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医療ミス?
80歳の祖母が、大腿骨頚部骨折をし人工骨頭置換手術をしました。術後1週間は順調でしたが、10日目に化膿し、再手術をしました。MRSAに感染し、骨頭を除去し、現在は、抗生物質で殺菌中です。 医師も、手術中の感染と認めました。しかしながら感染は仕方ないと言います。私としては、入院期間中で起こったことですから、病院で責任を取ってもらいたいと思います。こちらとしては、菌を持ってきた覚えは無いですし、病原菌を手術の際に付属してくださいとお願いした覚えも無いですから。手術の説明の際にも、手術中に感染するとは聞いてません。普通の生活に戻って、怪我などをしたら感染する危険があるとだけでした。 例えるなら、お弁当屋さんは、衛生に十分注意をし、手袋、マスク、帽子を着用し、異物が混入しないよう十分対策を取っています。しかしながら、極稀に、食中毒の菌や髪などの異物が混入することはあります。十分注意した上なので故意はありませんが、その責任は当然弁当屋が負担するのが常識ですよね?! 同様に、手術も最善を尽くし、衛生には十分注意をしたのでしょうが、故意は無くとも、結果的には感染したのですから、その感染の責任は当然、病院側が取るのが常識でしょう?! また、手術同意書・説明書では、手術をリスクを理解した上で、手術を受けることのみを同意したのであり、そこには、手術による事故の責任を免れる旨の文言は一切ありません。ですから、当然、こちらとしては、今回の感染について、病院側に責任を取ってもらいたいと希望します。どのようにこれから行動したらよいでしょうか? また、本人の安全が第一ですから、次回、骨頭を入れる手術をする際にも、再度、感染する可能性もあります。もう、この病院、信じられないので、他の病院に転院するべきでしょうか? そこら辺も踏まえて、アドバイスいただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
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- junnoa
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MRSAの起因菌は人の身体にふつうにくっついてますから 院内感染を防ぐなんてできませんよ。 持ってきた覚えがないって言っても見えないものですからね、 抵抗力も低くなって、傷口もあるんでしたら そりゃ感染のリスクはあります。 これはある意味手術の合併症ともいえますから なんでも医療ミスって決めつけるのもよくないです。 病院から菌を排除するなんてこともできるわけないですから どこの病院でも感染するリスクがありますけど 病院側の態度は良い方だと思いますよ。 まあ、転院する、しないは勝手ですけど、 医療って難しいですからね。 専門知識を知らずに被害者面するより、 知識を取り入れて、納得するほうが得だと思います。
- gogosmart
- ベストアンサー率60% (229/378)
脳神経外科医師です。基本的には他の方々の回答に賛同いたしますので気になった点のみ述べさせていただきます。 手術にはたくさんの種類がありその種類によってそれぞれ異なった合併症のリスクがつきまといます。その中で感染というのはあらゆる手術に共通した合併症であります。確かに今の時代、手術での感染などはありえない!と言いたいところですし、我々も勿論それを目指しているのですが、現状としては「ありえなくない」確率で感染は起こっており、どんなに気をつけていても防ぎきれていないというのが現状だと思います。今日現在、最新と言われる感染対策を施して手術を行なったとしても、感染のリスクは0であるとは私は思っておりません。 手術の発展の歴史というのは感染との戦いでもあり、いつの時代でも術後の感染症に外科医は悩まされ続けてきました。それでも抗生物質の発明、消毒薬の発明により感染は劇的に減少し、さらにここ数年、病院における感染対策にも新しい知見が積み重ねられてきています。 今回の件に関して、質問者さんは菌をつけてもらうために入院したわけではないとおっしゃっています。確かにそうなのですが、手術をうけるということはその病気(今回は大腿骨頸部骨折)を治療することに付随して感染症などの合併症とも戦わなければいけないということです。そして感染を起こさず治療を終えられるということは(今の時代、ほとんどの方は感染をおこしていないとは言っても)決して簡単なわけではなく、我々がどんなに精一杯やっても満足のいく結果が出ないこともあるということは知っていただきたいと思います。結果が悪ければ私たち医療従事者はそれを真摯に受け止めて検討し、その経験を次の患者さんに生かしていく義務があります。しかしはっきりとした医療ミスがあったわけではなく結果が悪かった患者さんに対してももしも医療者側が金銭的な責任を負わなければいけないというような世の中になっていくのだとすれば、現在言われている医療崩壊がさらに進むことになると思います。 ただ今回の件に関して言えば、他の回答者の方々がおっしゃっているように、病院側が事前に感染のリスクがあるということを伝えていなかったことは問題だと思いました。 いずれにせよ質問者様が病院側とよく話し合われて納得されることを一番に願っております。
