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走り幅跳びと三段跳びの両方で高い成績を上げる選手はなぜ少ないのですか
戦前の陸上競技選手では、南部忠平選手や織田幹雄選手などは、走り幅跳びと三段跳びの両方で高い成績を上げていたと思います。 最近の陸上競技選手で、走り幅跳びと三段跳びの両方で高い成績を上げる選手は、女子の花岡麻帆選手くらいしか思いつきません。 なぜ、走り幅跳びと三段跳びの両方で高い成績を上げる選手が少ないのでしょうか? 要求される才能の種類が違うのでしょうか。 もし、カール・ルイスが三段跳びに挑戦したり、ジョナサン・エドワーズが走り幅跳びに挑戦したりしても、高い成績をあげることは無理だったのでしょうか?
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三段跳びは、跳ぶときに両方の足を使いますね。一方幅跳びは片足だけです。 大雑把にいいますと、三段跳びは、(利き足の跳躍力)+(もう一方の足の跳躍力)の合計だと思います。 幅跳びは利き足だけの跳躍力となります。 利き足だけが特別跳躍力に優れている人が幅跳び向きということになって、両足を足してナンボが三段跳びになりましょうか。 それと三段跳びの選手よりも、幅跳びの選手の方が一般的に走るのが速いですね。助走の早さも幅跳びの方が早いです。幅跳びの選手では200メートル競走までは結構早い人が多いです。 幅跳びは助走のスピードを生かして跳ぶ、三段跳びは片足毎のバネとリズムで跳ぶという感じですね。 カールルイスは100、200、幅、と、金を取った天才ですが、三段はやらなかったです。 昔の織田幹雄さんや南部忠平さんは両方できました。そして両方立派な記録を挙げました。 その後、幅で8メートルを超えた山田宏臣選手が、利き足でない方の足で7メートル跳んだということを、南部忠平さんが聞きつけ、山田選手に三段跳びを勧めましたが、結局やらなかったようです。まあ、両方やるとどっちつかずに終わるかも知れませんし、両方は難しいんでしょうね。
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ご回答ありがとうございました。 三段跳びと走り幅跳びを両立するのは大変そうですね。 そうすると、花岡麻帆選手は偉い人なのですね。 たいへん参考になりました。