一般的な歯槽膿漏の治療方法は
(1)歯ぐきの検査
まず歯槽膿漏の進行具合を検査して調べます。
(2)スケーリング
歯槽膿漏の原因となる歯石をとってもらいます。通常上下2回に分けてとります。
(3)スケーリング後の検査
歯石取りが終わった後にもう一度歯ぐきが良くなったかどうか検査します。
(4)ルートプレーニング
一通り歯肉の上の目に見える部分の歯石取りは終わりましたが、それでもまだ歯周ポケットの深い所が残っている場合は、今度は歯ぐきの中のポケットの中に付いている歯石やバイオフィルムを除去していきます。ポケットの中を触るので麻酔をして痛みのない状態でおそうじします。これも少しずつ何回かにわけてやっていきます。
(5)検査
麻酔しておそうじするのが全部終わったら最後にもう一度歯ぐきの改善状態を検査します。
歯周病の原因を取り除くお掃除は一通り終わったので、その後は大体定期健診で様子をみます。
まれにその後さらに歯周外科手術を行うこともあります。
お家でできる一番の歯周病予防は歯磨きです。たかが歯磨き、されど歯磨き。歯磨きができているかいないかで歯周病の進行度はまるで違います。
歯磨きは力で落とすのではなく、毛先を上手に使って磨きます。大事なのは歯の表面を磨くよりも、歯と歯肉の境目に毛先をあてて細かく動かして、歯肉も一緒にマッサージするような感じで磨くことです。このとき、決して強く磨かないでください。強く磨くと刺激で歯肉が下がって歯根が露出してしみてくる事がありますので。
それからコンクールfという歯周病予防の薬があります。これに含まれるクロルヘキシジンという成分が効果的だそうです。コップの水に数滴たらしてゆすぐだけでもさっぱりするのでお薦めです。
下のサイトもご覧になってみてくださいね。お大事にどうぞ(*^_^*)
お礼
ありがとうございました。ずいぶん手間がかかることが分かりました。もう少しがんばってみます。