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自転車車輪のなじみ取り
自転車の車輪を組む時に、なじみ取りという工程をいれると良いと言いますが、実際になじみ取りをするには、どういった方法があるのでしょうか?足でスポークを踏むというのはよく聞きますが、それ以外にも有効、効果的な方法を知っている方がいましたらお教えください。
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「なじみ取り」というのは、振れ取り・ホイール組みのときにスポークのねじれを取りなじませることを指しているんですよね?もし私の勘違いでしたらごめんなさい。 念のため、基本的なところから書かせていただきます。「そんなこと知ってるよ」って場合は読み飛ばしてください。 スポークテンションがある程度まで上がると、自転車のスポークは見たとおりチャチなので、ニップルを回してもスポークごとねじれてしまいます。例えば、あるニップルを180度締めても、その際にスポークが90度ねじれたら、ニップルスポークに対して90度しか回転していません。つまり、1/4ピッチ(ピッチ=ねじが1回転で進む長さ)しかスポークが短くなっていません。しかし、そのスポークのテンションがなんらかの作用で一瞬でも緩むと、スポーク・ニップルの間の摩擦が小さくなり、スポークがねじれていた分回って、さらに1/4ピッチ分短くなります。 このため、スポークのねじれを取らずにホイールを取り付けて走り出すと、ねじれたスポークが回る音がパキパキ鳴って、あっという間に振れ振れのホイールになってしまいます。 これを防ぐために、「なじみを出す」(という言葉を私は使ってます)訳です。 方法としては、2つ知っています。いずれもプロショップの方が実際に使用している方法です。 1.ホイールを振取台から外し、床に垂直に立て、ホイールを縦に潰すようにえいやっと体重をかけます。普通に体重をかけるだけじゃ不足なので、勢いをつけて思いっきりやってください。さらにリムを持つ位置を1/8周くらいずつ変えて同じ事を繰り返し、ホイールが1周するまでやります。 2.ホイールを床に置いて、ハブシャフトを支点にリム両端を持ち、床に押し付けるようにしてわずかにホイールをたわませます。さすがにこれは全体重をかけるとホイールが壊れかねませんので、力を加減してください。これも1と同様に少しずつ持つ位置を変えながらホイールを1周させ、裏面も同様にやります。 いずれの方法でも、ねじれたスポークが回る「パキ、パキ」という音がします。 組み始めてすぐの、まだスポークがねじれないほどテンションが低いうちはやる必要はないですが、ある程度テンションが上がってきたら、だいたい振れを取る→センターを見る→なじみを出す→再び振取・・・と、何度もこのサイクルを繰り返します。いちいち台からホイールを外すのは面倒ですが、これをこまめにやらないと、せっかく振れを取ったつもりだったのに、また振れてしまいます。これは組むときだけでなく、振取の場合も同様です。 いずれの方法でも、完全にねじれを取ることはできず、組み上がったホイールを履いて走り始めると、若干パキッという音が聞こえてきます。ある程度走って完全になじみが出たら、もう一度振れを見て、振れているようならばまた振れ取りします。 私の文章力のためにかなりわかりづらい説明になってしまいました。申し訳ありません。不明な点があったら補足質問を願います。
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- yoko1mgs
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おはこんばんにちは、 当方、なじみ取りは分かりませんが、 振れ取りならやりますよ、縦振れと横振れを見ます(振れ取り台使用) 調整はニップルを回して行います。 足でスポークを踏む事もします。 後、しばらく乗ったら、まし締めをし、さらに振れ取り。 オンロードレース専用ならスポーク交差部を細い針金で縛り 更に半田付けを(レース規定を読んで確認してください) やったりしていた人がいました。
お礼
やはり足で踏むほかには、効果的に出来るのはないんでしょうか?? 回答どうもありがとうございました。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 2の方法は私もやっていましたが、1の方法はやったことがありませんでした。なるほどなるほど。基本的なことから書いていただきたいへん参考になりました。1の方法も今度やってみたいと思います。ありがとうございました!