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水槽のPHの下げ方
最近、熱帯魚を買い始めた超初心者です。 現在、 「テトラ20匹」と「グラスキャット10匹」と「えび2尾」を 60cmの水槽で飼っているのですが、 水草が枯れ始めため、試しにpH試薬やpHメーターで 計ってみると7.5ありました! テトラの適正phは6.5ということなので、 あわててpH降下剤(液体)・pH安定剤(ブロック)・バクテリアを 投入したのですが、一時的に下がるだけで すぐにpH7.5位に戻ります・・。 何回やっても戻ります・・・。 何がpHを上げる原因になっているのでしょうか? 「流木」などを入れたほうが良いのでしょうか?? pHを適正にする方法および今後の対策ついて 教えていただければうれしいです。
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こんにちは。 >熱帯魚を買い始めた超初心者です 超初心者にしては、pHを気にしたり、pHのHが大文字で正確な表記をされているとは、相当に勉強していますね。 飼育水のpHは底砂が一番影響を与えます。質問には記されていないので想像ですが、大磯砂を使用すると、中の貝殻に含まれているカルシウムが徐々に溶け出し、硬度を上げてしまいます。この硬度がpH低下の緩衝作用をして水がアルカリで安定してしまうわけです。最近の大磯は私も使用していますが、10年前とは違い貝殻の量が少なく従来に比べ、早くpHが下がり始めるように感じています。 解決方法としては、使用している水道水のpH(7.2)・GH(5)・KH(4)を測定してください、()内は私の使用している水道水の数値です。 この数値と同等か以上であれば、下げることは時間がかかりすぎますので、底砂をソイル系(私はアマゾニアを使用しています)に変えることで簡単に下がりますので、あれこれ考えず、面倒でもリセットしたほうが、後々高pHに悩まなくてすみます。 pHを下げる方法としては ・二酸化炭素の添加 ・成長の早い水草(マツモやアナカリス)を利用して硬度を下げる ・巷間言われるピートモスを30分ほど煮沸してから濾過に入れる。 これらよりも底砂をソイル系に換えるほうが、短期間で確実です。
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- kaza01
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以前同じ事で悩んだことがあります。 うちの場合原因は水道水でした。 蛇口から出した直後は7.0なのですが、1日置いて二酸化炭素が抜けると8近くまで上がってました。 で降下剤を使って下げた水で交換してました。 少しずつ交換する水のpHを上げていって今ではそのままの水を使っています。
- bellena33
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私も、水槽内の底床が原因ではないだろうかと推測します。 大磯砂,南国砂,フィリピン砂などというものをお使いではないですか? これらは中に含まれている貝殻がpHを上昇させる原因となります。 他には、ろ材の中に、一時的にpHを上げるものもあります。 pHが元に戻るのは、何らかの物質により、緩衝作用(調べてね)が働いているからです。 その物質は、緩衝能力を持ち、pH7.5前後で安定させているのです。(仮説) pHブロックも緩衝作用によって、pHを一定に保とうとするのですが、水槽内の緩衝作用を持つ物質の方が量が多いため、 ロクに効かないのだと推測します。 炭酸塩硬度との絡みもありますので、ご参考に。 http://aquamindlaboratory.com/products/assay/KH_kit.html 対策としては、そのような水質を変化させる物質を取り除くか、pHに変化を与えている物質の効果が無くなるまで気長に待つ...です。 取り除くなら、底床を変えてみるのも良いでしょうし、大磯砂なら酸処理で貝殻を溶かしてしまうのも手です。 http://aquagreen.main.jp/QandA/Substrate_SyokuSu.htm ただし、底床を変えるという作業は、水槽リセットという生体に負担強いる作業になりますのでご注意下さい。 ■ 次に、『適正pH』なんて情報に振り回されないことです。 魚には、適応能力があり、その程度の差など慣れてしまいます。 本当に知らなければいけないのは、魚種毎の適応pHの上限と下限なのですが、なかなかそのような記述がある書籍は見られませんなぁ。 初心者には良くあることなのですが、雑誌に6.5と書いてあれば、6.5でないと飼えないと思いこんでしまわれる方が多いです。 結果、訳の分からない水質調整剤を多用し、水槽内の水質を水道水からかけ離れた水質に変えてしまいます。 この状態を作り上げると、水替えの度に水質が変化し、魚に強度の負担が掛かります。 穏やかな水質変化には結構強い魚も、急激な変化には弱く、調子を崩すことが多くあります。 水質にうるさい難種でない限り、生体の方を換水に用いる水質(水道水)に慣らしてやった方が都合が良いでしょう。 よっぽどのことがない限り、水質調整剤など不要だと、私は考えます。 ■ >水草が枯れ始めため いや、これはpHの所為とは限りません。 もちろん、pHが原因の可能性もそれなりにありますが、決め付けは危険です。 ただ、魚よりも水草の方がよっぽど水質適応範囲は狭いです。 まず入れている水草がどんな種類なのかが重要です。水質測定値や機材などが分からなければ、なんとも言いようがありません。 仮に、水草にとって、厳しい環境であったとすれば、 現在の水質で適応できる水草を育てるのか、それとも水草に合わせて水質を変えるのか、考えて下さい。 ちなみに、現在の主流は、南米系の水草で、これは弱酸性,低硬度を好みます。 これらの水草を主力とした水草水槽を作る方針をお立てなら、CO2添加や光量増加など、機材増強を考える必要があるかもしれませんが、 pH7.5で育つような水草は、水中でCO2を獲得する手段に長けた性質のものが多く、CO2強制添加機材がなくても大抵どうとでもなります。
お礼
とっても詳しいご回答ありがとうございました! 底の砂は「新胡産業の白石」というのを購入しました。 ホームセンターの方は購入の際に、 「水質に影響はない」とおっしゃってたのですが、 明日もう一度確認してきます。
薬品処理してもすぐ上がってくるとの事ですので、多分底砂が原因だと思います。カルシウム分の多いもの(金魚用)を使用していますと、どうしても上がってきてしまいます。底砂を少し取り出してよく見てください、白い石が混ざっていると貝殻の可能性もあります。 解決方法は、底砂を取り出して薬品処理して、カルシウム分を無くす、底砂をセラミック系の中性の底砂に交換する。ですが初心者は取替えの方が簡単です。 後は、PHを下げる意味と栄養の意味でCO2の添加も考えてください。最初は高価な器具でなくともhttp://www.netpc.jp/petjouhou/siikujouhou/mizu/mizukusahakkou/hakkou.htm にあるような発酵式のCO2発生器を作っても面白いです。添加は小型のストンで十分です。
お礼
ご回答ありがとうございました! 明日、熱帯魚屋さんにもう一度いって いろいろ研究してきます。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございました! pHおよびGHは測定したのですが、KHも調べてみます。 底砂が白石なのでこれが原因かと・・・。 またピートモスというのをはじめて聞いたので、 もっといろいろ研究しようと思います。 勉強になりました。