もともとは海外のホテルで、ホテルの格や設備の充実度を表すランクの象徴として、星の数で表していたようです。
ただ、そのランクもなにかの世界共通の団体や組織が規格化しているわけでもありませんし、ランキングをする本や雑誌なども民間レベルがほとんどで、各ホテルが目指す心地よさ、サービス、設備も異なります。
ですので、そのホテルの利用者や評定家(専門家など)の意見を総合してつけられていたもので、おおよそのめぼしとして5星を頂点にランク分けされていました。
しかし世界のコンセンサスとして、5つ星といえば最高級であり、ほしいと思う設備やレストランが整っていたり、コンシェルジュなどを通して、望むサービスや手配を依頼できるなど、そのホテルとしてクリアすべきレベルというのがあるもの事実です。
実際には、最近豊かになってきたアラブ系のホテルなどは7つ星を自前で公表したりなど、さらに上を目指している部分もあります。日本人がよく思うような、国とかどこかの団体など基準づくりの組織がまずあり、そのランク付けに従う見方で判断してしまうと、この星のシステムは理解できないと思います。
日本ではこの5つ星にあたりのは、東京では帝國ホテルくらいじゃないでしょうか。
(もちろん日本の5つ星と海外のそれが、まったくイコールである必要もないのですが)
しかし、基準がないので、ニューオータニが5つ星といおうと自由です。昔ビートルズ来日時に宿泊したキャピタル東急ホテルもたしか5つ星ですが、いまの建築物からすると、窓サッシなど古めかしく、老朽化が進んでわたしには5つ星という感じがしませんでした。
とおもっていたら、11月で一度クローズし、再開発計画とともに高層ビルに建て直すようです。
お礼
みなさんありがとうございます。 5つ☆ホテルはココ!ってはっきりきまってるわけじゃないんですね。 参考になりました。 ありがとうございました。