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お医者さんの仕事について

ここのスレで正しいかわかりませんが、質問させていただきます。 通常、病院(開業医でない病院)のお医者さんは、患者を診察するのが主な仕事かと思いますが、診察を1日中している訳ではないと思います。(たとえば内科など) 患者を診察する以外では、どのような仕事をされているのでしょうか? 簡単で結構ですので、1日の仕事内容を教えていただけないでしょうか?また、何時から働いて、そのくらいまで病院にいるのでしょうか? お休みは?などなど。 (レポートを書くもので、そのあたりに情報を少し教えてください)

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回答No.1

消化器内科なら内視鏡、腹部エコー、などの検査をやっているでしょう。循環器内科なら心臓カテーテル検査、心エコー、運動負荷試験、などの検査をやっているでしょう。呼吸器内科なら気管支鏡検査をやっているかも知れません。 さらに、これらの検査をやったら、ダブルチェックのために、カンファレンスを行って、見落としがないか、をチェックしているはずです。 それはCTとか心筋シンチとかもカンファします。また新たな入院があってもカンファしますし、退院の是非はカンファで決めます。 そのほかに抄読会と称して、英語の論文を読むことが週に1回程度はありますし、その準備もします。珍しい症例や難治症例を研究会・講演会に演題として出すなら、その準備と予行(予行演習)もやらなければなりません。 さらに内科認定医・専門医を取得するためには、興味ある症例をまとめて、それに関する文献を読み、サマリーをまとめます。肺炎とか脳梗塞とかのcommon diseaseであっても、サマリーは必要です。ドカドカと入院があれば、ジャンジャンサマリーを書かないとどんな治療をしたか分からなくなってしまいます。 入院患者を担当しているわけですから、その患者の処方を継続し、処置、点滴メニューなどを洩れのないように作成(指示といいます)をしなければなりません。 その合間を縫って、例えば胃癌の生検をしていたら、やる気のある内科医なら、病理組織を病理医に聞きに行ったりするでしょう。病理組織の検査結果は、レポートで来ますが、それに基づいて治療方針が決まるわけですから、病理医とディスカッションする能力に乏しい医師や、ヤル気のない医師でも、レポートをしっかり見ることは必要です。 入院患者の日々の検査データのチェックを行います。さらに改善して退院すれば、保険の診断書を作成(最近は何通もある)しなければなりません。 まじめに働いていたら、朝病棟に行って入院患者を診てまわるのが7~8時、その後、外来。昼まで外来なら午後は検査、その合間に午後の回診。夕方からカンファ。夜は診断書や紹介状作成、研究会・学会の準備、抄読会などで、夜は10じくらいまでですかねぇ。 休みは基本的にないですね。受け持ち患者が具合悪くなれば駆けつけなければならないですし、その費用は自腹です。夜中に何度も呼び出されても、バス代しか出ない(バスで来いってこと?)病院もありますし、1円も出さない病院も結構あります。 厚労省は医者は十分に足りているッ!とか言っていますが、現場では全然足りないですし、疲弊して皆、辞めていきますね。 レポートを書くなら、小松秀樹先生の「医療崩壊」がいいですよ。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4022501839/sr=8-1/qid=1163737045/ref=sr_1_1/250-0185128-8057002?ie=UTF8&s=books
marco100
質問者

お礼

よくわかりました。大変ですね。勉強になりました