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100m走のトレーニング法と走法について
すいませんが、100m走について以下のことを教えてください。 (1)トレーニング法と走法の進歩 (2)進歩していくにあたっての問題点 お願いします。
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(1)トレーニング法と走法の進歩 日本陸連医科学委員長の小林寛道東大教授が中心となって、新しいスプリンター養成の技術の開発が進められています。 一言で言えば、目に見える腹筋ではなく、その内部にある腸腰筋を鍛えることによって、すばやい動きが出来、優れたスプリンターが育つという考え方です。 これによって、日本の男子陸上界に優れた短距離ランナーが何人も育っています。 次の北京オリンピックでも400mリレーでメダル争いに食い込むほどの勢いにあります。 その発端は、カールルイスを初めとするアフリカ系のスプリンターの走法をモニターで細かくチェックし、日本選手のそれと比較したことです。 その結果、大きな違いが見られました。 (1) アフリカ系の選手の腰の位置は高い。 (2) 腰の位置が走るとき一定ではなく、うねっている。 このフォームの違いは股関節の柔軟性に起因していると解明されました。 これによって、股関節を柔軟にし、腹筋ではなく腸腰筋(ちょうようきん)を発達させるプログラムとそれを可能にする器具の開発が進められて来ました。 脚の短い、背の低い日本人選手がオリンピックのリレーでメダル争いに割って入るほどの躍進をしめしているのです。 (2)進歩していくにあたっての問題点 日本人の股関節の発達とアフリカ系選手のそれとでは自ずと違いがあります。 ですから、アフリカ系の選手と同じフォームを目指すべきではありません。 日本人には日本人の体つきに合った走法が開発されて然るべきです。 近い将来、日本人から100mを9秒台で走れるランナーが幾人も出現し、オリンピックのリレーで金メダル争いに絡んで来る時代がもうすぐ来ます。
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- qmekku
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とりあいず、100mの走法を説明したいと思います。 スタート時はピッチを速くして上体をやや前傾気味にして、走ります。 このとき上体をすぐをおこすのではなく、20~30mかけてゆっくりと上体起こしていきます。 すぐに起こさない理由はスタート時の爆発的な力を殺さずにスムーズに走りにつなげるためです。 上体がゆっくり起き上がったら、腹筋にちからをいれ、ただ前を見て走ります。 ゴール前の力んでしまうところは、あえて力を抜きリラックスして加速し、フィニッシュラインのやく10mのところまで走る意識で駆け抜ける。 これが100mの走法の簡単な説明です。