理工学部を分割するメリットは？

質問

来年くらいから、複数の大学で理工学部を2分割、3分割するそうですが、理工学部という1つの枠を維持しつつ、その中で学科を分けるのに比べ、どのようなメリットがあるのでしょうか？

回答No.1

nidonen · ベストアンサー

おそらく理由は複数あると思いますが、そのなかでも確度の高いもの
として、「 受験機会の複数化 」が挙げられると思います。

　少子化に伴って、一部の大学では定員割れを起こし始めています。
そのため、受験会場を日本全国に分散するなど受験機会の増加を図る
大学が増えているのはご存知の通りです。

　この手法として、ひとつの学部を複数の学科に分割することで、
学科ごとに受験日を変えるというやり方があります。そうすれば、
同じ学部を学科ごとに受けてくれる受験生も出てくるので、学生の
確保に加え、受験料の増収も見込めます。

　同じ手法は他の学部でも可能ですが、理工学部がおそらくもっとも
学科に分割しやすいのでしょう。また、理工学部では元々定員が多い
ところが多いので、真っ先に分割するのに適当なのかもしれません。

お礼

ご回答ありがとうございます。
何度も受験機会を与えることで実力のある受験生の取りこぼしを無くすということですね。
確かに受験制度に暗黙のルールがあるのかわかりませんが、同じ学部内では学科が違っても同じ日に試験がありますね。
この暗黙のルール（？）を破って学科ごとに試験日をずらせば、わざわざ学部を分割しなくても良いのにと、ついおせっかいなことを考えてしまいます。

回答No.3

tanuki4u

研究者同士のコミュニケーションと、方向付けの明確化。
というのがあるのではないかと。
とにかく人数が多い、理工学部。
学校として、○○の方向で進めたいとのを明確にするとともに、適度な人数で研究者がまとまることでコミュニケーションが進みやすいという側面もあります。

お礼

ありがとうございました。
お礼が遅れまして申し訳ありませんでした。

方向付けの明確化は、何を勉強したいのかがはっきりしている受験生にとってもわかりやすいことはわかりやすいですね。

回答No.2

yakyutuku

通常大学の最高機関である評議会は、各学部二名、学長副長図書館長事務総長、病院長などとなっています。理工学部グループの学部数が増えれば、評議員の数が増え発言権が増すことになります。（必ずしも額面通りいくとは限りませんが）

お礼

ありがとうございました。
お礼が遅れまして申し訳ありませんでした。

理工学部の発言が強くなるということですか（よくほかの学部が許しましたね！）。
しかし理工学部の中でも優秀な学生や予算の取り合いで競争みたいになるんでしょうね。