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「新都心」「副都心」て何ですのん?
東京の方に、「新都心」とか「副都心」とかの名前を使った 何かがあると聞いたんですけど、 一体、それて何ですのん!? 建物の名前ですか? テーマパークですか? 広域地名ですか? ブランド名ですか? 再開発地域名ですか? ほんで、それらはどこ(都市名)にありますのん? ひょっとして、東京特別区内を「都心」と呼ぶようになって 周囲の都市が東京ブランドを手にしようと名乗ったものなんかな? もしそないなことやったら、悲しいなあ。 手取り足取り、教えとくなはれ。
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「新都心」についてコメントしていませんでしたので、一言追加させてもらいます。 「副都心」というものが、従来の都心である丸の内・大手町に対して計画的に誘導されたエリアであることは先に書きましたが、「新都心」というのは東京都の副都心計画とは関連は基本的にありません。 埼玉のケースも千葉(幕張)のケースも、それぞれの県の中で独自に「新しい都心」を作ろうという計画のなかでつけられた名前です。行政の計画ですから、その県の計画のなかで整合性がとれていれば、名前は別に何でもいいのだと思います。 (横浜の場合はMM21=みなとみらい21と呼ばれているので新都心とは呼ばれませんね。確か計画の一番最初、名前がつくまでは港湾部新都心開発計画とか何とか呼んでいたように記憶していますが、定かではありません) 「副都心」と「新都心」の違いをあえて言えば、東京は従来の都心と副都心群との間で、機能を割り振ることで独自性を出しながら、都全体としてバランスのとれた発展をさせよう、ということで計画されたわけで、東京都内での機能整理の意味があります。 これに対して、周辺県の新都心構想というのは、そもそも東京に集中する業務機能を奪おう(要するにオフィスを東京から引き抜く)という目論見がありましたから、その気持ちが名前に出ているのでしょう。 バブル以前には、東京に業務機能が集中しすぎてオフィス賃料が青天井化する一方で、住宅難で通勤時間がどんどん延びていました。千葉や埼玉は、新都心をぶちあげることで、県内の土地利用を近代化する(要するに塩漬けになった埋立地=幕張や、鉄道ヤードの跡地開発=大宮を機能更新する)と同時に、オフィスを誘致して、「埼玉都民」とか「千葉都民」などと呼ばれるサラリーマンを自県内で就業させることを狙ったのです。もちろん本社が立地すれば事業税、そうでなくても固定資産税や従業員による消費が期待できることも大きな要因ですね。
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「副都心」というのは、東京都の都市計画のなかに位置付けられている地域名です。 昭和30年後半頃から、大手町・丸ノ内に集中している業務機能を分散させて、東京の均衡ある発展を促進させていこうという目的のもとに制定されたものです。 首都圏基本計画とか首都改造計画、東京都長期計画といった国および都レベルの長期計画のなかで具体的に地域が選ばれています。 現在では副都心に選定されているのは、 新宿副都心、渋谷副都心、池袋副都心、上野・浅草副都心、錦糸町・亀戸副都心、大崎副都心、臨海副都心の7地域です。(もちろん臨海副都心は最後に加えられたもの)。 この7つのなかで商業・業務機能中心の副都心だとか、文化・商業中心の副都心といった具体的な機能すみわけの方向性も示されています。 最近の計画では多摩地区へ機能重心を移していくことが明確にされていますが、副都心としては位置付けられていません。 副都心の先行事例はもちろん新宿ですが、トップバッターとして副都心のイメージを明確にするため、建物の容積率(敷地面積に対する床面積の割合)を大幅に緩和して高層ビル建築を誘導したり、特定街区などといって建物だけで建築基準をうんぬんするのでなくてエリア全体のバランスを勘案する制度など、いろいろな都市計画の優遇・誘導政策がとられました。
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なるほろ。経済特別区域みたいなもんですか…。 昭和30年後半からというと、随分と昔ですね。 そのころからすでに一極集中していたのでしょうか。 それに、「もちろん」と言われても、わたいは全然わかりません。 東京の地名や地理もわからないのです。 それにしても、副都心、多いですね。7つですか。 「都心」大手町・丸ノ内 「副都心」新宿、渋谷、池袋、上野・浅草、錦糸町・亀戸、大崎、臨海 「新都心」さいたま、千葉幕張 横浜は新都心ではないんですね。 副都心はだいたいわかったんですけど、新都心というのがまだわかりません。 自分の所にも誘致したかっただけなのでしょうか? 東京と相談して、分散させようということになったのでしょうか? もう少し、回答を待ってみます。
- tomochan25
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僕が子供の頃(昭和40年代)小学校の社会の時間で、渋谷、新宿、池袋が副都心だって習いました。感覚的には郊外から都心への玄関口、乗り換え駅というイメージがありますが、上野とか品川は副都心とは言いませんねえ。そのころの東京は今みたいに山手線内側が全て一体化している都市ではなかったんでしょうね。皇居を中心とした都心に対する名称なんだと思いますが、今は新宿に限らず副都心という言い方はもうあまり使わないんじゃないのかなあ・・・
お礼
ふむふむ。 今は副都心とは言わないのですか…。 なんか都心部ではすでに当たり前になってるみたいですね。 その分、外側のさいたまとか千葉とかに新都心ができているんですね。
- ubon
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ひとつの地域名ですな。 普通に都心といえばオフィス街の大手町から丸の内、日比谷、虎ノ門、官庁街の霞ヶ関やら永田町やらってなあたりです。で、ここらがまあ、過密になってきたってこともあって、オフィス街とか官庁街を分散させよう、ってな構想が、昭和30年代くらいから出てきたんですかね。 最初は新宿副都心ですね。新宿駅の西のほうに淀橋浄水場というおおきな浄水場があったところを埋め立てて、超高層ビル街を作ったのが始まりです。都庁が有楽町(いまは巨大赤字に苦しむなんちゃらフォーラムとかいう馬鹿でかいハコモノが建ってます)から移ってきたりもしました。 そんな具合にして首都圏近辺、あっちゃこっちゃに高層ビルをぶったててオフィス街を分散させよう、ってなことが何箇所かで行われてまして、臨海副都心(お台場とかフジテレビ近辺)、幕張新都心(メッセのあるところ。千葉でも都心とは(^^;)、さいたま新都心(国鉄の貨物操車場の跡地。浦和与野大宮でも都心かい!)なんてのも出来ました。 他に新都心とか副都心とまでは言わなくても超高層ビルによるオフィス街の形成が行われているのは汐留、品川、天王洲、千葉と多摩の両ニュータウン、横浜のみなとみらいなんてところがありますね。地価が安くて職住接近ならよかろう、ってなことで、バブルの頃にぼこぼこと計画されたような感じがあります。 しかし、いまやバブルははじけ、オフィスに余裕が出来たこともあるのか、かえって都心でビルの高層化が進んで来ているようです。やっぱり首都圏の中心にあるし、交通は便利だし、いろんな企業や官庁に近いほうが企業活動も便利ですし。 遷都論もいまだに根強いようですが、まぁ今の日本の社会が一度ぶち壊れでもしない限り、失敗するのが落ちではないかと思いますねぇ。
お礼
特別区内でも、いろいろとあるんですねえ。 「都心」もだいたいわかりました。 でも、分散させるのんやったら、分散遷都やと思いますけどね。ほんま。
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「新都心・副都心を作るな」 ご参考まで。
お礼
さっそくの回答、おおきにでやんす。 こんなサイトもあるんですねえ。
お礼
なるほろ! ようわかりましたわ。(^u^ 丁寧に、ありがとうございます!