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『環境にやさしい』の真意とは?

よく『地球に優しい』『環境にやさしい』というようなフレーズがありますよね?車なら廃棄ガスが少ない、プラスチックであれば土に還るとかは結構よく聞く話なのですが、本当にそうなのでしょうか? 植物由来のプラスチックを例にとると、確かに廃棄する際は水と二酸化炭素に分解するでしょうが、実際は植物からプラスチックに加工するまでにエネルギーを膨大に使うであろうし、使用可能な性能を出すためにいろんな化学修飾(処理)をすると考えられます。これらの過程で二酸化炭素はどんどん排出されるわけです。車に至っても、熱力学の法則から考えると、絶対に廃棄ガスをゼロにはできないわけです。 『環境にやさしい』ではなくて『環境低負荷』という言葉がまだましな気がするんですけど・・。環境に本当にやさしくしようとするならば、人間は文明活動をやめなきゃいけないのでは?と思います。皆さんはどう思いますか? 長々と長文になってすみません。

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  • thorium90
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回答No.6

私は「環境にやさしい」。 と言うキャッチフレーズで売っている物は実のない物に付加価値をつけようとしている無駄なあがき。と捉えています。 自信のなさの現われとも思います。 最近では「この袋は燃やしてもダイオキシンは発生いたしません」と言うのもあります。 お笑い表示です。意味無しです。 人間の非自然的な活動は本来の自然に対しては全てやさしくありません。

htomo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 thorium90の最後に述べている言葉が最終的な結論だとわたしも思います。

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その他の回答 (10)

回答No.11

大抵のことは、既にコメントされているようですね。 こういう議論をする時には、LCA(ライフサイクルアセスメント)という概念を押さえておくと、理解する手助けになると思いますよ。 >人間は文明活動をやめなきゃいけないのでは? ん~、人は生活レベルを下げるのに多大な苦痛を伴いますからねぇ。。。正しい知識を身につけて、できる範囲で環境について考え、実行するというのが最も現実的だと思います。

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回答No.10

htomoさんの言うとおりだと思います。地球にやさしいなどと各企業はしきりに言っていますが、それは表向きで本質的な解決には、ほとんどがつながっていないのが現実です。自動車の廃棄ガズ問題などはスウェーデンなどと比べると遅れています、スウェーデンなどでは化学燃料を使わず植物燃料である、エタノールやバイオガズを使うよう国で薦めています、日本は自動車産業が活発な割りに環境に対する配慮が低いと思っています。

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  • meer
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回答No.9

#7さんも仰る通り、地球に優しい、地球環境に優しいというのは言葉の前に「人間の住む」が必ず入ります。我々人間が快適に暮らすために、その環境を汚染しない事が求められているので文明活動をやめてしまっては反って「人間の環境に優しく」ありません。 ちなみに、「人間にとって」という前置きを取っ払ってしまうと、この言葉には実態がなくなってしまいます。 地球はいくら汚れようが紫外線等で生物が死滅しようが存在は普遍ですし、生物にとってみても川が富栄養化したところでプランクトンは繁殖しやすくなります(逆にそのせいで死ぬ生き物もいますが)し、二酸化炭素が増えれば植物の栄養も増えます。バランスが崩れてもそのバランスの中で増える者は増え、減るものは減るのです。

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  • Antithese
  • ベストアンサー率33% (202/606)
回答No.8

 おっしゃるとおり、生産段階など全て考えると必ずしも「地球にやさし」くなるとは限りません。  クールビズなどで空調の温度を緩和するなど、エネルギー消費を減らす工夫は「地球にやさしい」と言っていいかも知れませんが、中には詭弁でしかない(余計に環境負荷が高くなる)ものもあります。  人間の経済活動には環境破壊がつきものです。何もしないでいればどんどん環境は悪くなってしまうでしょう。確かに現在のエコ技術やグッズは実用的でないものが多いかも知れません。だからといって何もしなければそういった技術も育ちません。  エコ技術やグッズを開発しつつ、htomoさんのように疑いの目を持ってチェックすることで、将来本当に有効な技術が開発されればいいのではないかと思います。  希望的観測過ぎるかもしれませんが、今はそういう意味で過渡期と言えるのではないでしょうか。

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  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.7

まず言われている「優しい」の対象は、「人間にとって心地よい」と言う前置詞がついたものです。 一般の動植物は周囲の環境に順応して、寒冷地では動物は毛足が長くなったり、植物は針葉樹の様に短い日照に合わせた形態を採るなど、その状況に合わせた進化を行います。 ところが人間は生活する従来の周辺自然環境を変更し、その為に発生する「環境破壊」の派生変化と対峙し続けなければならない結果を招いています。 古代文明発生の地が荒地になっているのはその結果で、地球自体が生物の様に生態系として復元機能を持っている証左でもあります。 従って少なくとも地球に優しいと言う言葉ほど、人間の独善性と身の程知らずを表したものは無い気がします。 但し、人間として自己の生存のため自助努力をする必要はあり、表現はどうあれ「良い方向と思う」方向で技術開発が行われています。 「環境対策」に関しては、Well to Wheel (油田から車輪迄)と言うインフラ投資を含むシステム全体の評価が必要ですが、それによればハイブリッドを含む既存のシステム以外の、燃料電池車等の「新技術」は実用上まだ「効果」を出せるレベルに達していません。