- tatsuo19751113jp
- ベストアンサー率21% (82/373)
>関節手術には感染が起こっても何ら不思議はありません。 もちろん、万全の体勢をとっていても起こりえます。 医療側のミスとして考えられるのは、感染のリスクを説明しておかなかったことぐらいでしょう。 確かに感染を起こす確率はありますがそれは普通に暮らしていて交通事故にあう確率と同程度のものです。普通に手順にのっとり行えばありえません。 >医療ミスにしたところで感染にしたところで、「絶対」はありえません。 確かにそうです。医療は確立の問題です。質問者様は100分の1の確率を引き当てるような高確率のものに依存しますか? >高齢者の関節手術には感染が起こっても何ら不思議はありません。 一回監査に入ってもらった方がいいですね。高齢者であろうと感染を起こさないようにするのが近代医療です。ましてや関節包内の感染です。ありえません。びっくりです。 >どこに行っても同じ確率で感染は起こると思います。 そんな訳ないです。だいたい病院ごとによりベッド数、症例数、経験数も違うわけです。確率が同じなどありえません。
- Yumikoit
- ベストアンサー率38% (849/2209)
MRSA感染経験者です。 まず、一般の風邪のばい菌などと同じように、ブドウ球菌自体はどこにでもある菌であり、たまたまその中である抗生剤に対して耐性を持ったのがMRSAであるとご承知置きください。 昔でしたら「院内感染」とひとからげに言われたMRSAも、今は割とどこにでもいるかなり一般的な菌となりつつあるようで、入院設備のあるような病院でしたら大なり小なりMRSA保菌者が毎週のように出ているのが実情です。 さて、私の経験談についてお話しますが、私は10年ほど前に開腹手術直後から高熱が下がらなくなり、MRSAが検出されました。判明後15分で個室に隔離され、同室であったほかの患者さんたちも同時に全員MRSAに関する検査を行なわれたはずです。また、MRSAをはじめとするブドウ球菌は人体では特に鼻孔内に存在していることも多いそうで、手術を執刀した担当医はすぐに鼻孔内の組織の培養検査を受けて、MRSAが存在しないことを確認しました。 私は結果として3週間以上、その個室で過ごしましたが、結局のところ同室内にMRSAを持ったままだった患者がいなかったこと、その時に私に接触した病院関係者から検出されなかったことなどから、「院内感染だとは断定することができませんでした」と説明を受けました。 手術そのもので感染した可能性は当然あると思っています。特に私の場合、術創が膿んで個室隔離されてからも数回切開して膿みを出さなければなりませんでした。 MRSA感染は大変でしたが、私にとって幸運だったことにこの病院は以前にMRSA感染事故による訴訟を起こされた経験がある病院で、MRSAをはじめとした院内感染対応マニュアルができていたことでした。 「(大変なことだと思いますが)うちの病院には、専門の対策チームがあります。安心してください」 と、個室に移るときに担当医が断言してくれました。 私にとっては、この担当医が入院の間中、そしてMRSAが検出されなくなった1ヵ月後に私が退院したあとも、空いたままの傷口を消毒するために土曜日曜共にできる限りの対応をしてくれたコトに対して、信頼と感謝が強まりました。大変な経験ではあったけれども、この担当医だったからこそ切り抜けられた、という気持ちです。 その後、3回の手術を同じ先生を指名してお世話になり、そして3年ほどその土地を離れましたが3年後に戻ってきて久しぶりに担当医のいる日を狙って、経過を観察しに再度同じ病院を訪れました。 担当医はカルテをめくって、「あの時は本当に辛かったことでしょう。10年間、長かったですね」としみじみと言ってくれました。 つまるところ、医療も「対ニンゲン」です。 医療ミスにしたところで感染にしたところで、「絶対」はありえません。今はMRSAも非常に一般的な菌になっていますから、手術を摺るような大きな病院でしたら大なり小なり、感染する危険はあると思って間違いないでしょう。 ちなみに、うちの長男も先天性の持病があり、生まれて1年の間に4回の入院経験がありますが、うち2回は同室の患者さんからMRSAを貰っております。長男の場合にはMRSAによる発熱はなく、「保菌しているのみ」でしたので命に別状はなかったのですが。 それが大病院の実情です。 「最近は町の小さなクリニックにも沢山いるので、困ったことに、転院時に持ってくる患者さんも多いんですよ」と言っていました。 ですから、老人ホームなどでは、MRSA保菌者は入所を断わられるなんてケースもあるようですね。 それでも「この先生にだったら命を預けてみよう」と思えるか思えないか。それが大事だと思います。 今回の件はとても残念だったと思いますが、一度どうぞ心を落ち着けてください。 