外国語学部で英語を教えています。
学校によって違うでしょうが、私が関っている外国語学部英語学科の場合は、二年生の終わりにTOEICの点が700点代半ば以上(はっきり点数をかけなくてごめんなさい)ないと、以後教職課程の授業をとれなくなります。殆どの人がそのボーダーは超えられますので、逆算すると、英検2級は高1か高2で取得していると思われます。2級と準1級は差が大きいので、準1級をとって推薦を狙うのでなければ、2級合格後は英検から遠ざかる人が多いです。そして興味はTOEICに向います。外国語学部の人だけではなく、就職を考えている大学生はみな少なからずTOEICに翻弄されますが。
他の学生さんと英語力が離れていたときの心配をされているようですが、合格できた場合は、その学校でほかの学生と一緒に勉強するのに問題ないレベルであると判断されたことになりますから、全く問題なし。大丈夫です!
外国語学部は、英語の運用能力を高めるための専門学校ではありません。学問として、英語の諸相にとりくむ場です。言語学や音声学などもありますし、文学や文化も勉強できますよ~。
TOEICの点を上げるのは、極めて簡単(時間をかければ必ず上がる)です。ネコも杓子もTOEICの世の中だからこそ、「就職に有利なTOEIC」「社会で役立つ実用英語」といった実学系の科目だけではなく、一見無駄に見える「勉強のための勉強」の科目が充実した、真の意味でアカデミックな学校を見つけて、思い切り勉強なさるといいと思います。
お礼
いろいろと参考になる情報を教えていただきありがとうございます。 外国語学部で英語を教えていらっしゃる方ということでとても心強いです。 これからどうするかはもう少し考えてみます。 本当にありがとうございました。