保障に少々関心があり、最近勉強を始めたものなのです。 教えてGOOや知恵袋等を読んでいると、「年金保険料を納めて、生涯のうち元が取れるか分からないから、払い損ではないか」とか「生活保護よりも年金額が少ないから、納付は馬鹿馬鹿しい」などの意見を見かけます。 それへの答えとして、「元が取れる、取れないの問題ではない」、「相互扶助の精神で考え出された制度である」などを見かけます。 ・皆さんは、どちら側の意見に近いですか? ・また、制度が作られた意義は存在していますが、それが現在見過ごされて、上のような意見が出ているということは、この社会で何が起こっていると考えることができるのでしょうか?(モラルの低下?)

みんなの回答

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.2

得か損かという単純な問題だとは思いません。福祉国家が生まれたのは、20世紀前半、2度にわたる世界大戦で数千万の犠牲を出した反省によるものです。レッセフェールの国家体制のもとでは、貧富の拡大や社会不安の増大は避けられません。これを未然に防ぐには、社会全体をカバーするセーフティネットの構築が不可欠です。その費用を税金でまかなうか、それとも拠出でまかなうほうがいいのかは技術的な問題で、後者の方が効率的だと判断されたので、現在のシステムが採択されました。  もちろん、自分ののことは自分でという考えもあるでしょう。しかし、こうした弱肉強食型の社会を維持するためには、強大な警察力や、さまざまな人権抑圧が必要です。豊かな人々は、こうした費用を負担しなければなりません。  いろいろ問題があることは承知していますが、私は税金と社会保障費を払い続けるほうを選びます。アメリカ型社会よりスエーデン型社会を選ぶということです。

yourvoice
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 現在のような社会システムが生まれたプロセスを歴史的に認識されているのは、素晴らしいですね!わたしも同じ意見です。 自分の利益だけを追求すると、回りまわって(例えば社会不安の増大)自分へ跳ね返ってくることもある、ということが言えるかもしれませんね。

  • password
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回答No.1

相互扶助なら、自分の金を寄付すれば良いでしょう。 老後の計画(人生計画)ぐらい、自分で立てれなければ一人前ではありません。 民間の年金の方が率が良いのに、ワザワザ公的年金に頼る者はいないでしょう。

yourvoice
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 passwordさんは、年金保険料を全く払わず、そして公的年金は全くもらわずに、民間の年金等で老後をお考えということなのでしょうか? 現在では、そのような考えの人が増えたということなんでしょうね。