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日本シリーズ第2戦7回表の山本昌vs金子、槙原寛己氏(TBSスポーツニュース)の解説

 中日1点リードの7回表ツーアウト2・3塁、カウント1-2からほぼ真ん中のストレートを金子が打って逆転タイムリーの場面について。  槙原氏はこの一球を重視していて、解説によると「セ・リーグの場合カウント1-2からは普通ボール気味の変化球を投げる。谷繁は裏をかいたつもりでストレートで行ったが、金子は先入観がないから表になってしまった(考えずに打ったという意味?)」というものでした。   同席の阪神・今岡も「(1-2からストレートが来たら)びっくりする」と同調しました。 質問   この一球に、リーグの違いを強調する槙原氏の解説は正しいですか。 質問  もし正しいとすると、なぜ簡単でびっくりするような配球(1-2からストレート)をセ・リーグは取り入れないのでしょうか。  質問   各チームのコーチ陣などを見ると両リーグ・十二球団の人材が混じり合っているし、交流戦も行われていますが、リーグによる違いが生ずる余地はありますか。  一部の回答だけでも結構です。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kenojisan
  • ベストアンサー率59% (117/196)
回答No.4

回答-1  槇原氏の解説は、あくまで比較論における傾向程度のものだと思います。このケースの場合、投手は直球に威力のない山本昌、打者は比較的直球に強い金子、1点もやれない状況。パリーグでも、定石はボール気味の変化球ですよ。ただ、こういうビッグゲームになると、球種を絞ると迷いが出るので、自分の打てるゾーンに来る球は全て打ちに行くという打者がけっこう居ると思います。 回答-2  配球はカウントだけで無く、投手の得意球、打者の得手不得手の球種やコース。その時の試合状況、その打者のそれまでの打席の状況、さらにはそれまでの配球に対する打者の反応まで考えますから、そんなに単純な答えでは無いと思いますよ。 回答-3  セパでは指名打者の有無の違いや球場の大きさの違いが有りますし、その時期によって投手は力投派が多いか技巧派が多いか、打者は強打者が多いか好打者が多いか、その時のリーグで強いチームの戦法などで影響を受けますから、多少の配球の傾向の違いは有るでしょうが、私はリーグ間の差よりも、チーム間やバッテリー間の差の方が大きいと感じています。

tounosu24
質問者

お礼

回答ありがとうございます。   >回答-2……そんなに単純な答えでは無いと思いますよ。  あり得ないと知りつつ感情的な質問をしてしまいました。m(_ _)m >回答-3……リーグ間の差よりも、チーム間やバッテリー間の差の方が大きいと感じています。  私もまったく同感で、安心しました。 補足欄へ続く

tounosu24
質問者

補足

ANo.1の方へのお礼に書いたことを自ら破るようで恐縮ですが、少し本筋から離れることを書かせてください。  梨田・与田・大野・田淵・上田利治・江夏・武田一浩・権藤博・野村監督・駒田・川崎、これらの方がこの場面について短いながらも触れています。   その中でストレートを投げたこと自体を問題にしているのは駒田氏(テレビ東京)だけです。それも、「もう少しシンカーなどを使って散らしてもよかったのではないか」という程度です。もちろん裏をかいたとかリーグの問題に結びつける方はいません。  解説者諸氏の見方は「金子は前の打席でタイミングが合っていた」「制球ミス」「満塁策も考慮して慎重に責めるべきだった」「山本昌の気負い・力み」などに集約されます。その中で楽天・野村監督(サンスポ)がダントツでこだわりを見せているので、ご存じかもしれませんがざっとご紹介します。    まず結論的に、この日の勝敗を分けたのは、「苦しい場面をしのぎたいときのコントロールミス」と言います。  落合監督がマウンドに行って金子との勝負を選択したことで山本昌が気負い、精神的な疲れからコントロールを乱した。本来なら誘って誘ってというベテランの投球術を見せる技巧派が、原点(外角低め)への直球が真ん中へはいるという崩れ方をしてしまった。  私(野村監督)なら「二人で一つのアウトを取れ」と指示する。(ANo.1の方へのお礼にこの表現を拝借しました m(_ _)m)  1-2というカウントの性質は「打者やや有利」、思い切って狙ってくる。二人でワンアウトの指示なら1-3にしてもいいのである。空振りゾーン(内角高めの直球や外へのスクリュー)・ファウルゾーン(内角スライダー)・凡打ゾーン(低めへのスライダー)と選択肢は広がる。  (ノムさんの分類によれば)A型(とくにヤマを張らず、まっすぐに重点を置きながら変化球にも対応しようとするタイプ)の金子に対して、「カウントを稼がなければ」という危険な意識を持たずに済む。  以上ですが、教え子の川崎氏がテレビで「二人で一つのアウト…」と同じ表現をしていたのが印象的でした。

