私もベンチャーズ大好きの50歳を過ぎたオヤジです。
私が一番最初に手にしたのは、黒雲製のEX-65・サンバースト・ベンチャーズモデルでした。その頃で15万か16万円だったと記憶しています。
現在は黒雲製のEX-65を1本、SC-63(ベンチャーズモデル)を3本と、フィルモア・ジャパンのVM-64(クラシックス)と65(クラシックス)をそれぞれ1本ずつ持っています。
作り自体は黒雲製もフィルモア製も大差はないと思います。どちらもさすがに日本人の手によって丁寧に作られているという印象を受けます。ただ、塗装の良さでは黒雲製に軍配が上がるかもしれません。
ピックアップの出力については、EX-65は、L-2000というピックアップで、第1弦と2弦の音が、3~6弦に比べると張りが無くやや小さいようです。黒雲製のSC-63のほうは、さすがにL-4000や4200を使っていて、1弦から6弦まで良く響くのりの良い音がします。現在はEX-65もL-4000に変えています。
フィルモアのほうは、黒雲製と比べて音の張りと伸び具合で多少劣るような気がしますが、黒雲製と比べて薄すぎないネックが扱いやすいものの、ネック幅がやや細い(3ミリ程度)ため、1弦と6弦を押さえた時に、弦がネックから外れてしまいそうになります。黒雲製はその点安心できます。
USAの64年を一度だけ弾いてみたことがありますが、同じアンプでもやはりベンチャーズサウンドの原点らしい、乾いた音で、さすがにチョットちがうな…。という印象を受けました。ただ日本製のSCやロイヤルクラスになると、さすがにいい音を出しますね。
私の主観ではありますが、総合点でゆきますと、使いやすさと音の面で黒雲製のSCやロイヤルは最高だと思います。
お礼
遅くなりました。フィルモア派と黒雲派の方がいらっしゃる様です。 しかし、相対的にはフィルモアの方が塗装面では劣っているとの事でした。やはり太い音にはあこがれますね。USAの中古も視野に入れて 考えてみます。この度は有り難うございました。