自分は上級者とは思ってませんが・・・。自分は花をよく撮影してます。
(1)オートフォーカスだと、2段階でシャッター押しますよね。
まず、構図を決める。それから、ピント合わせたい物を(フォーカスエリア)に入るようにレンズを向け、シャッターを半押しする。そして、再び撮りたい構図に戻してシャッターを切る。
これって、私にはとても無駄な作業と思えますね。
花なんて基本的には動かない物です。花は、まわりの草や他の花でごちゃごちゃして、オートフォーカスではなかなかピントが合いません。それに、せっかくいい構図にしても、ピントを合わせるためにカメラの向ける方向を変えると言う作業があるために、最初に考えた構図に戻すことが困難となってしまいます。
でも、マニュアルフォーカスならば、まわりがごちゃごちゃしていても、きっちりピントを合わせられます。また、撮りたい構図を決めたら(と言うより、自分が感動したら)、あとはピントさえあわせれば、即、撮影することができます。
撮影する対象次第ですが、植物や風景ではマニュアルフォーカスが基本ですよね。だって、相手は動かない。
昆虫や動物もそうだと思うな。今度は対象物の動きが速すぎて、人間の動きは間に合わないと思いますね。(こっちは、置きピンになりますが・・・)
(2)必ずしもそんな事はないと思います。
受賞したとしたら考えられることは、
その人に感性があった。素質があった。初心者であったために、技術や知識にこだわっていないので、心に感じた感動をそのまま撮影することができた。だとおもいます。
でも、やっぱりカメラの知識は身につけた方がいいとは思います。感動だけ、だと長続きしないと思います。どんな趣味でもまた、プロになるにしてもマンネリになると思います。
また、それだけでは物足りないと思いませんか?
覚えた方がいい知識は、
撮影する対象物にふさわしいレンズを選ぶ知識。
どの程度背景をぼかすのがよいか?と言う、絞りに関する知識。
撮影する雰囲気に合った明るさにする、露出に関する知識。
野外で撮るならば、撮影する対象にふさわしい天候および時刻に関する知識。
このなかで、露出が一番難しいと思いますけど・・・。
これらを覚えれば、自分の意図する写真が出来ると思います。