その他の回答 (3)

  • bantyou18
  • ベストアンサー率38% (70/183)
回答No.3

セリーグもパリーグもの野球の違いなんてないと思います もちろんDHや各球団の特徴(長距離砲が多い、機動力)で攻め方は変わってきますが、基本は同じです。 さて質問の件ですが槙原氏の「セリーグの場合・・」はの発言ですが これは単に投手がセの山本と言うことで、そう言っただけで深い意味はないと思います。 確かに「セリーグの場合・・」と言われれば、じぁ「パリーグの場合は?」と思うtounosu24さんのお気持ちも分かりますが、 槙原氏は現役は巨人一筋でパリーグの野球を知りません。 ですから槙原氏の心中では「パリーグではどうか知らんがセリーグでは カウント1-2からは普通ボール気味の変化球を投げる・・・」 と言いたかったのではないでしょうか。 その席に村田兆冶氏、東尾氏などパを代表する投手出身の解説者が居たら意見聞きたかったですね。

tounosu24
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >セリーグもパリーグもの野球の違いなんてないと思います …基本は同じです。  私もそう思います。 >槙原氏の心中では「パリーグではどうか知らんが……」    現役時代も日本シリーズなどで対戦しているでしょうし、解説者になって五年ですからパ・リーグを知らないということはなく、むしろ「パはストレート」を確信していてそれを前提とした話のように私には聞こえたのですが、たしかに「パはストレート」とは言っていませんね。  槙原氏は日シリ第3戦の評論(スポニチ)でも、ウッズを三振に仕留めた日ハム・中島の配球を「日本シリーズの見方が変わった」「セオリー無視大胆配球」「革命的」「定石破り」「セ・リーグではありえない」と一見絶賛のような紛らわしい表現をしていますが、「セオリー無視…」「セ・リーグではありえない」というとどうしても「セ・リーグの方が正統」という意識を言外に感じてしまいます。かりに今までになかった配球だとして、それがなぜいきなり「リーグの違い」と言えるのか。12球団でそういう配球をするのは中島だけかもしれないですよね。  いずれにしてもちょっと大げさかな、と思いますが。 >その席に村田兆冶氏、東尾氏など…  一番前に山田久志氏を入れてください^^

  • tuu_chan
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回答No.2

No.1です。補足了解しました。 個人的には、球団や捕手で配球の違いはあると思います。 でも、私程度の野球好きでもあの場面でまともに真っ直ぐでストライクを取りに行く必要は無いと考えます。 山本昌は、インコースを突いて投げたと思いますが、結果は甘く入り打たれました。 ボール気味でいいのなら、それほど真っ直ぐの速くない山本昌なら、外角の変化球が一番安全かと思います。 あの発言は「セリーグ」ではなく「セリーグの捕手なら」という意味と思います。

tounosu24
質問者

お礼

再度回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。

  • tuu_chan
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回答No.1

テレビで見てましたが、槙原さんの解説は正しいと思いますよ。 別にセリーグでもパリーグでも関係なく、セオリーで考えれば、まともにストライクを取りにいく必要は無いと思います。 ツーアウト2・3塁で、カウント1-2。 一塁は空いているので、無理に勝負せず、ボール気味の変化球で臭い所を突いて金子選手を討ち取れればラッキー、歩かせても満塁ですので、内野ゴロでホースアウトが取りやすいですので、無理にストライクを取るにいく状況では、無かったと思います。 でも初戦と2戦目のあの打席まで、金子選手はあまり当たってなかったので、その辺りも考えたのかもしれません。

tounosu24
質問者

お礼

回答ありがとうございます。  tuu_chan さんのお答えは一言でいうと「二人で一つのアウトを取ればよい」ということだと思います。  私の質問を一言でいうと、「(槙原氏のいうような)セ・リーグとパ・リーグの違いはあるのか」ということです。  つまり単純化すると槙原氏は「セ・リーグ→カウント1-2→変化球」「パ・リーグ→カウント1-2→ストレート」と言いたいようなのですが、そういうことはあるのか、というのが質問です。うまく説明できずにすみません。