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回答No.5

もちろん、「ちきゅうにやさしい」というのは、「従来の製品等に比べて、地球環境に対する影響が小さい」あるいは、「そのように配慮している」という意味にすぎません。 もちろん、その言い回しのせいで、誤解する人がいるのは確かです。「ハイブリッド車は環境にやさしいそうだから、たくさん乗らなくちゃ」なんて人も確かにいます。ですが、そういう人は決して多数ではありません。大方の人は、「比較的」であることを理解した上で使用しているし、これは単に言葉の問題でしかありません。 たとえば、「あのひとは奥さんに優しい」といったところで、それは世間一般に比べて、の意味でしかないことは常識です。 地球環境に負荷が少しでもあれば「環境にやさしいとはいえない」とするならば、「炊事洗濯は手の空いているときはするけれど、仕事が忙しいときはやらないからやさしいとはいえない」とか、「料理が下手で任せられないから、やさしい旦那さんじゃない」と、いうことになり、この世には「奥さんに優しい旦那さん」なんてほとんどいなくなってしまいます。 環境問題を語るとき、どういうわけかそういう重箱の隅を突っつくようなことを言う人が多いのですが、あまり建設的なことではないと思います。私自身、いろいろと思うところはありますが、「語彙」はできるだけ好意的に解釈するのが、どんな活動を進める上でも重要と思います。

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noname#210617
noname#210617
回答No.4

人間:人類もまた、自然環境の一部です。 ということは、人類の活動も自然の一部なわけですから、その結果、視線環境が変化する、というのも自然なことではあるのです。 人類が栄える以上、戦争はなくならないし、自然環境は人類を滅亡させる方向に変化する。 だから、あるがままにまかせていい、とは言いませんが。 >『地球に優しい』『環境にやさしい』というようなフレーズ は、『美しい国』という言葉と同様に胡散くさいですよね。 「天然由来のトリカブト」ってのはどうよ、といつも思います。 結局その胡散くささは「金儲け」のための言葉にすぎないからだと思います。 自分の懐に入ってくるお金と出て行くお金でしか、物事が測れないということです。環境コストという概念もありますが、結局、自分の懐は痛まないと思うのですね。 結局、私も含めて殆どの人は、今日明日のことしか考えられない。 在るがままに、成る様になる、というのが自然なんだということなのではないでしょうか。

htomo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 全くその通りだと思います。近年、環境にやさしい社会を作り、よりよい環境を子や孫に残そうというようなフレーズもありますが、やっていることは全くその逆なのではないかという疑いすら覚えることがあります。

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  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.3

 これはなかなかよいご質問です。一般に使われている『環境にやさしい』という言葉は非常に短絡的な意味で用いられていることが多く、それを忠実に守って生活していても環境がよくなるかどうかは全く不明なのです。  たとえば、太陽電池で発電する装置を屋根につけるのは環境に優しいとよく言われます。でもそれは設置した後は確かに優しいのですが、シリコン電池やその他の制御装置を作るのに大変なコストがかかり、その償却費を入れると電力会社の電力よりかなり高めになるのであまり普及しないのです。コストが高いということはその製造に当たってかなり環境にやさしくないことをしたという証拠でもあるわけで、この装置を日本人がみんなつけたとしても、CO2をトータル的に減らしたことにはならないおそれがあるのです。その装置は当然耐用年数がありますから、それの更新の度にドカン、ドカンと環境にやさしくないことをしているとすれば何をしているのか分からないことになりますね。  世の中そうそううまいことはないというのが本当のところではないでしょうか。

htomo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 よく最終製品(ユーザーが使用する状態)では低エネルギーで環境に負荷を与えないと結論だけが先に出てきて、それまでの過程が全く議論されないのはやはりおかしいと思います。

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  • tateisu
  • ベストアンサー率26% (41/152)
回答No.2

お初です。 このままの傾向で環境変化が続くと行き着く先が予想できるので エコな働きかけをしているわけですが。 ただ、今日明日に困る問題ではなく・・・ という前置きは多々あるのでしません。 自分を含む多くの人は、予想される数世代先の危機に消極的です。 夏休みの宿題やらずに楽しく過ごすが如くです。 きっとこの先もたいした取り組みはしないでしょう。 その時が訪れるまで。 ちになみに。 人類が原因とされる急激な環境変化(自然破壊)も、 実は自然現象の一部だと思えませんか? 天敵の居ない人類の天敵は人類自身。うまく出来てますね。 今のところ天敵優勢。 以上でした

htomo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに現在の地球上における食物連鎖の頂点は人間でしょう。人間の天敵は人間自身でしかないというtateisuの意見には同感です。 だから、人間は戦争をするのかもしれないですね。

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  • powerup504
  • ベストアンサー率16% (218/1313)
回答No.1

こんにちは。 >環境に本当にやさしくしようとするならば、人間は文明活動をやめなきゃいけないのでは? それも一理あるでしょうね。 ただ、それでは人間ではなくなりそうな気も致します。 最近は『地球に優しい』なんて言葉をよく耳にしますが、台所洗剤一つ例にとっても、あれだけ強力に油を落とす物が生活雑排水として家庭から排出されている事は恐ろしいですね。

htomo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 powerup504がいわれている『人間ではなくなりそう』は、さらに正確に言うと『現代人ではなくなりそう』ということでしょうね。 洗剤に関しては生分解性があるとは言え、強力な界面活性剤が本当に自然のなかで分解されているのかどうか怪しいものです。

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