今回の感染について、できればもう一度、病院の担当の先生からお話を伺ってみましょう。同室の患者さんや手術をした担当の先生や看護婦さんなどからMRSAが検出されるなど、感染経路を特定するための検査が行なわれたのか。 院内感染のための対応として病院が立てている対策について説明してください。例えば現在抗生剤、恐らくはバンコマイシンを使っているのだと思いますが、隔離状況はどうか、処置の前後に手指を消毒しているか、MRSAを院内に広げないように見舞い客へ指導があったか。そういった対策について病院の方がすぐに説明できるシステムであれば、今後同じことが起こっても、同じように対応していただけるバックボーンがあると思って差し支えないでしょう。 そしてそのときの対応、態度などにあなたやご家族、そして今治療を受けてらっしゃるおばあさまが、好感を持って受け入れられるのかどうか。今後もこの先生に任せてみたいなと思えるかどうか。 そういうことを総合的に判断されるのがよいかと思います。 早い回復ができますように。付き添いのご家族も大変だと思いますが、お身体を壊しませんように。頑張り過ぎないようにしてください。
高齢者の関節手術には感染が起こっても何ら不思議はありません。 もちろん、万全の体勢をとっていても起こりえます。 医療側のミスとして考えられるのは、感染のリスクを説明しておかなかったことぐらいでしょう。(無菌室できちんと手術が行われたと仮定して) 関節とは、本来無菌の部位です。そういう部位は感染に非常に弱いのです。まして、高齢者で体力的にも問題がある場合、感染のリスクは避けられません。病院に責任を求めることは、「感染の説明をしておかなかったために精神的苦痛を受けた」程度のものではないでしょうか。 こういったことをこと細かく説明する病院もあります。そうすると、患者さんは治療に対して恐怖心を持ってしまう可能性もあります。また、「これだけのリスクがありますがよろしいですか」、とご自分に選択を委ねられ、自分の責任で決定しなければいけなくなります。 納得できないでしょうが、これが今の現状です。納得のいかない人が裁判を起こすわけですが、医療側もミスが無いと思っている場合は、双方が疲れるだけです。こういう問題はミスの有無とは関係なく、何らかの救済処置をとる方法(国家レベルで)があるべきだといつも感じています。 転院については、どこに行っても同じ確率で感染は起こると思います。100%の医療はあり得ません。ただ、医者の説明が悪いとかいう問題ならば、病院を変えてもいいとは思いますが、結果が良くなるという保証はありません。
- kazu_kun1203
- ベストアンサー率34% (434/1248)
感染リスクに関して説明がなかったのが気になりますが、争いたいのでしたらそこら辺の説明義務違反?を訴えていくくらいですかねぇ。 弁当屋さんの例を出されているのですが、弁当屋と手術の感染リスクは比べ物になりません。口から取る食べ物では少々菌が入っていても(無菌室で調理していない限り必ず細菌は入っています。)まず病気になりません。 手術という侵襲の高い処置の場合徹底的に消毒してから取り掛かります。しかもどれ程キレイにしても完全に無菌状態にはできませんから感染のリスクは絶対つきまとうのです。しかも体力も消耗していますから普通なら感染しないような菌にも感染してしまうのです。 この点で弁当屋の調理と手術を同じに考えるのがまず間違っております。 ところでMRSAそこら辺にいる菌だということはご存知でしょうか? おそらく質問者様の手のひらにも調べればいますよ。 でも感染症起こしていないですよね。 普通は痛くも痒くもない常在菌なんです。 病院側に過失がないならそれ以上の責任はありません。 医療は絶対ではありません。先日のお産での死亡事件もそうですが結果が悪かったからと後付で批判するのは簡単ですがそれではなんの解決にもなりませんね。 こんな回答では納得しないと思いますので、病院の過失があるかもしれない点を挙げておきます。 ・手術前に感染リスクを十分説明していない点。 ・標準的に考えられる感染対策を行っていたか?(手術、術後の管理含む) ・MRSAの出所は(院内感染の可能性はあるか?または患者の持込か?など) このあたり確認されたらよろしいかと思います。 転院の件ですが、どこの病院にいっても感染のリスクはあります。 100%の病院なんて存在しません。それでも感情的に嫌であれば転院を申し出てもよろしいかと思います。
- tatsuo19751113jp
- ベストアンサー率21% (82/373)
医療ミスです。 と言うより医療ミスの分類に入ります。 通常整形外科の手術はまともな病院ならクリーンルーム(無菌室)のある手術室で行います。その部屋がなければ厳重に感染に注意して行わなければいけません。 ましてや手術の際は手洗いを厳重にし滅菌された器具や手袋を使用しますので通常は手術で感染なんてことはどの病気の手術でもありえません。 手術で感染なんて現代医療では考えられません。 考えられることは、その病院の感染対策の不足、清潔不潔の概念の欠如、医療過誤です。 病院を変えたほうがいいので転院を勧めます。