乗り物酔いは、たとえばブレーキ時の前のめりなどの、「ちょっとした嫌な感じ」が積み重なることで起こります。
加速時やブレーキ時、旋回時などは、人間は日常生活ではありえない変な方向への加速度を受けます。
知識としては「そういうものだ」と思っていても、身体にとっては不自然なそのような加速度によって内臓がストレスを受け、それが積もり積もって酔いとなるのです。
#1の方の回答にあります「三半規管」に関する記述は、たしかによく言われますが、原因の1つを外科的に説明したものですので、それだけが理由ではありません。ご注意ください。
んで、車酔いを軽減させるには、自分が何を「嫌だ」と思っているのかを理解することです。
加速時のシートに押し付けられる感じが嫌とか、旋回時の急な動きが嫌とか、景色が物凄い速度で流れるのが嫌とか、人によって色々あると思います。
今はただ、それがあまりにも「さりげない不快感」であるために、意識的には理解できていないだけなのです。
たとえば、「もしかしたら、自分は旋回時の横向き加速度が嫌なのではないか?」などと疑問を持ちながら乗ってみてください。
この想定が正しければ、酔いが軽減するはずです。
もしこれで軽減しなければ、それは想定が間違っているということです。そのときは、また別の疑問を想定しながら乗ってください。
それでも軽減しなければ、もしかしたら、複数の理由の組み合わせであるか、もしくは自分でも思ってもいなかったような理由(シートから伝わってくるブルブル等)が原因の可能性もありますので、自分で自分をよーく観察してみることです。
お礼
有難うございました。 思えば私はブレーキをかけて止まった時が苦手かも知れません。 なので信号等で引っかからない高速などでは、比較的酔いません。 自分の弱いところを見つめてみる事も大事なのですね・・。